
「アメリカに移住後、1ヶ月の生活ってどんな感じだろう?」
わが家も、日本からアメリカに引っ越して、1ヶ月が経ちました。
今回のブログ記事では、私たち家族が渡米後1ヶ月間の新生活立ち上げで行なったことをまとめてみました。
【 家族の紹介 】
2020年7月からアメリカに駐在中。
- 夫 → 海外出張・転勤が多め・技術系サラリーマン
- 私 → 子供時代に海外経験あり・シンプルライフを目指す専業主婦
- 長男 → 初海外!ゲームをこよなく愛する小学5年生
- 次男 → 初海外!マイペースすぎる小学1年生
≫ はじめましての方は、プロフィールをどうぞ。
ブログの目次
コロナ禍・渡米直後の様子

↑ 羽田空港の様子
完全ワンオペで引っ越しを終え、夫が待つアメリカに飛び立った日。コロナの影響で、空港も飛行機もガラガラ。
ソーシャルディスタンスも保たれており、そこら辺のショッピングモールよりも遥かに安全な感じがしました。

朝食は、Soup Stock Tokyo。子供たちは興奮してほとんど寝られませんでした。必然的に母親である私も。
↑ ロサンゼルス空港の様子
ロサンゼルス空港では、PCR検査なし。イミグレもスムーズに進みました。
外出自粛についての指示はありませんでしたが、渡米2週間は家族以外に人の接触はさけ、基本的に自宅で過ごしました。
手続き・申請
夫は既にアメリカで生活していたので、以下のことは終わっていました。
- 住まいの契約
- 銀行口座の手続き
- 電気・ガス・水道の契約
- インターネット・ケーブルテレビの契約
- 車の購入・車の保険手続き
- 家具・大型家電・生活用品等の購入
- 医療保険の手続き
- 船便一便の受け取り
先に生活基盤を整えてもらって正解でした。
慣れない土地で、数週間ホテル暮らし、子連れで全ての手続きや申請するなんて…考えただけでも、倒れそう。
I-94をプリントアウト
I-94とは、アメリカの出入国記録です。どのようなVisaで入国し、いつまで滞在できるのかを示すものです。
I-94は、SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)の申請、運転免許証の発行、EAD(労働許可証)などに必要です。
CBPのサイトからプリントアウトできるので、夫の会社で印刷してもらいました。意外と人的ミスも多いので、早めに確認しておくと安心です。
クレジットカードの取得

アメリカではクレジットカードを作るために、利用履歴(クレジットヒストリー)が必要です。
夫は、アメックスを持っていたので、そのまま移行。ある程度クレジットヒストリーがたまったところで、CHASE(チェイス)銀行の口座&クレジットカードを作りました。
現地のクレジットカードがないと、やはり不便。とりあえず、私の分としてチェイスのファミリーカードがすぐに発行してもらえそうだったので、お願いしました。(申込から一週間くらいで手元に届きました。)
SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)がまだ取得できたら、自分自身のクレジットヒストリーをためていく予定です。
SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)の申請
SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)とは、日本でいうマイナンバーのようなもの。
本来であれば、オフィスに行って申請すれば発行してもらえます。ですが、コロナの影響でオフィスがシャットダウン中。
電話で問い合わせしたところ、パスポート原本を郵送しろって言われました。この時期、命の次くらいに大事なパスポートを郵送するのは、どうしても嫌。Health Insurance Cardでも大丈夫かもと言われたもの、見事に却下されました…。
次の手段としては、領事館でパスポートの所持証明を発行してくれるので、それでトライしてみる予定です。(領事館も受取の予約が必要。最短で2週間後です。)
運転免許試験の予約
運転免許の試験の予約は、オンラインで受け付けていなかったので、直接試験場へ行きました。
最短でも2か月近く先。しかも、すっごい適当な感じだったので、本当に予約できているか謎です。
一応、カリフォルニアの規定では運転免許取得にSSNは必要ないようですが、提示を求められる場合もあり、よくわかりません。
もう当たって砕けろ的な精神で行ってきます。。
子育て
子供の学校関係も、コロナの影響でイレギュラーなことばかりでした。
子供の健康診断・歯科検診
子供たちが通う学校は、編入する前に、現地で健康診断や歯科検診が必要でした。もともと、アメリカの病院は飛び込みで診療してくれませんが、コロナの影響で予約枠も少なめ。
渡米2週間は自宅で隔離生活だったので、自粛明けに受診できるように予約しました。次男くんは、注射が一本足りなかったので、その場で接種しました。
予防接種の履歴は、Yellow Cardというものに記載してもらい、これが母子手帳代わりになります。
現地校の編入手続き
現地校の編入は、オンラインで申請。書類は、スキャンして送付しました。編入には、たくさんの書類が必要。
夫と二人で、夜な夜な子供二人分の書類を書きました。今まで、子どもの教育関係はノータッチだった夫。
「学校の書類って、こんなにたくさんあるんだね…。」と、ここにきて、学校手続きの苦労を分かってもらえました(笑)
無事に編入手続きができたようで、端末の貸し出し方法やオンライン授業についてのメールが連日送られてきます。
補習校への編入
補習校の編入手続きも、オンラインで行ないました。サンディエゴのみなと学園は、幼稚園年長の歳から入学できます。
簡単な面接がありました。年長の次男くん、本当にやる気がなくて、落ちるんではないかとヒヤヒヤ。無事、合格して安心しました。
手続きが終わった週末から、オンライン授業を受講しています。日本にいたときの小学校よりも、よっぽどしっかりしており、宿題の量は多めです。
暮らし
約1年、夫が一人暮らしをしていたので、良い面と悪い面がありました。生活基盤が整っている反面、掃除や片付けは必要でした。
家の掃除・片付け

