「山のように積まれた洗濯物。毎日洗濯して干して畳んで…。あー面倒くさい!!」
共働き家庭が増える中、いかに家事を効率よく行うで、ストレスの溜まり方が全く変わってきます。
私は専業主婦家庭ですが、わが家にはトイレトレーニング中の未就園児と、サッカーやスイミングなどの習い事を頑張る小学生がいます。今の時期でも、洗濯物はかなり多いです。
どんどん成長して、ガタイがいい中学生や高校生になった時、洗濯物の量がどのくらいになるのか計り知れません。この調子だと、洗濯で半日潰れてしまうのでは…。
以前から調子があまりよくなかったわが家の洗濯乾燥機。
洗濯機は、家電製品の中でも高額な部類に入ります。洗濯機の寿命は6~8年。頻繁に買い替えもできないため、失敗したくありません。
買い替えのタイミングがきたので、今後のわが家の生活スタイルを見据えて、楽家事に役立つ理想の洗濯機を探しに行ってきました。
何度か電気屋さんに足を運び、数店舗で比較検討したり、ネットでの口コミを見たり。最終的に購入したのが、日立の洗濯乾燥機「ビッグドラム」です。
わが家が縦型ではなくドラム式洗濯乾燥機を選ぶ理由
洗濯機は大きく分けて、ドラム式と縦型があります。広告では、主流はドラム式のようなイメージですが、実は未だに縦型洗濯機の方が人気が高いです。
その一番の理由は、縦型洗濯機の方が値段が安いから。
以前、ドラム式を使っていた方も、やっぱり値段が安い縦型洗濯機で十分と戻ることも少なくないそうです。
縦型洗濯機は安いもので3万円代から購入できます。一方ドラム式は最低でも10万円、最新機種だと30万円ほどかかってしまいます。
それでも、わが家はドラム式洗濯機を選びました。それは、乾燥機能も頻繁に使うからです。
社宅生活だと、庭もなければ、広いバルコニーもありません。外で干すにも、なかなか洗濯スペースが取れません。室内も、ゆとりのある間取りではないので、部屋干しスペースも広く設けられません。
「天気が悪くて洗濯物が乾かない。じめじめした洗濯物に囲まれた生活。」
「シーツやバスタオルなどの大物を干す場所がない。頻繁に洗濯できず、清潔に保てない。」
この2つの家事ストレスはかなりのものです。
春は花粉や黄砂、夏は梅雨やゲリラ豪雨、秋は台風やブタクサ花粉、冬は雪など、外に干すことのできる日って少ないですよね。洗濯乾燥機付きなら、天気に左右されることなく、一日分の洗濯物をその日のうちに片付けることができます。
また、子供がいると「オネショしちゃった!汗ビショビショになっちゃった!」ということもありますよね。シーツも、洗濯&乾燥の全自動コースで洗えば、3時間ほどでピカピカです。
毎日のストレスや時短も考え、値段は高いですが、わが家ではドラム式洗濯機以外には考えられません。
ドラム式が乾燥に優れている理由
乾燥時に費用が安い!省エネ!
洗濯乾燥機の乾燥方法は、「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の主に2種類です。
ヒーター式は、直接ドライヤーで洗濯物を乾かしている状態です。ヒートポンプは、空気中の熱を集めながらたっぷりの風をあてて効率的に乾燥させるため、省エネ。そのため、費用も半分以下です。
- ヒーター式&縦型洗濯乾燥機 … 約95円
- ヒートポンプ式&ドラム式洗濯乾燥機 … 約40円
わが家のように頻繁に乾燥機を使いたい。部屋干しや外干しスペースが限られている、という場合には、やはりドラム式が便利です。
縦型に比べて段違いに乾く
「せっかく乾燥機付きの洗濯機買ったのに全然乾かない!中途半端に高い機種にしてムダだった。」
以前、実家では乾燥機付きの縦型洗濯機を使っていました。母は、コインランドリーの乾燥具合を想像していたものの、じめっとした仕上がりに全く満足がいかなかったようです。
結局、買い替えのタイミングで一番安い洗濯機にし、除湿器を別に購入していました。(田舎で、広い庭付き一軒家だから、干すスペースはいくらでもある。羨ましい。)
縦型とドラム式では乾燥の仕上がりが全く違います。
ドラム式は、ドラムの中で洗濯物を持ち上げて落としています。落ちるときに、温風を当て水分を飛ばしながら乾燥させます
そのため、しっかりと乾かすことができ、タオルなんかはフワフワに仕上がります。
日立のビッグドラムを選んだ理由
国内でドラム式洗濯乾燥機を販売しているメーカーは、主に4社。
- 日立
- パナソニック
- シャープ
- 東芝
その中で、日立のビッグドラムを選んだ理由はこの3つです。
乾燥機の性能が良い
「乾燥機の性能が一番良いのはどれですか?」
ベテラン店員さんに聞いたところ、真っ先に勧められたのが日立の洗濯機でした。
風アイロンという独自の技術で、パイルを手元から起こし、フワフワの仕上がりになります。何と、風アイロンでは時速300㎞の高速の風を吹きかけて乾燥するそうです。
実際に、タオルを乾燥してみたところ、いつもの倍くらいの厚みになり、ホテルタオルみたいな仕上がりに!
