「なぜか、不安で押しつぶされそうになる。」
「夫も仕事が忙しくて子育てに協力的でない。精神的にも体力的にももう限界。」
赤ちゃんのお世話をしたり、子どもと過ごすかけがえのない時間。幸せな子育てなはずなのに、疲れてしまうことはありませんか?
虐待やネグレクトなどのニュースも良く耳にします。ですが、これは他人事ではなく、孤独な子育ての中、一歩間違えれば自分の身にも起きること。
そうならないためにも、働いていない専業主婦ママでも、もう少し気楽に保育園の一時保育を利用してみませんか。
私が保育園を利用したい3つの理由
育児に疲れた!一人になる時間が欲しい
専業主婦ママであれば、24時間子どもと一緒にいるのは当たり前。熱があっても、お腹が痛くても、基本的には子供の面倒はママが見ています。
育児・子育ては本来、とても幸せで充実感があるものです。
ですが、疲れが溜まってしまったり、体調が悪くなってしまうと、その気持ちはどうしても薄れてしまいます。
ダンナさんや実家の両親など、サポートをしてくれる人がいれば問題ありません。ですが、核家族が多い現在では、一人で子育てしているママも多いはず。そのような時に、頼れるのが保育園です。
小さい子供がいる生活って、家事・趣味・人付き合いなど全てが中途半端で、毎日が不完全燃焼な感じです。
例えば、掃除をしようと思っても、途中でコードを抜かれてしまう。畳んでいた洗濯物の上で戦隊ごっこをし始める。子供が寝たあと、じっくり本でも読もうかと思ったら「うぇーん、ママー!!」と泣き、結局添い寝。どれもとても小さなことですが、積み重なることで、少しずつイライラも蓄積されます。
保育園の一時保育に一日預けるだけで、自分のタイミングで掃除して、ちょっと手の込んだ料理を作って、ゆっくりコーヒーを飲みながら本を読んで…。やりたいことがほとんど片づけられます。
その充実感が味わうだけで、育児の疲れも軽減されるように思えます。
集団生活で自然と生活習慣を身に付けてほしい
次男は自宅育児ですが、実は長男は1歳から保育園に入れていました。その頃の私は、産休育休を取り1歳で復帰するという典型的なワーキングマザーとしての生活を送っていました。
幸い、長男は市の認可保育園に入ることができ、本当に保育士さんによくしてもらいました。集団生活の中で、自然と食事の食べ方、トイレトレーニングなどを学んできました。
その後、夫の転勤で県外に引っ越すことになり、長男は保育園を退園、すぐに幼稚園に入ることになりました。幼稚園もとても良い環境で、今では元気な小学生。当時は、小さい子供も他人に預けることに抵抗がありましたが、1~3歳まで過ごした保育園のお陰で基本的な生活習慣を身に付けることができ、とても感謝しています。
一方、次男は生まれた時からずっと私が一人で育てています。(夫は出張・残業続きの激務、実家も遠方なのであまり頼れません。)
子どもの成長を常に見ることができるのは、とても幸せなことですが、正直なところ、普通のママでは保育園と同じレベルのことはできません。保育園のように、毎日1~2時間しっかり外遊び(夏は水遊び)、栄養を考えてバランスの取れた食事、絵の具や粘土を使った製作活動など、全くできていません。
次男も、すごくいい子に育っているものの、保育園のカリキュラムを知っているからこそ、十分な経験をさせてあげられなくてたまに不憫に思うこともあります。
また、保育園のような同じ歳の子が集まる集団生活はとても刺激が多いもの。特に教えなくても周りを見ながら、自然と覚えていくものです。支援センターや園開放などには通っていますが、やはり親と離れた方が子ども自身の成長にもつながるように思えます。
保育のプロに相談したい
長男の時は、初めての育児で分からないことだらけでした。ですが、保育園の先生方と毎日会話することで自然と育児や子育ての相談をすることができました。
育児本は一般的なことしか書いていません。だから、悩んでいる時に読むと「うちの子は、全然できていない。他の子はこの育児本の通りにできてるのに。」と余計に落ち込むことが多かったです。
ですが、保育園には多種多様な子供たちがいます。ワンパクすぎちゃう子、引っ込み思案な子、泣き虫な子。その子供たちと毎日向き合う先生のアドバイスに、私自身も何度も助けられました。
「2歳のイヤイヤ期で、なかなか着替えてくれなくてイライラしちゃう。」と相談したことがあります。
「別にパジャマのまま連れてきちゃってもいいですよ!どっちにしろ保育園でみんなと着替えるから問題ありませんよ。」と明るく答えられた時には、気持ちがすーっと軽くなりました。
専業主婦で一人で育児に向き合っていると、こういう相談ってなかなかできないんですよね。だから、一時保育で週1回でも月2回でも、相談できる場があると思うだけでも、安心できます。
専業主婦にとって一番のネックは「お金」
認可保育園の一時保育は、1日3,000~4,000円ほど。週1回通うとなると、約12,000円。専業主婦にとって、決して安い金額ではありません。
でも、少し見方を変えて、これは必要経費だと考えるにしました。月12,000円くらいなら、固定費を削ったり、無理のない範囲の節約で捻出できます。
▼ 簡単に年間100万円以上節約できる固定費の削り方。
参考 お金がないなら固定費を削れ!家計の出費を減らすための節約チェックリスト
もちろん、育児が楽しくて楽しくて仕方ない!全く悩みなんてない!と言った場合は、無理に一時保育を利用する必要はありません。
でも「心も体も疲れている」そういう時こそ、お金を払ってでも、リフレッシュすることも大事だと思います。
保育園の一時保育を利用して笑顔で子育てしよう
先日、私も次男を一時保育に預けてみました。一時保育に利用理由も「リフレッシュのため」と書きましたが、保育士さんに嫌な顔一つもされませんでした。むしろ、ゆっくりしてくださいね、とねぎらいの言葉さえかけてもらえました。
ゆっくり朝の仕事を済ませ、歯医者に行き、お昼ご飯ものんびり食べ、自分のタイミングで全て進めることができ、本当にリフレッシュできました。
迎えに行った次男も、保育園に預けたわずかな時間のうちに、少しお兄さんになった顔つきになっていました。
用事もないのに、小さい子供を保育園の預けようとすると、育児放棄しているとか、愛情がないという偏見の目で見られることがあります。
でも、どんなに大好きな子どもでも、時間に拘束がない専業主婦でも、子育てに疲れる時は疲れてしまいます。
「子育てが辛い。頼る人がいない。」
あなたも、育児や子育てに疲れた時は、ぜひ一時保育を上手に利用してみませんか。少し気持ちが楽になって、育児に前向きになれるかもしれません。
▼ 一時保育を利用した時の記事はこちら。
参考 育児に疲れたら一時保育を利用しよう!預けた理由・料金・必要なモノ・時間などのまとめ
▼ 時間が短い時やちょっとした用事にはファミリーサポートも使えます。