将来困らない英語力を身に付ける方法 詳しくみてみる

ボストン旅行ガイド|子連れ観光・名物グルメを楽しむモデルコース

※ 広告が含まれる場合があります。

ボストン旅行ガイド|1泊2日モデルコース

「ボストンでおすすめの観光スポットは?」
「美味しいグルメを堪能できるレストランは?」
「子連れで楽しめるモデルコースを知りたい。」

マサチューセッツ州のボストンは、アメリカ合衆国の独立の歴史に深く根ざした街として知られています。

アメリカ合衆国建国の際に重要な役割を果たしたボストン茶会事件や、歴史的なフリーダムトレイルなど、数々の歴史的な名所があります。

ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)など、世界的に評価される名門校があり、旅育の観点からも興味深い観光ができます。

先日、10日間のアメリカ東海岸旅行の一部でボストン観光をしてきました。

今回のブログ記事では、ボストン旅行の完全攻略ガイドをまとめました。

  • ボストンの基本情報(交通手段・治安など)
  • ボストン観光1泊2日のモデルコース
  • 絶品名物料理が食べらえるレストラン など

このような情報を、わが家の旅行記とあわせてご紹介します。

きら

ボストンはシーフードが最高でした!

広告
ブログ記事の内容

ボストンの基本情報ガイド

ボストン観光|サウスステーション

まずは、ボストン旅行に行く前に知っておくと良いことを簡単にご紹介します。

ボストンへの行き方・アクセス方法は?

ボストン空港へはアメリカ主要都市からの直行便に加え、日本・成田空港からもJALの直行便も出ています。

各飛行時間は以下の通りです。

  • 日本(成田)からボストン: 約12時間50分
  • デトロイトからボストン: 約1時間50分
  • ニューヨークからボストン: 約1時間20分
  • シカゴからボストン: 約2時間20分
  • シアトルからボストン: 約5時間30分
  • ロサンゼルスからボストン:約5時間30分
  • ホノルルからボストン: 約9時間45分

その他、アムトラック(長距離列車)も通っています。

わが家もボストン⇒ニュヨークの移動時にアムトラックを利用しました。

値段は飛行機と比べるとかなり安価。時間は4時間ほどかかりましたが、快適でした。

アムトラックは全米をつなぐ列車。走っていない州はアラスカ、サウスダコタ、ワイオミング、ハワイの4州のみ。

ボストン市内の移動手段は?

ボストン市内には、地下鉄・バス・ミューターレイル(電車)・フェリーといった様々な移動手段があります。

バスの交通網も発達しており、アメリカでは珍しく、車なしでも観光がしやすい街です。

各公共交通機関の料金の支払いは、交通系ICカード「チャーリーカード」を使用します。

ボストン・チャーリーカード
画像参照:https://www.mbta.com/fares/subway-fares

日本のSuicaやPasmoと同じ扱いで、事前に一定の金額をチャージしておくことができます。

チャーリーカードは、地下鉄の駅や一部のバス停で販売されています。

料金は以下の通り。

ボストン観光|地下鉄の値段

11歳以下の子供は無料です。保護者と一緒にゲートを通ればOK!

新規カード代もかかりません。

地下鉄の路線図はこちらです。

ボストン観光|地下鉄の路線図
画像参照:https://www.mbta.com/schedules/subway

ボストンの治安はどう?

ボストンは学生が多く、治安は比較的安定していると言われています。

私も、ダウンタウンやサウスステーション付近を歩いたり、地下鉄に乗ったりしましたが、全く危ない思いはしませんでした。

不審者・浮浪者も少なく、街全体は落ち着いた雰囲気でした。

ただし、以下の危険なエリアには不必要に近づかない方が良いです。

  • ドーチェスター
  • マッタパン
  • ロックスベリー

日本国領事館によると、この三か所は、ボストンで最も治安が悪く、殺人等の凶悪犯罪が日常的に発生している危険地域。(ボストン市内で発生する殺人事件の約6割は、この地域で発生しています。)