ただし、乾燥したあとのフィルター掃除は必須です。1回、乾燥するだけでもこんなににも埃がついてしまいます。
どの洗濯乾燥機でも、必ず乾燥後にはフィルターの掃除が必要です。
乾燥が弱くなる原因にもなるので、必ず毎回掃除をするようにと、店員さんにかなり念押しされました。
容量が大きい
日立のビッグドラムには、本体奥行き62㎝の奥行スリムタイプと本体幅60㎝の幅スリムタイプがあります。
場所に余裕があるのであれば、奥行スリムタイプがオススメです。
奥行スリムタイプは、ドラム直径が約61㎝で、洗濯&脱水容量も12㎏と最大級!幅スリムタイプは、ドラム直径53㎝、洗濯脱水容量は11㎏です。
たかが、1㎏の違いですが、奥行きスリムタイプなら薄手のシングル毛布であれば一気に4枚洗えます。(幅スリムは、2枚まで)
また、羽毛布団を洗濯することもできます。羽毛布団のクリーニングは1枚5,000円前後かかるし、子供が汚してしまった場合にも気楽に洗えると思うと、母として寛大になれますよね(笑)
※ 洗濯毛布コースを使用する場合は、お洗濯キャップの使用を推奨。
奥行スリムタイプは、幅が80㎝近くあります。必ず採寸して入るか確認してください。
わが家は、洗濯機置き場は問題ありませんでしたが、玄関ドアに入らないというアクシデントが!結局、玄関ドアを外して搬入しました。
お手入れがしやすい
日立のドラム式洗濯機は、洗剤入れが簡単に取り外せます。気になった時に、すぐにすすぎ洗いできるので、いつでも清潔に保てます。
糸くずフィルター(排水フィルター)は、「掃除しにくそう」と少し不安でしたが、意外とスルッと汚れが取れる仕組みでした。
以前使っていたアクアは、排水フィルターの掃除がしにくく、フィルターお掃除マークが点滅するとゲンナリでしたが、日立は今のところお掃除ストレスはほとんどありません。
また、日立のビッグドラムは、自動お掃除機能もついているので、洗濯槽を比較的キレイな状態で保つことができます。
実際に使ってみてイマイチだった点
全体的に満足している日立のビッグドラムですが、実際に使ってみて、イマイチな点もありました。
それは、洗濯槽と蓋の隙間に小さいモノが挟まっていることがある!
子どものマスクとか、カバーソックスとか、脱水できずに挟まっていることがしばしば。
「ちゃんとネットに入れて洗濯しろよ。」
はい、そうですよね。
これを機に、細かいものはちゃんと洗濯ネットに入れて洗濯するようになりました。結果的にズボラ主婦をちょっとだけ抜け出せたかも(笑)
日立の洗濯機を買って正解!家事が楽になった
今まで、ドラム式洗濯乾燥機を使っていましたが、寿命もあり乾燥機能があまり使えていませんでした。
新しい洗濯機に買い替え、ボタン一つでしっかり乾燥でき、フカフカのタオルが常にある幸せを手に入れることができました!
子育て主婦は、忙しい。家事ストレスを減らすためにも、ドラム式洗濯乾燥機を導入してみてはいかがでしょうか。
まだ、洗濯機が動く状態なら、時期を見極めて購入すると、かなりの割引率になります。壊れる前に、タイミングを見ながらの買い替えがおすすめです。