ダンナさんの転勤で仕事を辞め、専業主婦になったKiraです。
仕事を辞める際、ずっと心に引っかかっていたことがありました。
「仕事を続けたい。働きたい。」
専業主婦だけど働きたいというモヤモヤ
大学でバイトを始めてから十数年、ずっと働く暮らしをしていました。
結婚後、県外に引っ越しだったため、一端仕事は辞めたものの、すぐに転職し、また働き始めました。
2年ほど前、ダンナさんの転勤で神奈川に引っ越しました。仕事がない状態に心の整理ができず、パートに出ましたが、妊娠・出産で退職。
ここ1年は完全に無職の状態です。
出産して間もなく、新しい職場を探すのはとても難しいこと。
ましてやダンナさんも激務でほとんど家にいない、実家も遠方。
どう考えても働けないと思っていました。
それでも「働きたい」とモヤモヤした気持ちが消えず、「働きたいのに、働けないのはあなたのせいよ!せっかく良好な人間関係やキャリアを築いたのに、壊された」と何度もダンナさんに怒りをぶつけていました。
どんな状況でも仕事はできる
そのモヤモヤが晴れたのは、高校時代の友達と話していたときのこと。
このときに集まったメンバーたち。
わが家でホームパーティーをすると言うことで、仲良しの友達たち数人で集まりました。
今回集まったグループは、私以外皆、結婚しても、子どもを産んでも、仕事をしているキャリア志向の強い女性たち。
その中の一人が今度転職すると話してくれました。
現在、その子は大手旅行会社勤務。子どもを産んで、4ヶ月で職場復帰し、バリバリ働いています。しかも、両親がアメリカに移住したので実家は海外(笑)
それで、どうして転職するのかと聞いたところ「キャリアアップになるから」と答えました。
他の友達たちも、出張や残業などもこなし、しっかり家のこともやっています。
仕事が終わらなかったら、家に帰ってから、子どもが寝たあとにやる。
睡眠時間削っても終わらせるし、成果もしっかり出す。
本当に仕事が好きで働きたいのであれば、実家が遠くても、どんなに忙しい仕事でも働けます。
私は、ダンナが協力してくれない、実家が遠い、条件がいい会社がない、だから転職できないと思っていました。ですが、それは働かないための言い訳だったのです。
働きたいのではなく、苦労なく働ける職場で働きたいのが本心でした。
前の職場はとても理解のある会社だったため、産休育休を取って働くことができました。それでも、当時は仕事が終わらない、家事と育児の両立ができずストレスでダンナや子どもに当り散らす日々が続いていました。転勤の話がなければ、精神的にダメになっているか、仕事を辞めているか、離婚していたかもしれません・・・(汗)
今となっては、「仕事をしていた自分」が輝いていたかのように思えますが、実際に思い出は美化されています。
結婚すると、家族の都合に合わせて自分主体に動けないことが多くなります。
自分が決めていないことだと、どうしても不満が溜まってしまいます。
でも、家族の都合に合わせたように見えて、自分で決めたことなんです。
転勤の話が出たとき、どうしても仕事がしたかったら単身赴任をしてもらうという選択だってできました。
それでも、私や仕事を辞めてきたのは、家族で暮らしたかったから。
私の根本は、仕事よりも家族を優先させたい!と言う気持ちの方が多かったんですね。
そう考えたら、「働いていない自分」は自分が決めたこと、不平不満を言わず家族のために今できることをしようと思えるようになりました。
まとめ
仕事もしたいと思いますが、やはり在宅でできる翻訳などが私のライフスタイルに合っています。会社員として働いた方が良いのか、早いうちに再就職した方が良いのか、迷うことがとても多かったですが、これからは自信を持ってこの道に進んでいきたいです。
人生に悩みはつきもの。いっぱい悩んで、自分の思っている道を見つけられたらいいですよね!