危険地域を避け、夜間の外出は極力避ければ、犯罪に巻き込まれるリスクはグンと減ります。

ボストン観光・1泊2日モデルコース

ボストン観光は、時間の関係上、1泊2日(厳密に言うと丸一日)しかとることができませんでした。

その中で、歴史的な観光スポット、有名大学、名物グルメを盛りっと堪能できるように考えて、周遊コースを考えました。

我ながら、うまくプランニングできたので、一日観光のモデルコースとしてご紹介します。

ボストン空港から市内へは無料バスで

早朝の便で、ボストン空港(ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港)に到着。

Delta国内線を使ったので、TerminalAに着きました。

ここから市内までは、空港バス・Silver Line(シルバーライン)が無料で運行しています。

ボストン空港から市街地までの無料交通手段(バス)
参照:https://www.mbta.com/destinations/logan-airport

Terminal Aが始発だったため、座って乗車することできましたが、その後どんどん人が入ってきて、結構混雑していました。

この日は、ダウンタウンのハイアット・リージェンシー・ボストンに宿泊する予定だったので、終点のSouth Stationで下車しました。

空港バスは10~20分置きくらい(日本と違い適当)に運行しており、約30分くらいの乗車。

ホテルまでは徒歩10分ほど。スーツケースをガタガタさせながら、歩いてホテルに到着。

子供たちも大きくなってきたので、この旅ではできる限り「公共交通機関+徒歩」を心がけていました。

Uberやタクシーは楽で早いけど、その分費用もかかります。甘やかしすぎもよくないので、親子で頑張りました(笑)

朝9時前の到着だったのにも関わらず、何とチェックインできました。さすが、ハイアット。

ボストンコモン(公園)

ボストン観光|ボストンコモン・フリーダムトレイルビジターセンター

ボストンコモンは、ボストン市内最大の公園で、フリーダムトレイルの出発地点になっています。

フリーダムトレイルとは?

ボストンのフリーダムトレイル(Freedom Trail)とは、ボストン市内の歴史的な場所を結ぶ約4キロメートルの観光コースです。

全部で1時間半くらいで歩けます。

アメリカ合衆国の独立の歴史に深く関わる場所や重要な歴史的建造物が多くみられるトレイルです。

午後から、フリーダムトレイルを歩く予定をしていたため、ビジターセンターで地図付きの冊子を購入。

この冊子を見ながら、ボストンの歴史についてセルフツアー形式で学びます。

公園内には、地下鉄のPark Streetという駅があり、Red Lineに乗って次の目的地、ハーバード大学に向かいます。

わが家の子供たちは12歳と8歳。

次男くんは無料で乗車できたので、チャーリーカード(ICカード)券売機で3枚作り、往復分の金額をチャージしておきました。

ボストンの地下鉄は乗車時のみにICカードをタッチし、降車時はゲートを通過するだけです。

ハーバード大学

ボストン観光|ハーバード大学キャンパス風景

Park Street駅からHarvard Square駅までは約15分。

駅から出てすぐにハーバード大学があります。敷地内を自由に見学。

ボストン観光|ハーバード大学の校舎

さすが、全米屈指の優秀な大学。行き交う学生さんも賢そうな雰囲気でした。

足に触れると「幸運が訪れる」とか「頭がよくなる」というジョン・ハーバードの像。

ボストン観光|ジョン・ハーバードの像

確かに、足だけやたらとピカピカしていました。

像には『JOHN HARVARD FOUNDER(=創設者)』と書かれていますが、本来は学校を作ったのではなく寄付をした人。

しかも、像のモデルは本人ではなく、当時の学生さんらしい。

何が本当かよく分かないけど、とりあえず像の足はいっぱい触れてきました。

頭がよくなるというジンクスを信じ、子供たちは半ば強制(笑)

学生さんによるハーバード大学キャンパスツアーも開催されています。

ハーバード大学生協

ボストン観光|ハーバード大学生協の入口

オープンの10時に合わせて、ハーバード大学の生協へ入店。

夫のお腹の調子が…ということで、3階のトイレに駆け込みました。

ハーバード大学付近は、自由に使えるトイレが少ないです。

生協は、大学グッズ併設の本屋さんという位置づけ。

ボストン観光|ハーバード大学生協の店内

ハーバードグッズを選びがちだけど、子供向けの絵本やチャプターブックもたくさんあるので、日本からの観光にきた方はぜひお土産に。

ハーバード大学周辺の散策後、地下鉄Red LineでSouth Stationに戻りました。

時間があれば、MIT(マサチューセッツ工科大学)見学もおすすめ!