男の一人暮らしで、掃除や片付けは二の次。トイレやお風呂の汚れはやっぱり気になりました。パテオは雑草だらけ。
どちらにせよ、2週間は自宅待機だったので、一通り家の掃除や片付けをしました。船便一便で、掃除道具を送っていたので、かなり重宝しました。
運転の練習
運転免許の試験を予約してしまったので、ボチボチ運転の練習も。
初めて車道を走った日は、冷や汗ダクダク。慣れない車、左ハンドル。夫に色々と言われて、大泣きして帰宅という無残な結果に。
その後、スマホナビを設置したり、見やすいバックミラーに付け替えたりと、運転しやすい環境に改善。
1ヶ月経って、半径5マイルくらいは自由に行動できるようになりました。
フリーウェイはそのうち…頑張ります。
近隣スーパーへ買い出し

生活に必要なスーパーは、一通りまわりました。
1ヶ月の間に行ったのは、
- Trader Joe’s
- Sprouts
- Vons
- COSTCO
- ALDI
- Walmart
- Target
- Mitsuwa(日系スーパー)
- 99 Ranch Market(中国系?スーパー)
ローカルスーパーどこも似たような距離で、家から車で10分くらいの位置にあります。Vons、Trader Joe’s、Sproutsをメインに使っていこうかと思っています。
日系スーパーは高速を使うので、一人で買い物するのはもうちょっと先かな。
IKEAで収納家具を購入

日本にいたときの収納は、押入れ用だったので、アメリカでほぼ買い直し。
収納家具は、IKEAが一番お手頃価格です。
IKEAサンディエゴ店に行ってみましたが、品薄状態。目をつけていたものが、まだ買えていませんが、気長に待とうと思います。
冷蔵庫のフィルター交換
アメリカの冷蔵庫には、水や氷が直接出てくる機能があります。冷蔵庫と水道が繋がっており、浄水器を通して出てきます。
日本には馴染みがないものですが、冷蔵庫の下側にボトルタイプのフィルターがあるので、これを交換すればOK!
型番を調べれば、普通にアマゾンなどで購入できます。
洗濯乾燥機のエラー対応

渡米して2週間もしないうちに、洗濯乾燥機の調子が悪くなりました。夫は、週1ペースで洗濯をしていましたが、家族で暮らすようになって、洗濯は毎日するように。
「F1」というエラーが発生して、乾燥機が動かなくなりました。メーカーの修理を呼ぶと、外に繋がるダクトの詰まりが原因と言われました。
結局、賃貸の管理業者にお願いし、ダクトの掃除をしてもらいました。
トイレの水漏れ対応
わが家には、3つトイレがあります。夫が一人で暮らしていたときは、3つもトイレを使っていなかったので気が付かなったらしいですが、1つのトイレで水漏れ発生。
自分たちで直せなかったので、こちらも賃貸の管理業者にお願いし、修理しました。
プリンターの購入
補習校のオンライン授業、現地校の編入手続きなど、プリンターやスキャナーが必要になり急遽購入。品薄状態であまり比較できず…。
子供がいる家庭では、プリンターはすぐに必要になるので、早めのタイミングで設置した方が良いです。
ケーブルテレビの設定
ネットとケーブルテレビのセットで契約したはずなのに、なぜかケーブルテレビが見られない!子供がいるから、Cartoon Network とか Disney Channelとか必須。
よくよく調べてみると、毎月ケーブル代金を支払っていたのに、地上波だけで生活していたよう。設定し直したところ、100以上のチャンネルが見られるようになりました。
ちなみに、セカイVPNを契約しているので、日本のアマゾンプライム、TVerなども見ることができます。
航空便の受け取り&荷解き

通常、西海岸への航空便は2週間程度で届きます。ですが、コロナの影響で3週間かかりました。全部で60キロ分。
航空便には、洋服類、学用品、キッチン用品などを入れていました。ただ、洋服類に関しては、もう少し減らしてもよかったかなぁと反省。
5箱分だったので、荷解きは1時間もかからず終了。船便二便は、2か月くらいで到着予定。もはや何を入れたか記憶にない(笑)

航空便はとにかく扱いが雑!という噂は聞いていました。無印のファイルボックスやダイソーのプラスチックカゴも残念な結果に。
自分でパッキングしたものなので、補償請求すべきか迷ったまま、放置中。
アメブロを更新

当ブログ「きららぼし」では、一つの記事を書くのにかなり時間をかけています。内容的にしっかり書きたいので、なかなか更新ができていませんでした。
ただ、アメリカ生活の記録は残しておきたいと思い、アメブロは日記形式で更新していました。アメトピにも度々掲載されるようになり、一日で20,000PV以上になったこともありました。
渡米1ヶ月を振り返って

アメリカで1か月暮らしてみて、本当にあっという間でした。
ただ一つ言えることは、渡米1ヶ月は無理は禁物。何となく産後の状態に似ていますが、しばらくは、頑張れるんですよね。
でも、必要以上に頑張ってしまうと、精神的にも体力的にもガタがきます。私も、渡米1週間で色々と無理をしたら、リアルに丸々一日寝込みました(笑)
1ヶ月が経つ頃には、自然と生活リズムも整い始めるので、心も体も休めることを優先し、ゆっくりと過ごすことをおすすめします。

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駐在妻であり、帰国子女であり、2児の母である、自身の経験を元に30,000字超えのマニュアルを作成しました。
ブログに書けない裏話も赤裸々に書いています。
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