「旅のしおりを作りたい！」
「何を使って作ればいい？」
「オシャレなテンプレートはある？」
旅のしおりをご存知でしょうか。子供の頃、修学旅行などで配られたあの小冊子。
旅のしおりを活用することで、以下のメリットが得られます。
- 事前に観光ルートを決めておくことで、当日スムーズに動ける
- 持ち物リストで忘れ物が減る
- 計画段階からワクワクが味わえる
きらわが家は大きな旅行に行く際には、必ず旅のしおりを作っているよ！
今回のブログ記事では、無料テンプレートを使って、プロ級クオリティの旅のしおりを作る方法をご紹介します。
ぜひ、あなたの旅にお役立てください。
旅のしおりを無料テンプレートで作る方法
旅のしおりを作る方法は主に三通りあります。
Microsoftの無料テンプレート
まずは王道。マイクロソフトのパワーポイントを活用する方法。
マイクロソフトでは、無料で使えるテンプレートを無償提供しています。私も幾度となくお世話になっています。
中でも、RETRIP監修 のテンプレはかなりオシャレ。
A4二つ折り、マップ型、A5トラベラーズノートなど様々なサイズが用意されています。
沖縄旅行のときは、マイクロソフトのテンプレートをベースに作りました。
旅のしおりのアプリ・Webサービス
旅のしおりが作れる無料のWebサービスやアプリもあります。
Webサービスやアプリを使うメリットは、旅行に行くメンバーでの共有がしやすいこと。
友達同士での女子旅やグループ旅行などに便利です。
旅行の計画だけでなく、写真の共有、フォトブック作成など、旅の思い出編集にも使えます。
以下は、口コミが良いものは以下の通りです。
tabiori
tabioriではメンバー同士の共有が非常にしやすいアプリ。スマホ上で使うことができます。
SNSやQRコードから簡単に共有ができます。
旅のスケジュール表、持ち物リストは、テンプレート化されているので、必要項目を入力するだけで完成します。
オンラインだけでなく、コンビニなどからしおりの印刷も可能。また、メンバーで共有した写真をまとめてフォトブックにすることもできます。
しおりす
しおりすは、会員登録なし＆アプリのダウンロードなしで簡単にWeb上で「旅のしおり」が作れるサービスです。
テンプレートは３種類で、ステップに沿って情報を入力したら、あっという間に完成。
メンバー間の共有は、パスワードを設定してURLをシェアするだけ。
編集パスワードを設定することで、作成したしおりの編集やメンバー同士での共有ができます。
旅しお
旅しおも、会員登録なし＆アプリのダウンロードなしで簡単にWeb上で「旅のしおり」が作れるサービスです。
作成したしおりはPDF形式でダウンロードが可能。印刷して使うこともできます。
CANVAの無料テンプレート
Canvaは、オンラインで使えるグラフィックツールです。
60万点以上のテンプレートと1億点以上の素材（写真、動画、イラスト、音楽）があります。
ドラッグ＆ドロップの簡単操作で、プロ並みのデザインが作成できます。
私も、インスタやブログの画像編集に、普段から使っていますが、本当に使いやすい。
Canvaが出回り始めてから、デザイナーの仕事は絶対減ったと思うくらい、素人でも高クオリティの作品を作ることができます。
次の項目で詳しくご紹介していきますね！
旅のしおり作りにCanvaをおすすめしたい理由
私は、ずっとマイクロソフトのパワーポイントを使っていましたが、今回の旅行はCanvaで作ってみました。
思った以上に使いやすく、申し訳ないけどパワーポイントにはもう戻らないと思います…。理由はこの5点。
テンプレートがオシャレ
Canvaは、プロのデザイナーが手掛けたテンプレートがすごくオシャレなんです。
旅のしおりだけでも、かなりの数があります。
しかも、テキストや画像を差し替えるだけで、オリジナリティ溢れる素敵な作品が作れます。
イラストや画像が豊富
しおりの空きスペースに入れられるイラストや画像も豊富。
