女性は、結婚・出産・子育てで大きく生活が変わります。その中で、働き稼ぎ続けるのは非常に大変なことです。共働きが当たり前になってきた世の中ではさえ、子育てママに対する風当たりは強いです。今回は、女性が無理なく稼ぐための働き方を考えてみました。
働きたくても仕事を辞めることに
私は、過去に2度転職をしていますが、「正社員」としての採用にこだわりました。雇用や保険関係、福利厚生など、正社員の方が優遇されると思ったからです。
結婚しても、出産しても、ずっと働き続けたい!と思っていましたが、現実はうまくいきませんでした。
何度かブログでも書いているように、私は、ダンナさんの転勤に合わせて不本意に仕事を辞めました。以前、勤めていた会社は、東京にも営業所がありました。私のメインの業務は、働く場所はあまり関係ないものがほとんど。
社長に転勤の相談したところ「大丈夫」と言われたので、家族全員で関東圏へ引っ越すことにしました。新しく住む場所、子どもの保育園探しをしている最中、社長室へ呼び出しが。「異動の話は白紙撤回」と言われてしまいました。
悔しい気持ちと、憤りで思わず涙がこぼれ、「どうしてですか?」と何度も社長を問いただしました。実は社長は異動に対して、問題ないと判断していましたが、受け入れ側の東京営業所の方で断られたようでした。
理由は「出張も残業もできない人は異動できないから」
時短で働いていたため、確かに長時間労働はできませんでした。子どももいるので、宿泊を伴う出張はできません。ですが、会社の効率化を考え、今まで10年以上ブラックボックス化していた業務を徹底的に改善したり、自分の担当業務以外も積極的に請け負ったりしていました。社長からも「Kiraさんのおかげで、会社の仕組みがよくなった。」とさえ言われていました。でも、会社にどれだけ貢献したとしても、あっさり切られるという現実に直面したのです。
比較的融通のきくアットホームな会社でさえ、ワーキングマザーに対する風当たりは強かった。
最後は、あまり感じ良く辞めることになった会社ですが、本当はずっと働きたい良い環境ではありました。だからこそ辞めなくてはいけないとなったときに、本当に残念で残念で仕方ありませんでした。
子育てママは働きにくい世の中
共働きだからと言って、ダンナさんが家事や育児を同じだけやってくれるとは限りません。忙しい30代の男性は、会社の仕事で手一杯で、家のことまで協力できるかと言ったら、無理なことが多いです。
女性だって、少し仕事に貫録が付き始める30代は忙しい。子育てを理由に、仕事を断ることだってできません。でも、仕事オンリーで家庭を顧みなかったら、子どもはどうするの?家庭はどうするの?だから、サラリーマンのワーキングマザーとして生きていくには、会社でも家庭でも頑張り続けないといけません。
頑張ってキャリアを築いたとしても、たとえ正社員で働いていても、ダンナさんの転勤などで、辞めなくてはいけなくなるかもしれません。女性が子育てをしながら働くことは本当に大変です。
働きたい女性ができることは
結局、女性が稼ぎ続けるにはどうすれば良いのか。
それは、会社に縛られない働き方をすることです。正社員で働くことこそが、安定だと思っていましたが、女性にとって一つの会社に居続けることもリスクの一つになると思います。
もちろん、制度が整った会社はとても魅力的です。ですが、家族の事情で辞めなくてはいけなくなる可能性は多いにあります。結局、人生何が起こるかわからないのですから。
そのためには、場所にこだわらず稼げる手段を持っておくことが大事です。不要品を売って収入を得たり、ブログをマネタイズしたり、自宅で教室を開いたり。少し考えれば、お金を稼ぐ手段なんていくらでも転がっています。元金があれば、FXや投資信託で稼ぐことだってできます。
家の中の不要品をオークションやフリマサイトで売ったところ、小旅行に行けるくらいのお金にもなりました。細々と書いているこのブログでさえ、幼稚園のママ友が昼間働いているパート代と同じくらいは稼げています。
ただ、会社に属さずに稼ぐには、自分自身で全て賄わなければいけません。仕事を教えてくれる人もいなければ、給料を払ってくれる人もいません。トラブルが起きても一人で対処しなくてはいけません。ですが、時間と場所の自由を手に入れることができます。
お金が稼げるまではとことん甘える!
会社に属さず働くということは、働いた分お給料が支払われる雇用関係とは違い、すぐに収益化していくことは難しいです。どうしても準備期間は出てきてしまいます。でも、そこは専業主婦の強み。
私自身、お金を稼げていないニートみたいな生活が嫌でしたが、ダンナさんをはじめ家族に合わせた生活をしている分、思う存分甘えることにしました。
お金が稼げるまでの準備期間は、家計管理を徹底。専業主婦になって時間と気持ちに少し余裕ができ、シンプルライフを心掛けるようになってから、以前と比べると支出も減りました。共働き時代ほどは稼げてはいませんが、働いているとき以上に貯金はできています。
参考 自然とお金が貯まる魔法のお片付け!失敗なしの正しい方法はこれだ
子育てママの今後の働き方
まだまだ手がかかる1歳の次男くん。来年小学校入学を控えた長男くん。ダンナさんも出張が多く子育てや家事の協力は見込めません。本格的に仕事をするのは、まだ早いような気がします。
ただ、ありがたいことに1日1~2時間の空き時間に書いているブログで、個別にレビュー記事やライターの仕事も頂けるようになり、少しずつ収益化ができるようになってきました。
今、できることは「より分かりやすく読みやすいブログ記事を更新すること。」これが今の私ができる無理のない稼ぎ方です。
最終的には、ブログで文章力を伸ばすと同時に、英語力のスキルアップしてフリーランスで翻訳の仕事をするのが目標。最近は、次男くんのお昼寝の時間が減ってしまったことや、動き回って英語のレッスンに連れていけなくなってしまったことから、あまりスキルアップが進んでいませんが、徐々に進めていけたらと思っています。
お金を稼ぐまでに時間はかかるかも知れない。遠回りになるかもしれない。でも、自分の好きなことをして、自分の手でお金が稼げるようになったら、毎日が本当に楽しいと思います。
専業主婦は将来稼ぐための準備期間!ゆっくりでもいいので一歩一歩、自分の働く道を模索していきませんか。