「食品の遺伝子組み換えが気になる。」
「添加物が怖い。」
日本でも、食の安全が脅かされています。
遺伝子組み換え食品、過剰な化学添加物、残留農薬など、様々な問題が浮き彫りになっています。
残念ながら、一般のスーパーでは、安心して口にできる食材はわずか。
思い切って生協の食材宅配「生活クラブ」に加入してみることにしました。
実際に生活クラブの食材を利用するようになり、食に関する満足度がかなり上がりました。
今回のブログ記事では、メリット&デメリットを踏まえ、生活クラブをオススメしたい理由をまとめてみました。
- 食の安全について関心がある
- スーパーの食材は不安
- 安心&安全な食材を楽に選びたい
と悩まれている方の参考になれば幸いです。
胡散臭い?生活クラブがヤバイと思った理由
生活クラブは、「国産」「無添加」「減農薬」の商品を取り扱う生協の食材宅配です。
食の安全を最優先に考え、安心な食材を自宅まで届けてくれます。
簡単にまとめると、生活クラブはこのような生協です。
- 安全性に不安のある食品添加物は使用しない
- 輸入農産物は基本的に取り扱わない
- 国産原料・提携生産者にこだわる
- 遺伝子組み換え食品を徹底して取り除く
- 徹底した放射能検査と情報開示
(参照:さがみ生活クラブ生活協同組合資料)
本当に質を大事にしている生協。
ただ、最初に生活クラブを知ったときのイメージは、まぁ悪かった。
生活クラブに入っていた自然派ママ友がこんな感じだったから。
「やっぱり有機野菜よね~。オーガニックじゃなきゃ~。子供にこんな添加物まみれのお菓子食べさせたらダメよ~。」
何か、胡散くさいと思い、拒否しつづけていました(笑)
こんなマイナスイメージの生活クラブへの加入を考えた理由は、食の安全について勉強し始め、食品選びに迷走してしまったから。
- 遺伝子組み換え商品
- 高い数値の農薬
- 健康被害を及ぼす添加物
スーパーで目にするのはこういった商品ばかり。
もう何を食べていいのか分からない!
という状態に陥りました。
っで、色々と調べているうちに、生活クラブなら安心して利用できそうという結論に達しました。
生協の宅配「生活クラブ」のメリット
生活クラブは、とても良い商品を取り扱っています。
過去の私みたいに「胡散臭い」「宗教っぽい」というイメージで毛嫌いしてしまうのは勿体ないです。
家族や自分の健康を気にかけ、安全な食生活を送りたいと思っている方であれば、試してみる価値はあると思います。
生活クラブのメリット① 安心して食材を選べる
生活クラブは、「食の安全」についてはかなり厳しい基準を設けています。
- 遺伝子組み換え品を基本的に取り扱わない
- 生活クラブで許容している食品添加物は86品目(国は828品目)
- 残留農薬は国基準の1/10
一般的なスーパーで、遺伝子組み換え品かどうかを判断するのはとても難しいんですよね。
例えば、食用油やコーンスターチはとうもろこしを原料としています。
輸入しているとうもろこしは、遺伝子組み換え品の可能性が高いです。
生活クラブでは、2種類のNONGMマークを設け、カタログなどに記載しています。そのため、私たち消費者は、マークを確認しながら安心して商品を選ぶことができます。
遺伝子組み換えとは、他の生物の細胞を抽出し、新たな性質を持たせる技術のことを言います。
主に以下のような耐性を持っています。
- 害虫に強い
- 除草剤に強い
日本でも、大豆・ともうろこし・なたね・じゃがいもなどの遺伝子組み換え品が出回っています。
遺伝子組み換えに対しては、賛否両論あります。個人的に、将来的な影響も分からないため、なるべく摂取しない方が安全だと考えています。
生活クラブのメリット② こだわりの飼料!畜産の質が良い
生活クラブの畜産品は、
- 飼料には遺伝子組み換え食品を使わない
- 抗菌性物質は使わない
などの対策を取っています。
食の安全対策を一つ一つ行なった結果、肉本来の美味しさが味わえます。
飼料として使われるトウモロコシは、遺伝子組み換え品である可能性が高いです。生活クラブの鶏や豚は、国産の飼料用米を配合したものを食べて育っています。
また、感染症予防のため抗菌性物質、飼育を早めるホルモン剤を使っている畜産業者はとても多いです。
風邪などを引いたとき、むやみやたらと抗生物質の飲みすぎると、危険な副作用を招くと聞いたことはありませんか。人間の場合、抗生物質は医師の処方がないと服用できないですよね。
こういった見えない部分でも、生活クラブの商品は安心できます。
生活クラブのメリット③ 調味料が美味しい!自然と料理上手に
生活クラブは、美味しくて質の良い調味料が揃っています。
実際、調味料目当てで加入する方もとても多いそうです。
私も一通り、生活クラブの調味料を試してみましたが、本当に美味しい。
料理上手になったという錯覚を起こすくらい(笑)
しかも、生活クラブのソース類は、化学調味料無添加のものがほとんど。
特に気に入っているのは、トマトケチャップ。
パスタのトマトソース、ピザソースなど、色々と代用が効きます。牡蠣がそのまま使用されているオイスターソースもかなり濃厚。
