「この前は、三世代でハワイに行ってきたらしい。」
「ご主人は大手企業に勤めていて、駅前の一等地に注文住宅を建てたって。」
子供ができると、何かと人に会う機会が増えますよね。その中で、聞きたくもない情報が何となく入ってきてしまうこともあります。同じ幼稚園に通っているのに、ダンナさんの収入差、実家が裕福で支援してくれるなど、嫉妬してしまったことはありませんか?
今回のブログ記事では、ママ友の生活格差に嫉妬せずに平穏に過ごす方法を考えてみました。
どんなママに嫉妬するの?
嫉妬ポイント① 経済力
ママ友と、一番格差を感じるのは「経済力」なのではないでしょうか。表面的に見える部分なので、どうしても嫉妬や妬みを感じやすいです。
私もこんなママ友に会ったときに、モヤモヤした気持ちになりました。
広い一軒家に、車2台。子供は3人(女2人&男1人)いるのに、専業主婦。ダンナさんは会社の社長。会う度に洋服も違うし、爪もバッチリジェルネイル。
一方、わが家のダンナさんは普通のサラリーマンで、築30年の社宅暮らし。ネイル?さすがに1回5,000~6,000円かけてサロン通いはできない。マニキュア塗ったのさえ数年前だし、最近除光液見たら、半分くらいに蒸発してた…(汗)
比較すれば比較するほど、経済格差が浮き彫りになり、羨ましい気持ちでいっぱいになりました。
嫉妬ポイント② 実家の援助がある
結婚してからも、実家援助がある人はたくさんいます。経済的援助だけでなく、精神的援助が受けられるのは、子育て中の身としてはとてもありがたいです。
近くに両親が住んでいて、困ったときはいつも駆けつけてくれる。実家の親がスポンサーで海外旅行に行ってきた。
完全ワンオペ育児で頑張っている方からすると、単純に羨ましいだけでなく、嫌悪感まで抱くことも少なくありません。
嫉妬ポイント③ ダンナさんがイクメン
実家の援助以上に嫉妬が大きいのが「ダンナさんの育児協力」です。休みの日に、子供たちの習い事に付き添いしたり、平日の授業参観にきたり…。
自分は、一人で子育てを頑張っているのに「パパが色々やってくれるから助かる~。」とか言われると、ついカチンときてしまいますよね。
そもそも女は嫉妬する生き物
こんなに嫉妬するなんて…と、女のイヤな部分を自分自身で見てしまった感じもしますが、そもそも女は嫉妬する生き物なのです。
「誰かと比較する」「他人に嫉妬する」というのは、女性の特徴です。誰かが選ばれると自分は選ばれない、誰かが褒められると自分は褒めらないという、相対評価の世界に生きています。
すでにたくさんの物を持っていたとしても、自分が持っていないものに対して、強い嫉妬を感じてしまいます。女性にとって、上位何パーセントに入れるかどうかが、最も重要なのです。
嫉妬が表面に出ているか出ていないかの違いで、女性である以上、嫉妬してまうのは仕方がないことです。
ですが、嫉妬心をコントロールできないと、人間付き合いでもトラブルが起きやすく、孤立した存在になってしまうかもしれません。
生活格差で嫉妬しないために
ママ友に嫉妬していても何も変わりません。自分の精神状態も悪くなる一方。穏やかな心を取り戻すためには、どうすれば良いのでしょうか。
自分の軸を持つ
女性の付き合いは「相手からどう思われるか」「どうすれば相手から好かれるか」を重視することが多いです。
人の目を気にしながら生きていると、どうしても比較をしてしまいます。
判断の基準を「相手からどう思われるか」から「自分がどうしたいのか」に、「どうしたら魅力的に見えるのか」から「どういう魅力を持ちたいか」に変えてみることが大事です。
何がしたいのか分からない場合は、やりたいことを100個リストアップしてみたり、夢について考えるドリームマップを作ってみたりすると、少しずつ軸がしっかりしていきます。
➡ 人生でやりたい夢リスト100の書き方は?実例テンプレート付で紹介
環境面ではなく自分の内面を磨く
ママ友同士の嫉妬は、環境に依存していることばかり。ダンナさんの収入や実家の援助は、自分の実力ではありません。比較して、嫉妬したところで、誰にとってもプラスになりません。
「あの子は、ダンナさんが大手企業に勤めているから、実家が地主だから」と、ただ言い訳をしているだけです。
もし、経済力で嫉妬してしまうなら、自分が働いたり、しっかりと家計管理をすれば良いだけのこと。在宅ワークなら、子どもが小さくても隙間時間に働けるし、一馬力でもしっかりと貯金できます。
➡ 専業主婦を卒業しよう!在宅ワークで安全&確実に稼ぐ3つの方法
自分の暮らしが充実していたら、人のことなんてどうでもよくなります。お金がなくても、趣味に使える時間をつくる、スキルアップして、仕事に活かすなど、自分が満足できることに時間をかけてみましょう。
自己肯定感を高める
自己肯定感とは、自分を肯定し愛する力のことを言います。自己肯定感は、育ってきた環境の違いから差が出ると言われていますが、大人になってからでも取り戻すことができます。
自分を大切にすることで、生き方にも自信を持つことができ、他者の評価に振り回せらなようになります。
私も、専業主婦になってからは自己肯定感がゼロでしたが、徐々に回復しつつあります。子育て中は、家族優先で「自分を大切」にできている方がとても少ないので、ぜひ自己肯定感を高める方法も実践してみてください。
➡ 自己肯定感ゼロからの脱却!不安が多い人生を幸せに生きるコツ
自分の幸せを見つめ直そう
自分にないものばかり目がいってしまいますが、あなたにしかないものだってありますよね。裕福な生活ではなくても、子供が素直に育っているとか、一人で何でもできる自立した女性になれたとか。
隣の芝生は青く見えると言いますが、ママ友も実はあなたのことを羨ましいと思っているかもしれません。
そして、あなたにって幸せは何か考えてみましょう。人からどう思われようと、自分が満足できる幸せが見つけられたら、心がすっと軽くなるはずですよ!