「オーガニック食品はお金がかかる!」
「一から手作りすると手間がかかりストレス!」
お金と手間がかかる無添加食材。身体に良いことは、分かっていても続けられている人は少ないかもしれません。
わが家では、ゆるく無添加生活を送っています。
本当にゆるすぎて、ストイックな方から見ると笑われてしまいそうですが、ストレスを溜めずに無理なく続けられています。
そこで、今回のブログ記事では「ゆる無添加生活の始め方」をご紹介します。
あなたの生活に、取り入れられるところを活用していただたら、幸いです。
無添加食品のデメリット
「無添加生活に疲れた!」
「無添加生活、もうやめたい!」
とリバウンドしてしまう方も多いのではないでしょうか。
なぜ、無添加の食生活は、なかなか続けることができないのでしょうか。
無添加・オーガニック食品で食費が高額に
添加物を使うことで、食品を安く加工することができます。
例えば、ストロベリーヨーグルトの中に入っている果肉はごくわずか。あとは、香料を使って風味をプラスしています。
もし、完全無添加のストロベリーヨーグルトを作ろうとしたら、無農薬のイチゴと生乳100%のヨーグルトを使わないといけません。
人件費や加工費などを考えたら、4個パック198円で販売するなんて不可能です。
オーガニック(有機農業)の野菜や果物も同じ。
有機農法は、農薬をバンバン使う農法に比べて、非常に手間がかかります。
そのため、オーガニック食品や添加物が入っていない商品をメインに使うと、食費が高額になりがちです。
無添加は日持ちがしない
添加物を使うことで、保存性を高められます。また、食中毒を予防するという働きもあります。
無添加食品は、添加物が入っていない分、消費期限が短いことが多いです。
せっかく高い金額を払ったのに、期限内に食べきれず、無駄にしてしまうこともあります。
コンビニNG!外食にも行けなくなる
私たちの社会を豊かにしているコンビニや外食チェーン店。
料理をせずに、すぐに食事にありつける便利な存在ですよね。手間を考慮したら、とてつもなく安い。
だって、某ファミレスの日替わりランチなんて500円ですよ。ハンバーグに白身魚のフライ、野菜、ライス、スープ付でこの値段。
家賃や人件費がかかる店舗で、これだけ安く抑えるためには、食材をかなり安く仕入れなくてはいけません。
工場で大量生産するためにも、保存料は必要です。安価な食材を美味しく仕上げるための添加物も使っています。
添加物を一切とらないのであれば、便利な社会とは決別し、自給自足の生活をしなくてはけません。
無理せずゆる無添加な食生活を送るコツ
食べ盛りの子供がいるわが家としては、完全無添加でやっていくのは、金銭的にも時間的にも難しいです。
一日三食+おやつも手作り…。料理が苦手な主婦としては、かなりストレスが溜まります。
料理で手を抜きたい。
楽しく外食もしたい。
デパ地下スイーツも食べたい。
でも、健康的な食生活を送りたい。
ほとんどの方は、そう思うっているのではないでしょうか。
では、実際に「ゆる無添加生活」をするには何から始めると良いのでしょうか。
表示ラベルを確認する
食料品を買うとき、必ず表示ラベルを確認しています。何種類か選択肢がある場合は、添加物が少ないものを選ぶようにしています。
日本で使用が許可されている添加物は、1,500品目以上。全部覚えるのは、難しいですよね。
一つの目安として、リストが長すぎたり、聞いたこともない名前が羅列している商品はできるだけ避けるようにしています。
調味料にこだわる
自炊をしても、使っている調味料が添加物まみれだと、意味がありません。
例えば、醤油は本来、大豆を長い期間、発酵させて作ります。ですが、スーパーで売られている安価な醤油(正確にいうと醤油風調味料)は、添加物を加えて醤油のような味に仕上げています。
自分が美味しいと思っていた醤油に、添加物が色々と加えられていたことを知ったとき、かなりショックを受けました。
料理の基本となる「しょうゆ」「みりん」「酒」「砂糖」「塩」は、少し値段が高くても「本物」を使うようにしています。
油に気を付ける
「油」も気を付けた方が良いです。
油を作るには、主に三つの方法があります。
- 圧搾法(一番搾り): 原料に圧力をかけ、圧搾する方法
- 抽出法: 原料に溶剤(食品添加物)を加え、油分に溶剤を移行させて油を抽出する方法
- 圧抽方: 圧搾法と抽出法を併用した方法
プレミアムビールみたいな一番搾りは、油の世界でも一番搾りは最も良質です。
スーパーで198円とかで売られている醤油は、間違いなく抽出法。
抽出法は、一番搾りのかすから、石油系の化学溶剤を使って、油を取り出します。
化学溶剤を使っている怖さがある上、油本来の風味や栄養も何も残っていません。
わが家では、以下の油を使っています。
- 圧搾法のなたね油
- 圧縮玉絞りのごま油
- エキストラバージンオリーブオイル
- アボガドオイル
コストコで購入したアボガドオイルはオススメ!
