「平日の夕食作りを楽にするために、常備菜を作ろう。」
仕事に子育てに家事。何かと毎日が忙しいママライフ。その中でも、家事を何とかして楽にしたいという想いは強いですよね。
私自身、普段は家で下の子と過ごしながら、隙間時間に仕事をしています。以前は、毎日の家事を最小限に留めるため、週末の常備菜作りをしていました。でも、続けていくうちに少しずつ違和感がうまれてしまいました。
「作り置きしても、何だか家事が全然楽になっていない気がする!むしろ、ストレスが溜まる!!」
そう思うようになってから、週末の常備菜作りは、全くしなくなりした。
常備菜・作り置きを辞めた理由
週末に時間がかかりすぎる
働くママの救世主と言われる常備菜。本屋ではたくさんのレシピ本が並び、一週間分のレシピを紹介するブログも人気です。
ですが、平日の家事を減らすとは言え、週末に常備菜を作るとなると3時間くらいかかってしまいます。
わが家は、週末楽しくお出かけに行くことが多いです。
帰ってから、ダンナさんと子供たちはくつろいでるのに、自分だけキッチンに3時間も立つなんて、どんんだけの苦行か。
しかも、わが家の男子たちはよく食べる。肉料理なんて、一週間持たせるためには2~3キロとか調理しないといけません。全部並べたら、大パーティーですよ。
ということで、週末3時間は私には耐えられませんでした。
料理が苦手・キャパがない
主婦歴は長いですが、料理の腕が全然上達していません。手際もあまりよくありませんし、段取りも下手です。
私のキャパは、料理3品までが限度。いっぺんに一週間分の料理を作ろうとすると、カオス…。
もう疲労感が半端ないです。
それ以前に、一週間分のレシピを考え、日持ちする食材を買いに行いくのも大変です。
子供たちの評判がイマイチ
常備菜の定番メニュー「ほうれん草のお浸し」「野菜のマリネ」などの和え物系は、子供は苦手。
平日は、ダンナさんはずっと出張に行っていることも多く、残ってしまうと、私がノルマのように食べなくてはいけません。
レパートリーが少ない私は、不評な料理をリメイクする技術もありません。一生懸命作っても、料理が余ってしまうと、やる気をなくしますよね。
手間なく料理を済ませるコツ
平日の家事を楽にするためには「常備菜」は必須アイテムと思われがちですが、大丈夫です。週末の作り置きに頼らなくても、平日のわずかな調理時間だけで乗り切れます!
私の場合は、平日の夕食作りにかけられる時間は30分~1時間程度。それ以上手間と時間がかかる料理はには作っていません。
多めに作る
常備菜作りが苦手な理由は、料理って基本的に、作りたて&新鮮な方が美味しい。それなのに「今日食べるもの」以外も調理しなくてはいけないこと。
でも、疲れている時に、一品すでに出来上がっていると嬉しいですよね。
そこで、日持ちする料理は、当日を含め2~3日分の量を作るようにしています。1回の調理で、次の日の常備菜も一緒に作っちゃう感覚です。
メイン→副菜のように、ローテーションで作っていけば、常に一品ストックできているので気持ちが楽です。
あとは、細ネギなどは、一度に大きめの小口切りにしちゃっています。お味噌汁に入れたり、おうどんに入れたり。緑が加わると、彩的にもキレイなので、常にタッパーでストックしています。
圧力鍋を活用
時短料理で一番活躍するのが「圧力鍋」です。
フィスラーの圧力鍋を使うようになってから、普通の煮込み料理も段違いに美味しくなりました。
2~3時間煮込む肉料理も、圧力鍋なら加圧時間2~3分で作れるので、かなり時短になります。火にかけている時間も短いので、ガス代の節約にもなりますしね。
あとは、噴きこぼれの心配もないので、安心して使えます。
肉じゃが、筑前煮などは、子供もパクパク食べてくれるので、4.5L鍋いっぱい作っています。
ルーを使う料理(カレー、ハヤシライス、シチューなど)も、週に1度、必ず登場します。基本の根菜類で作れるので、食材ストックがなくなる後半で作っています。
▼ フィスラーの圧力鍋がオススメ!
参考 節約料理に圧力鍋!フィスラーコンフォート4.5Lとスキレット2.5Lセットをアウトレットで購入
少数精鋭!品数を減らして食材を詰め込む
一汁三菜が良いと言われていますが、バランスよく食材を取るためだけなら、三菜もいらない。具だくさんお味噌汁(またはスープ)と、おかず、生野菜くらいあれば十分!
ほうれん草のお浸しを出すよりも、他の物と一緒にお味噌汁に入れてしまう方が、子供たちも良く食べるんですよね。
カレーにキノコや根菜類をまとめて入れてしまえば、和え物1品少なくても栄養は同じ。しかも「美味しい、美味しい。」と食べてくれます。
品数を減らせば、調理工程も減るので、時短効果あり!
どうしても無理な時は生協の冷凍食品
下の子の幼稚園プレ、上の子の授業参観、習い事の参観日など、一日がとても過密な日ってありますよね。
もう、疲れて料理をしたくない時は、生協の冷凍食品を活用しています。
レンジでチンするだけのコロッケ、流水で解凍するだけのネギトロやお刺身など、5分もあれば仕上がります。調理しなければ、台所も汚れないし、後片付けも楽チン!
少し野菜が足りなければ、袋詰めのカット野菜をお皿に入れて、ドレッシングをかければ立派なサラダの完成。値段も100円前後と、お財布にも優しいです。
[su_note note_color=”#fefed0″]生協とは?
生協(コープ)には、決まった曜日に、ご自宅や職場に商品を届ける宅はサービスがあります。産地直送の生鮮食品や、コープのオリジナル商品などを、数多く取り揃えています。
地域によって、生協の種類は異なり、全国に500以上の団体があります。
神奈川県のわが家はリーズナブル系のおうちコープを使っています。
関東・信越エリアなら、co-op deli(コープデリ)が人気。包丁いらずでパパッと作れる料理キットの愛用者も多いです。
食材にこだわりたい方はパルシステムや生活クラブもおすすめです。[/su_note]
常備菜が作れなくても主婦失格じゃない
「常備菜、作りました!」
休日に作った常備菜を、ブログやSNSでアップしている方はとても多いですよね。ずらっと並べられた保存容器を見ると、私も頑張らなきゃというプレッシャーに苛まれます。
でも、常備菜を作ってなくても、一汁三菜作ってなくても、主婦失格にはなりません。
「家族仲良く食べられる食卓があること。」
おかずが質素でも、ちょっとバランスが偏っててもいい。家族みんなが笑顔でいられる食卓を自分に合ったスタイルで、守っていきたいと思います。