「アメリカ駐在中にクレジットカードを作りたい!」
「無収入の駐在妻名義でも作れるの?」
アメリカで駐在生活では、夫名義の家族カードだけを持っているだけで、妻名義のクレジットカードを作っていない方がとても多いです。
普段使いできるクレジットカードが1枚あれば、事足りるには間違いありませんが…
あなた、とてつもなく損をしていますよ。
アメリカのクレジットカードの入会特典は、日本と比べようもないほどお得なのはご存知でしょうか。
例えば、「Chase Sapphire Preferred」というカードでは、入会特典だけで60,000ポイント(600ドル相当)もらえます。もし、夫婦で申し込めば、一気に1,200ドル分です。
年会費こそ95ドルかかりますが、入会特典やポイント還元率を考えたら、かなりお得なクレジットカード。
ポイントを提携ホテルに移行すれば、無料で高級ホテルに宿泊することも可能。
提携航空会社にマイル移行すれば、無料で日本に一時帰国することもできます。
アメリカのクレジットカード申込みは、全て英語になるので、最初は難しく感じるかもしれません。
やってしまえば、とても簡単。ネットショッピングできる人なら大丈夫だよ!
今回のブログ記事では、アメリカ在住の駐在妻が最短でクレジットカードを手に入れるための攻略方法をまとめました。
あなたもクレジットカードを攻略して、ぜひ一緒に少しリッチなアメリカ生活を送りましょう。
知らないと損!夫婦でクレジットカードを持つメリット
夫婦それぞれの名義でクレジットカードを持つメリットは、主に二つです。
新規入会特典がダブルでもらえる
先ほども、チラッと書きましたが、アメリカのクレジットカードの新規入会特典は、ビックリするほど良いです。
「Chase Sapphire Preferred」の入会特典で、60,000ポイントゲットしたら、以下のようなことができます。
- 35,000ポイントで、LAX⇒羽田のUnited飛行機チケット片道分
- 40,000ポイントで、ハイアット系高級ホテルに無料で宿泊
- 60,000ポイントで、600ドルのキャッシュバック
夫婦で、それぞれ申し込めば、その特典も倍になります。
メインカードが使えないときに備える
今は駐在生活かもしれませんが、もしかするとアメリカに腰を据える方も出てくるかもしれません。
そして、将来的に夫と離婚するかもしれませんよね。(←急に話とびすぎ…笑)
アメリカでクレジットカードを作るには、ある程度のクレジットスコアが必要です。
自分のクレジットスコアを構築さえすれば、半永久的に残るので、夫の力を借りなくても、自分名義のクレジットカードが作れるようになります。
離婚しない仲良し夫婦だったとしても、夫のクレジットカードが何かの手違いで使えなくなったときも、妻名義のクレジットカードがあった方が便利ですよね。
なるべく早い段階で、自分名義のクレジットカードを作れるようにしておくことは、アメリカで生きいく上でとても大事です。
駐在妻がクレジットカードを作る方法
アメリカに暮らしたことがない方は、クレジットヒストリー(クレジットカードの履歴)がないため、基本的に新規でクレジットカードを作ることができません。
クレジットヒストリーがない人が、アメリカでクレジットカードを作る方法は主に3通り。
- JAL USAカード・ANA USAカードを作る
- セキュアド・カード(※1)を作る
- アメリカンエキスプレスのグローバルトランスファーを使う ☚オススメ
この中で、最もオススメの方法は、アメリカン・エキスプレス(アメックス)のグローバルトランスファーです。
日本でアメックスを使っている場合、クレジットヒストリーがないアメリカでもその履歴を引き継ぐことができます。
もし、日本でアメックスを持っていない場合も、3か月程度でトランスファーができる可能性が高いため、海外赴任準備中に思い切って作ってしまえば、あとが楽です。
さらに、アメックスの裏技を使えば、妻のクレジットヒストリーも同時に構築することができます。
※1 夫婦関係という立場を最大限利用できる駐在妻(国際結婚の方も)は、セキュアド・カードはオススメしません。
セキュアド・カードとは、デポジット(担保)付のクレジットカード。
銀行の預金口座に500ドル程度のデポジットを入れておき、その担保をベースにクレジットカードの発行ができます。
クレジットスコアが低い人やクレジットヒストリーがない人でも作ることができるクレジットカードです。
クレジットスコアを貯めるだけに、修行のようにポイント還元が少ないカードを使わないといけないので非効率。
① 夫がアメリカンエキスプレスでクレジットカードを作る
それでは、順番に説明していきますね。
- 日本でアメリカンエキスプレスを使用している方
- 既にアメリカでクレジットヒストリーが構築されている方
➡ まずは夫にアメリカ版のアメリカンエキスプレスを作ってもらいましょう。
わが家は、アメリカ版アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードを作りました。
新規カード申請には、アメリカの住所、SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)、銀行口座が必要です。
アメックスが作れない場合は、JAL USAカード・ANA USAカードを作り、クレジットヒストリーを貯めましょう。
② Additional Card Memberとして妻を追加する
ここで裏技登場!