わが家は、大学生協が臨時休業になっていたため、行きませんでした。

同じRed Lineで、最寄りまで行けます。

これまで開発してきたロボットなど100万点を超えるコレクションが展示されているMIT博物館も必見。

ボストン名物ロブスターロール

ボストンのレストラン|ジェームスフックの外観

ボストンの名物、ロブスターロールは絶対に食べる!とかなり入念にリサーチしました。

夜は少しオシャレなシーフードレストランに行く予定をしていたので、ランチはカジュアルな雰囲気の「James Hook &Co(ジェームス・フック)」にしました。

11時過ぎに到着。

ボストンのレストラン|ジェームスフック

フレッシュなお魚さんたちが売られています。ロブスターもこのサイズ。

ボストングルメ|ロブスター

外にテラス席があります。注文後、できたらお店の人が運んできてくれます。

  • Large Lobster Roll with mayo $34.99
  • Large Crab Roll $31.99
  • New England Clam Chowda $9.99
  • Lobsta Bisque $9.99

これらを注文。チップ込で100ドルくらい

ロブスターロールと言いつつ、クラブロールがかなり美味しかったです。

ボストンのレストラン|ジェームスフックのロブスターロール

ここ、本当にオススメ。

他のお店のロブスターロールよりも、ボリュームがありコスパもよかったです。

ロブスターロールは、冷たいMayo(マヨネーズ)と暖かいButterタイプがあるそうです。

Butterは濃厚過ぎるという口コミを見たので、Mayoにしました。

ボストン茶会事件船と博物館

ボストン観光|ボストン茶会事件博物館

お腹もいっぱいになり、歴史的なお勉強をしようと「ボストン茶会事件船と博物館」へ行きました。

オンラインでも購入できますが、当日券をボックスオフィスで購入。

12時前に到着し、12時15分のガイドツアーに入ることができました。

ボストン茶会事件博物館では、ボストン茶会事件の再現が行われています。

ボストン観光|ボストン茶会事件博物館

実際の舞台セットの中、一人一人役を割り当てられ、茶会事件当時の体験ができます。

その際に、役者の方に「どこから来たの?」と言った質問もされました。

アメリカ全土だけでなく、ヨーロッパからのお客さんも多数。イギリスから来たと言った方はちょっと気まずそう(笑)

ボストン観光|ボストン茶会事件博物館の舞台

希望者には、英語でセリフを言うシーンもあります。

わが家が訪れたときは、小学生くらいの兄妹が立候補していました。

また、船に乗って、お茶を海に投げる体験もできます。

ボストン観光|ボストン茶会事件博物館でお茶を投げる

ツアー自体は少しお勉強要素が強く、次男くんは半分寝ていましたが…(笑)お茶を海に投げ込むところだけはやる気満々でした。

体験型の博物館は、なかなか興味深い経験になりました。

歴史的な用語も多く、英語は少し難しめなので、「ボストン茶会事件」について、しっかりと予習をしていくことをおすすめします。

フリーダムトレイル

ボストン観光|フリーダムトレイル

朝一、ボストンコモンでフリーダムトレイルの冊子(地図付き)をゲットしておいたので、それを元にお散歩開始。

ボストン観光|フリーダムトレイルの赤いレンガ

このように、赤いレンガの道が続いています。これに沿って歩いていきます。

ただ道を歩くだけでなく、こういうガイドがあるだけで、子供の食い付きも全然違いますよね。

全体の地図はこちら。

フリーダムトレイルの地図
https://www.thefreedomtrail.org/visit/maps

クインシーマーケット

ボストン観光|フリーダムトレイル・ファニュエルホール

フリーダムトレイルの一つにファニュエルホールがあります。

ファニュエルホールは、クインシーマーケット、サウスマーケット、ノースマーケットの3つの建物から成り立っているモールのようなもの。

ファニュエルホールは、National Historical Parkなので、ビジターセンターがあります。

残念ながら、毎日レンジャーがいる訳ではありませんが、ジュニアレンジャーのアクティビティもできます。

営業時間などは、こちらの公式ページからご確認ください。

ジュニアレンジャーとは?