オリーブオイルのように香りが強くないので、高温の炒めものからドレッシングまで何でも活用できます。
揚げ物はノンフライヤーなどを活用し、従来のサラダ油はとらないようにしています。
できる範囲でお肉のランクを上げる
以前は、鶏胸肉48円、鶏もも肉68円など、ほぼ底辺のお肉を買っていました。100g=100円以上のお肉は高級品でした(笑)
最近は、ほんの少しだけ、ランクを上げるようにしています。A5ランク和牛とかじゃないですよ。
お肉が安いのにも理由があります。
畜産業で、狭いスペースで大量に飼育するために、抗生剤を投与したり、短期間で肥育するために成長ホルモン剤が使われたり。
飼料も、遺伝子組み換えされた穀物を食べている可能性が高いです。
お肉を選ぶときには、以下の点を気をつけています。
- 成長ホルモン剤不使用
- 抗生物質不使用
- 遺伝子組み換え飼料不使用
特に記載がなかったり、予算的に厳しい買ったりするときは、最低限「国産」のお肉を選ぶようにしています。
冷凍保存する
イオンで、抗生物質不使用の鶏胸肉が100g=88円で売られているのでよく利用しています。
なるべくまとめて購入し、いつでも使えるように冷凍保存しています。
ただ、鶏胸肉って、パサパサしていて苦手でした。それを克服するために下味冷凍という技を覚えました。
下味をつけた状態で冷凍保存すると、本当にしっとりします。
サラダチキン、タンドリーチキン、鶏チャーシューなどは、わが家の定番メニュー。
また、野菜などもすぐに使わないものは、下処理をして冷凍するようにしています。生姜はまるごとすりおろして、冷凍しておけば、いつでも使えます。
添加物だらけの市販の生姜チューブをよりも遥かに安心です。
ママ友とは添加物の話はしない
わが家には、子どもが二人いるので、ママ友付き合いもあります。
マックやガストで食事をすることもあるし、ピザのデリバリーも利用します。子供たちが集まれば、市販のお菓子も山盛りです。
そんな中、「添加物が…」って言いだしたら、全く楽しくありませんよね。たまに食べるジャンクフードはやっぱり美味しいし(笑)
それぞれの家庭の方針、家計の事情もあるので、ママ友とは添加物の話は極力避けるようにしています。
食材宅配を賢く利用する
残念ながら、日本はオーガニック後進国と言われるほど、農薬をバンバン使っています。
スーパーには、添加物がたくさん使われた商品が多く、ラベルだけでは内容物を全て把握することは難しいです。
例えば、香料、酸味料、調味料などは、一括表示ができるため、実際にどのような物質が使われているか、正確に知ることはできません。
スーパーで、ラベルを一つ一つチェックしながら、買い物をするのはとても大変ですよね。
そのようなときは、信頼できる宅配業者や通販を利用すると便利です。
わが家は、生協の宅配「生活クラブ」を利用しています。生活クラブは、数ある宅配サービスの中でも、高品質の食材を取り扱っています。
以下が生活クラブの概要です。
- 安全性に不安のある食品添加物は使用しない
- 輸入農産物は基本的に取り扱わない
- 国産原料・提携生産者にこだわる
- 遺伝子組み換え食品を徹底して取り除く
- 徹底した放射能検査と情報開示
価格も、自然派通販や高級オーガニックストアで買うよりも断然安いので、暮らしに取り入れやすいです。
もちろん、家まで宅配してくれるので、買い物する手間も省けます。
何より、生活クラブの調味料は、とても美味しいので、一気に料理上手になる可能性大です(笑)
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健康に良い悪い関係なく、食事制限は多大なストレスがかかります。
今回は、私が実際に無理なく続けられてきたことをまとめてみました。あなたにとって、ストレスのかからないことを少しずつ試してみてくださいね。
その少しの差が、数十年後に大きな差になっているはずですよ 😉
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