アメリカンエキスプレスでは、Additional Card Memeber(家族カードのようなもの)を追加することができます。
Additional Card Memeberは、SSNを持っている人であればすぐに追加できます。クレジットヒストリーがゼロでもOK!
私も、SSNをゲット後、すぐにAdditional Card Memeberでクレジットカードを発行してもらいました。
数か月間、Additional Cardを使っていると…
ありがたいことに私(妻)のクレジットヒストリーが構築されていました。(正確に言うと、夫のクレジットヒストリーが引き継がれていました。)
公式ホームページにも記載があるように、Additional Card Memberは、メインのカードホルダーをベースにしたクレジットヒストリーが構築されます。
クレジットスコアさえ貯まれば、あとは自由にクレジットカードを作れるようになります。
③夫婦共同名義の支払い口座を作る
クレジットカードの支払いには、口座が必要です。ここも「妻」という立場を最大限利用。
夫の銀行口座を共同名義(JOINT)にします。
夫の給与口座をJOINTにすることで、お金の移動をする手間が省けます。
わが家は、クレジットカードを作りやすくするために、Chase銀行をメインバンクにし、JOINT口座にしてもらいました。
Chaseのクレジットカードは、ホテルポイントやマイル変換に加え、現金でのキャッシュバックにも対応しています。
入会特典が高いものを狙えば、年間3,000ドル相当と軽いパート代くらい貯まります。
異国の地で、思うように働けない駐在妻にとって、これだけの金額があれば、心の余裕にも繋がりますよね。
\口座開設で200ドルもらえる/
④新しいクレジットカードを作る
あとは、新しいカードを作っていくだけです。
駐在中に作るクレジットカードの組み合わせは、以下の記事で詳しく説明しています。
この通りに作っていくだけで、約3年間で100万マイル(=1万ドル以上の価値)貯まるようになっています。
駐在妻も自分名義のクレジットカードを作ろう
夫婦それぞれでクレジットカードを作れるようになると、ポイントの貯まり方が桁違いです。
同じ会社の○○家は旅行ばかりしている。
高級ホテルに泊まったみたい。
また日本に一時帰国してるよ。
給料はそんな変わらないはずなのに、あんなに贅沢できるなんておかしい。
その方、きっと水面下でクレカのポイ活をしていますね。
アメリカでクレジットカードの恩恵を受けられるのは期間限定。始めるのが遅くなるにつれ、どんどん損をしていることになります。
ぜひ、今すぐクレジットカードでポイ活を始めて、ちょっと優雅なアメリカ生活を楽しんでください。
アメリカ駐在員人気NO.1のクレジットカード
アメリカ駐在生活、最初のクレジットカードは、審査の緩いアメリカンエキスプレスカードがおすすめ!
特に、周囲の駐在員の中で、一番の人気は、アメリカンエキスプレス・ゴールドカードです。(もちろん、わが家も愛用中。)
年会費はかかりますが、レストランとUberクレジットを利用すれば、ほぼ相殺されます。
外食代が高いアメリカで、地味に嬉しい特典。
レストランでカードを使用した場合、ポイント還元率は3倍。食料品店では4倍。
かなりハイペースでポイントを貯められるのも魅力的。
- 入会特典が60,000ポイント(+αあり)
- ANAマイルに1:1で移行可能(JALはブリティッシュエアウェイズ経由で移行)
- 120ドル分のレストランクレジット
- 120ドル分のUber/Uber Eatsのクレジット
- 期間限定ローズゴールドがカワイイ♡
\詳しくはこちら/
当ブログで紹介した内容は、わが家の体験談です。
必ずしも同じ結果を保障するものではありません。
アメリカでは、担当者によって対応が異なったり、こっそりと改訂されていたりすることがあります😢
- 当記事は2022年11月現在の情報を元に作成しています。
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