海外赴任準備

アメリカで家探し!治安が良い地域で賃貸物件を安く借りる方法【海外赴任準備⑤】

「アメリカ赴任が決まった。治安が良い地域に家を借りたい。」

海外赴任が決まり、一番の気がかりは、住む場所ではないでしょうか。慣れない海外生活での拠点づくりは、とても大事。治安も気になりますよね。

ですが、言葉も文化も違う中で、賃貸物件を探すのは大変。苦労される方も多いかもしれません。

そこで、今回のブログ記事では、わが家の体験談を元に、以下の内容をご紹介します。

  • 治安の悪い場所・良い場所の見分け方
  • 家探しに便利なサイト
  • 賃貸契約時の注意点

海外赴任や移住で、賃貸物件探しをする方の手助けになれば幸いです。

【体験談】アメリカで家探し

海外駐在で、最初にやってくる試練が「家探し」です。

会社が住む場所を用意してくれていたり、前任者の生活環境をそのまま引き継げたりする場合もありますが、わが家の場合、ぽっと出の転勤話だったため、前任者はなし。

自分たちで住む家を探してね♡」のスタンスでした。

しかも、夫の会社では、家賃補助が相場に比べて著しく低い…。転勤先のカリフォルニア州は、年々物価が上昇している地域です。それに伴い、不動産の価格も高騰しています。

夫の会社は、金額が数年前の相場を元に決定されており、しばらくアップデートされていません。月2,300ドルまで社宅扱いで、家賃8~9万円程度で入居が可能です

2,300ドルを超えたら、その部分も漏れなく自己負担です。海外赴任でも、全額補助しないという堅実派。

私たちが住むカリフォルニア州サンディエゴ周辺地域の相場は、3LDKで2,600~2,700ドル/月程度

下手すりゃ、毎月12~13万円くらいの出費になっちゃう。都内と変わらないじゃん。今まで、古くて汚い社宅でしたが、駐車場代込みで4万円/月で借りられていたので、比較にならないくらい高い。

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アメリカは、安全をお金で買うという風潮があるので、家賃を極端に抑えようとすると治安が心配です。ただ、不動産はタイミングなので、運よくお宝物件が出てくる可能性もあります

そこで、かなりの労力を割き、家探しに没頭しました。夫は、現地での仕事もあったため、基本的に物件リサーチは、妻である私の担当。

幸い、インターネットがあるので遥か遠い日本からでもある程度の情報収集は可能です。最新情報を随時チェックして、良い物件が出たら、すぐに夫に連絡するようにしていました。

その結果…

  • 治安が良い(犯罪率が低い)
  • 学区が良い
  • 3LDK(約140平米)
  • セントラルヒーティング/クーリング
  • ガレージ2台
  • 共有プールあり
  • 小学校・中学校まで徒歩圏内
  • 近くに広い公園あり
  • スーパー&ドラッグストアまで車で5分以内
  • 夫の職場まで車で10分

と、かなり好条件のタウンハウスを、相場よりもはるかに安い2,300ドル/月で借りることができました

不動産サイトにアップされてから、5日間で契約するというスピード勝負でした(笑)

ちなみに、家賃が安かった理由をオーナーさんに聞いたところ「前の住人が急遽出ていってしまい、空き期間を作りたくなかったから」だそう。事故物件じゃなくて、一安心。

ここ最近、引き寄せとか潜在意識についての本を読みまくって、怪しい宗教なみに「数か月後に、素敵な家に住んでいる!」と、ポジティブシンキングをしていたら、夢が叶ったのかもしれません。ご心配なく、ツボとか売りつけませんから(笑)

▼ 家探し迷走中の時期に、こんな記事を書いています。

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アメリカで安心&安全な物件を探す方法

今回の物件探しで、最も気にかけたのが「治安」です。アメリカでは、一本道を挟むだけで、雰囲気が全く違う地域もあります。

ご存じのように、アメリカは資本主義であるがゆえ、貧富の格差がとても大きい。

十分にお金がない、暮らしにゆとりがない貧困層やホームレスが集まる地域は、窃盗や麻薬取引など、必然的に治安が悪くなります。

駐在員の家族が安心して暮らすためには、できるだけこのような場所に近寄らないことです。ここでは、治安の悪い地域と安全な地域を見分ける方法をご紹介します

不動産サイトで相場のチェックをする

不動産を探す上で、どの程度の物件がいくらくらいで借りられるのか、相場のチェックは大事です。

全体的に相場が安い地域は、治安がちょっと心配です。反対に、周囲と比較して、その物件だけが安い場合は、お宝物件かもしれません。まずは、問い合わせてみましょう!