5~12歳の子どもたちは、ジュニアレンジャープログラムへの参加が可能です。

Explore・Learn・Protect(探索・学習・保護)をテーマに、アクティビティをと通して、国立公園について学べるようになっています。

レンジャーから冊子をもらい、アクティビティを終えることでバッジをもらうことができます。

一般的に参加費は無料です。

クインシーマーケットはフードコートになっており、新鮮なシーフードを食べることができます。

ボストングルメ|クラムチャウダー

クラムチャウダーが大好きなわが家。

モントレーのときのように、食べ比べをやってみました。

食べ比べをしたのは、Boston ChowdaとBoston & Maine Fish Coの2店舗。

ボストングルメ|クラムチャウダーの食べ比べ

どちらも美味しかったけどBoston Chawdaの方が好みだったかな。

ロブスターロールの価格帯もちゃんとしたレストランで食べるよりも安めです。

クインシーマーケットで休憩したあとは、またフリーダムトレイルを散策。

全16か所のうち13か所を制覇。オールド・ノースチャーチまで行き、ホテルがあるダウンタウン方面に戻りました。

ボストンコモン⇔オールド・ノースチャーチ間の所要時間は、片道1時間くらいでした。

リーガルシーフードで夕食

ボストンのレストラン|リーガルシーフード外観

ホテルから徒歩3分の位置には、ボストンで有名な「リーガルシーフード」というレストランがあります。

夕方5時だったら予約なしでも大丈夫かなと思っていたら、テーブル席は予約でいっぱい。

カウンター席のみに何とか滑り込みました。

おやつにクラムチャウダーを食べてしまったので、夕食は軽め。

ボストンのレストラン|リーガルシーフードの料理

でも、チョッピーノがあったらとりあえず頼んでしまう(笑)

そしてザイオンで食べたサラダみたいのも。グリルサーモンがトッピングされていました。(←これ、真似してみよう!)

値段はそれなりにすると覚悟していましたが、キッズメニューがお手頃で、思ったよりも安く抑えられました。

チップ・タックス込みで100ドルくらい。

ロブスターが丸ごと食べられるメニューもあったよ!

ハイアット・リージェンシーに宿泊

ボストンのホテル|ハイアットリージェンシーの部屋

早朝からもう歩けないくらい歩いたので、この日は早めに就寝。9時くらいに既に家族全員、夢の中でした。

ハイアット・リージェンシー・ボストンは、すごく快適。(Hotels.comの口コミ評価が「素晴らしい!」)

地下鉄の駅に近く、周囲にレストランも充実していたので、小さいお子さんがいる家庭にもおすすめです。

Tatte Bakeryでテイクアウト

ボストンのグルメ|Tatteベーカリーのパン

次の日は、South Stationからアムトラックに乗ってニューヨークに移動。

旅のおともに、駅前のTatte Bakery & Cafeでパンを購入しました。

ボストンのグルメ|Tatteベーカリーの店内

クロワッサン系が多く、サクッとした食感が最高でした♡値段は1つ4ドルくらい。

サウスステーションからアムトラックでニューヨークへ

アムトラック(長距離列車)のチケットは既に購入済。

早期割引を使って、コーチ席が4人分で100ドルもかかりませんでした

一部を除き、自由席。ボストンが始発の便だったため、席にはかなり余裕がありました。

約4時間かけて、次の目的地ニューヨークに向かいます。

ボストン市内の観光スポット

ボストン市内には、他にも有名な観光スポットがあります。

  • ボストン美術館: 世界4大美術館のひとつとして知られている。
  • ビーコン ヒル: ボストらしいおしゃれな街並みが人気を集めている住宅街。中でもエーオンストリートが人気。
  • ボストン公共図書館: 1895年に建てられたアメリカ最古の公共図書館。観光客も利用できます。
  • トリニティ教会: アメリカ建築の傑作とも称されるロマネスク様式を反映した教会。
  • フェンウェイパーク: メジャーリーグ最古の球場。MLB・ボストン・レッド・ソックスの本拠地。

マサチューセッツ州(ボストン郊外)の観光スポット

時間が全然足りず、郊外まで辿り着くこともできませんでしが、マサチューセッツ州内には歴史的な観光スポットが多数あります。

観光日程の余裕があれば、この辺りにいきたかったです。

  • セイラム: 魔女狩り・魔女裁判で有名な観光スポット。
  • プリマス: ピルグリム・ファザーズ(巡礼始祖)を乗せたメイフラワー号が乗船した場所。
  • ケープコッド: ディズニーシーのモデルになっているリゾート地。有名なポテトチップスのパッケージにも使われています。

ボストン市内観光をしている人は多いけど、実は郊外も見どころが多いんですね。

ボストン出身のママ友には「セイラム」と「プリマス」は絶対!と言われたけど、行けず…。

日程的にあと1日ほしかった。

ボストン観光を子連れで楽しもう

ボストン観光|ボストン茶会事件博物館展示物

ボストンは、歴史と文化が息づく魅力的な街でした。

料理が期待できないアメリカで、名物料理のロブスターロールやクラムチャウダーが堪能できる貴重な地域

市内は地下鉄が通っており、車がなくても効率的に移動することができました。

美味しい料理、歴史が学べる観光スポット、有名大学のキャンパス見学など、ぜひボストンでしかできないことを楽しんできてくださいね。

▼ アメリカ・カナダ・メキシコ旅行記 ▼

ボストン旅行ガイド|1泊2日モデルコース

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
ブログ記事の内容