他のサイトでわざわざ検索してダウンロードしてくる必要がないため、効率的に作業が進められます。（オリジナルの素材もアップロードできます。）
フォントの種類もかなり多いです。日本語だけでも500種類！
Canvaは全素材、商用利用可です。著作権を気にせずに、ガンガン使えます。
極端なことを言うと、テンプレートや素材を使って作成した旅のしおりは、そのまま販売することもできますよ。
スマホアプリでも作れる
Canvaは、パソコンのWebブラウザとモバイルアプリの両方で使うことができます。
同じアカウントでログインすれば、パソコンでもスマホでも自由に編集が可能。
PDFに出力ができる
デザインソフトだと、JPEGやPNGといった形式がメインに思われがちですが、CanvaではPDFに出力することもできます。
PDFに出力してしまえば、あとは自宅のプリンターやコンビニから印刷ができるようになります。
また、メールやSNSでもPDFをシェアしておけば、いつでも見返すことができます。
無料で使える
Canvaは、誰でも無料で使うことができます。
旅のしおりを作るだけであれば、無料部分だけでも十分いけます！
もし、素材や機能をフルで使いたい場合は、Canva Proへの登録が必要です。
Canva Proの料金は、月額1,500円（年払いの場：12,000円で月額1,000円）と、有料素材とデザインソフトを購入すると考えたら激安。
実例付！旅のしおりの作り方
実際に、Canvaを使って「旅のしおり」を作ってみたので、その手順をご紹介します。
テンプレートを検索する
今回のしおり作りで、使ったテンプレートのデザイナーさんはこちら。
- 旅の日程表（画像左） → @timstyle-design
- しおりの表紙（画像右） → @ariannatedeschi
その他、「旅のしおり」「Travel Plan」「Travel Planner」「Travel Flyer」などのキーワードで検索するとヒットします。
サイズを指定
旅のしおりは、二つ折りサイズが持ち運びに便利です。
今は海外に住んでいるので「レターサイズ（11×8.5 in）」で作りましたが、一般的には「A4（297×210mm）」でOKです。
必要項目を記入していく
あとは「旅のしおり」に必要な項目を入力していきます。
表紙と裏表紙
まずは、表紙と裏表紙を作成。Canvaのテンプレートをほぼそのまま使いました。
旅のテーマと周遊マップ
今回はアメリカ東海岸方面への旅行。そこで、こんな感じにしてみました。
『アメリカ東海岸の有名都市を巡る！都会と歴史と自然に触れる旅』
家族それぞれでやりたいことをリストアップし、旅の士気を高めています。
イラストは次男くんに書いてもらいました。ご当地ネコキャラです。将来的に有名になってるかも?!
旅行のスケジュール表（一日単位）
観光ルートやレストランなどは、Google Mapと睨めっこしながら、なるべく細かく決めていきます。（ついでに、Google Mapにもピン）
食事の場所は、混み具合やその日の気分に合わせて決められるように、２か所以上候補を出しています。
子供たちがまだ小さい頃、ノープランで旅行に行ったことがありました。
その結果、楽しむどころかやりたいことがほとんどできず、イライラと疲れが溜まって帰ってきたという記憶があります。
旅のしおりを作るようになってから、そういった失敗はかなり減りました。
持ち物リスト
忘れ物がないように持ち物リストも用意。
旅の豆知識
旅育のため、子どもたちには旅行先についてリサーチをお願いしています。
今回は、ニューヨークやワシントンD.C.を周遊するので、本やインターネットを使ってまとめてもらいました。字の汚さはご愛嬌で…（笑）
旅のしおり作りを楽しもう
旅の楽しみは、計画の段階から始まっています。
しおりを作ることで、旅行に向けて気持ちを盛り上げてくれ、さらに旅行から戻ったあとも思い出として残すことができます。
テンプレートを活用すれば、そこまで手間なく作れるので、ぜひ旅のしおり作りにチャレンジしてくださいね。