「安い=問題あり」ではなく、オーナーさんのさじ加減で、安く設定されていることもあります。また、繁忙期(6~8月・学校の夏休み期間)を過ぎると、賃料が大幅に下がることもあります。

アメリカの不動産を探すのに便利なサイトはこの2つ。

日本でいうと、SUUMOやHOME’Sのような感じ。指定した条件を元に、物件を絞り込むことができます。私の場合、PRICE(値段)を「$2,600MAX」と、BEDROOM(部屋数)を「3+」に設定して探しました。

他にも、Amenity(設備)・Year Built(築年)・Square Feet(広さ)なども指定できます。

これらの不動産サイトでは、物件のオーナーや管理会社へ問い合わせることができます。賃貸であれば、特に不動産エージェントを通さずに、直接やりとりする方も多いようです。

犯罪マップを活用

アメリカでは、犯罪マップにて、いつどのような事件が起きたのか確認できます。中には、ドメスティックバイオレンスや飲酒運転といった類までリストアップされています。

実際に、確認した方が良いのは、この辺り。

  • Homicide・Murder(殺人)
  • Assault(暴行)
  • Rape/Sex Crime(レイプ・性犯罪)

犯罪マップは、先ほどご紹介した不動産サイトのTruilaが分かりやすいです。Crime(犯罪)をクリックすると、色で犯罪密度が表示されます。(青が濃くなるほど、犯罪発生率が高い。)

(画像出典:Trulia

一般的に、ダウンタウンの中心部は治安があまりよくありません。

どこの地域でも、車上荒らし(Vehicle Break-in)や空き巣被害(Residential Burglary)などあるので、全くないところを探すのは難しいです。

性犯罪者の所在地を確認

アメリカでは、性犯罪者の名前や住所を顔写真付きで公開しており、誰でも見ることができます

私が使ったサイトは、こちら。

年齢、人種、生年月日など、ありとあらゆる個人情報が掲示されています。実際にチェックしてみると、性犯罪者ばかり…。怖すぎる。全くいない地域を見つける方が難しいです。

(画像出典:FAMILY WATCH DOG

ただ、できる限り、性犯罪者が同じコミュニティにいない、学区内にいない物件を選ぶようにしました。

HOAがある物件を選ぶ

アメリカのコンドミニアム、タウンハウス、共有のプールやジムがついている戸建てなどの物件は、HOAに加入していることがほとんどです。

HOA(Homeowners Association)とは、地域の管理組合のことです。日本で言う自治会費とマンションの管理費を合わせたようなものです。その地域に住む住民から、HOA FEEを徴収し、共有部分の管理や修繕に充てています。

カリフォルニアの場合、HOA FEEは200~500ドルほど。高級コンドの場合は、1,000ドル近くかかってしまうことも。

住民の質を保ち、資産価値を守るという意味でも、HOAに加入している物件の方が安心です。また、賃貸物件の場合は、オーナー負担で家賃に含まれているので、共有施設が充実している方がお得感はありますね。

ガレージ付きの物件を選ぶ

アメリカでの生活には、車が欠かせません。わが家も夫婦で2台保有することになるので、駐車場は2台分必要です。

賃貸物件には、必ず駐車場に関する項目があります。

  • Off Street Parking … 敷地内の指定された駐車場スペース
  • On Street Parking … 道路にある駐車場スペース
  • Attached Garage … 駐車場から直接住居に入れる車庫
  • Detached Garage … 駐車場と住居がつながっていない車庫

コンドミニアムやタウンハウスの場合も、車2台分は確保できますが、1台はガレージではなく、青空駐車場になってしまうことがあります。

ここでの懸念点が、車上荒らしです。リスクを減らすという意味でも、できれば2台ともガレージに入れられる物件の方が良いと思います。

セキュリティが高いゲートコミュニティを選ぶ

アメリカの富裕層の間では、ゲートで囲まれたコミュニティ(ゲートコミュニティ)が主流です。

わが家は、高級住宅街ではありませんが、一応こじんまりとしたゲートコミュニティ。リモコンや鍵がないと、中に入ることができません。

アメリカの宅配便は、不在の場合、玄関先に置いてかれます。夫も、日中は会社に行っているので、何度か「ゲートがないと心配だったよね」というシーンに出くわしています。

例えば、クレジットカードが入った封書が玄関の横に落ちてたとか、ベッドフレームが入った大きな荷物が放置されたあったなど、日本では考えられないほど適当(笑)

やはり、ゲートコミュニティの方が、安心感はあります。

学区が良い物件を選ぶ

アメリカの公立小学校~高校の学区は、住む地域によって決まります。

学区が良い地域には、良い教育を受けさせたい比較的所得の高い世帯が集まり、資産価値も治安も安定すると言われています。

不動産価値にも影響するということで、学区の情報はこちらのサイトにて調べることができます。

小学校・中学校・高校と、それぞれ10段階評価で点数が付けられています。

(画像出典:Great Schools

さらに、人種、低所得層世帯、英語を勉強中の生徒の割合なども確認できます。

(画像出典:Great Schools

ZillowやTruliaなどの不動産サイトにも、リンクがついているので、物件と学区レベルを対比しながら選ぶことができます。

グーグルマップで危険な地域を見分ける

治安の悪い場所を見分ける方法として、グーグルマップのストリートビューがあります。

現地に行かなくても、グーグルマップのトリートビューを見れば、大体の雰囲気が分かります。アメリカで治安の悪いのは、以下のような場所です。

  • ドアや窓に鉄格子がついている家が多い
  • 壁に落書きが多い
  • 道にゴミがたくさん落ちている
  • ボロボロの車がたくさん路駐されている
  • 芝生や緑が少ない

ちなみに、「ゲートコミュニティ」は、グーグルマップのストリートビューで見ることができません。

ストリートビューは誰でも見ることができるので、極端な話、家の外観が少しでも分かってしまえば、調べることができちゃいます。そういう面でも、ゲートコミュニティの方がプライバシーが確保されており、セキュリティは高いです。

日本人のエージェントを利用する

語力に自信がない、現地の口コミ情報が少ない場合、日本人のエージェントを利用すると良いでしょう。

日本人のエージェントであれば、周囲に住む日本人の数、学校関係(ESLの有無)、日系スーパーの情報も知っていることが多いです。

物件に関しては、自分たちで探しましたが、最終的に夫も日本人のエージェントを利用しました。オープンハウスの申し込み、契約書の細かいチェック、入居時の立会いなどをしてくれるので、安心といえば安心です

ついでに、ガス・電気・インターネットのセットアップも手伝ってもらえたそうです。ただし、手数料はタンマリ取られます。夫がお願いしたエージェントの手数料は家賃の6割程度でした。

賃貸契約で注意すること

物件が決まり、賃貸契約をするときにも注意が必要です。

アメリカは契約社会なので、サインをする前の確認は本当に大事。また、保険のシステムも異なるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

申込金やデポジットを準備しておく

夫が渡米前に、夫婦で「ここがいいかな」と、話していた物件があります。現地で、すぐに内覧させていただき、その日のうちに契約すると連絡しました。

ですが、次の日「デポジットを支払ってくれる人と契約した」と、オーナーさんからお断りが入りました。

生活環境がよく、家賃が相場よりも安い場合は、不動産サイトに掲載されて間もなく決まってしまいます。それこそ、数時間の争奪戦です。

今回、契約した物件も、かなり人気が高く、オープンハウスにはひっきりなしに見学者が来ていたようです。夫も前回の教訓を活かし、その場で申し込みをしたと言っていました。

契約期間の確認

アメリカの賃貸契約で一番トラブルになるのが「契約期間中の解約」です。

通常は、1年で自動更新になりますが、退去する場合は何か月前に言わないと違約金がかかってしまうこともあります。

ただ、夫の会社の場合、赴任期間や帰国のタイミングが定まっていないので、違約金がかかる場合は支払ってくれるため、わが家はそこまで気にしませんでした。

契約書に家族の名前が記載されているか確認

賃貸契約書は、住所が正しいか、家族の名前が記載されているか確認しましょう。ドライバーズライセンス(免許)を取るときに、賃貸契約書が住所証明になります。

カリフォルニア州の場合、住所証明の書類が2種類必要だそうです。これが結構クセモノなんですよね。

そこで、後で説明する「レンターズ保険」も夫婦名義にしておくことをオススメします。そうすることで、住所証明ができる書類が一気に2つ手に入ります。

Renter’s Insurance(レンターズ保険)の確認

アメリカでは、レンターズ保険と言う借り主の保険があります。賃貸契約を結ぶとき、保険について案内されることが多いですが、義務ではありません。

レンターズ保険は、家財の損失や盗難、対人賠償責任、医療費の請求に対応しています。年間200ドル前後で高額ではないので、安心のために加入しておくと良いです。

また、レンターズ保険と自動車保険を一緒に契約する場合、アンブレラ保険に加入ができます

例えば、アメリカの自動車保険は、日本のように賠償責任を無制限に設定できません。補償金額も比較的低く、巨額な賠償責任を負った場合は、賄いきれないことがあります。その上乗せをしてくれるのが「アンブレラ保険」です。

「訴えてやる!」訴訟大国アメリカで、安心して暮らすためにもこういった保険を賢く利用した方がよさそうですね。

家族が安心できる家をみんなで探そう

ネット上でほとんどのことを調べることができたので、物件選びの十分参加した感はあります。夫がオープンハウスで撮影した動画を子供たちに見せて「どこがいい?」と、話し合っていました。

海外駐在中「自分たちが決めた家」に住むことで、前向きな気持ちにもなれます。

これだけ色々と書いてきましたが、私はまだ日本にいます(笑)何はともあれ、家探しが落ち着いたので、他の準備も頑張りたいと思います!

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