生活クラブのメリット④ 安心・安全な食材が安い
生活クラブは、生協の中でも価格が高いというイメージがあります。確かに、一般的なスーパーと比べると、割高かもしれません。
ですが、安全性の高い食材で比較した場合は、かなり良心的な価格設定です。
例えば、生活クラブでは、オーガニック食品の代名詞と言われるような「パスチャライズド牛乳」「ノンホモ牛乳」や「平飼い卵」なども取り扱っています。
他の宅配業者と比較すると…
パスチャライズド牛乳 | ノンホモ牛乳 | 平飼い卵 | |
オイシックス | 353円(1,000㎖) | 354円(1,000㎖) | 350円(6個) |
大地を守る会 | 413円(1,000㎖) | 413円(1,000㎖) | 447円(6個) |
らでぃっしゅぼーや | 299円(1,000㎖) | 335円(900㎖) | 364円(6個) |
生活クラブ | 247円(900㎖) | 247円(900㎖) | 270円(6個) |
ちなみに、ちょっと予算オーバーなので、わが家は普通の鶏卵(10個パック)248円を購入しています。
平飼いではありませんが、品質的には十分。
自然派食材を扱う大手通販と比較してみると、価格が安いことが分かります。
生活協同組合(生協)の一つである生活クラブは、営利を第一の目的とする一般企業と異なり、組合員の「出資」「利用」「運営」によって成り立っています。
「まとめ買いして安く分け合おう」という精神が基本です。
過度な広告費やパッケージデザインにお金をかけていない分、商品自体の値段が抑えられているという特徴もあります。
目安として、上の画像くらいの量を購入して5,000円程度です。野菜たっぷり、乳製品や卵、お肉など、思ったよりもたくさん購入できます。
生活クラブのメリット⑤ 食の安全に関する知識がつく
生活クラブのカタログは、食に関する豆知識が豊富。
食の安全性、食材の調理方法、栄養について書かれています。
生活クラブに興味がある方って、食の安全に関心がある方が多いと思います。
ネットや本などでも、調べることもできますが、カタログに一通り目を通すだけでも、かなり知識量が増えます。
カタログの読み物も、面白くてついつい真剣に読んでしまいます。先日は、シンプルライフ研究家のマキさんについて特集が組まれていました。
食材選びをしながら、食に関する知識も身につけられるので、非常にコスパが良いと思っています(笑)
私はまだ参加したことはありませんが、不定期で食に関するセミナーや工場見学も開催されるそうです。機会があれば行ってみたい。
生協の宅配「生活クラブ」のデメリット
良いことづくしに思えますが、生活クラブにはデメリットもあります。
生活クラブのデメリット① 離乳食向け商品が少ない
出産をきっかけに、安心・安全の食材に興味を持つ方は多いですよね。
生活クラブでは、有機栽培のベビーフードなどを揃えていますが、種類は少なめ。
離乳食に便利な食材なら、生協の宅配パルシステムやおうちコープ・コープデリがオススメです。
わが家も、赤ちゃん時期にはおうちコープの商品にかなりお世話になっていました。
生活クラブのデメリット② 配送ボックスは個人負担
生協は決まった曜日に配送の担当者が商品を届けてくれます。
基本的に手渡しになりますが、不在の場合、商品を入れるボックス宅配ボックスを用意しなくてはいけません。(現在は、コロナ対策の置き配で無料で貸し出し中です。)
冷凍食品を購入した場合も、自分で保冷剤を準備しておく必要があります。
ドライアイスを利用する場合は、一つ108円で購入。
他の生協は、基本的に発泡スチロールのボックスにドライアイスを入れた状態で置いてくれていたので、ちょっとケチくさい…というのが正直な感想です。
まぁ、余分なコストをかけないという点で、理解はしています。
生活クラブのデメリット③ 週によって商品の偏りあり
生活クラブのカタログは、A・B・C・D週に分かれています。週によって注文できる商品が異なります。
注文したとしても、供給量が少ないとキャンセルになっていることがあります。
量が減らされてしまうこともあります。
そのため、生活クラブだけで、全てを補うのはちょっと厳しいかもしれません。
わが家は、生活クラブ+週1スーパーで、バランスをとっています。
一週間の予算は、生活クラブで5,000~7,000円、スーパーで5,000円程度で考えています。
生活クラブのデメリット④ 諸経費がかかる
生活クラブに加入すると、購入代金の他に以下の費用がかかります。
- 出資金 1,000円
- 機関紙 100円
- エッコロ共済 100円
- 組合員活動費 100~150円
生協は共同組合のため、組合員の出資金によって運営されています。
入会時に1,000円、以後毎月1,000円ずつ引き落としされます。ただし、脱退時に全額戻ってきます。
その他諸経費300~350円は毎月かかるものです。あまり利用しない方にとっては、無駄な出費になってしまうかもしれません。
少し諸経費が高めという難点はあるものの、個別配送の料金は安め。
1回の申込が2,000円以上で配送料が無料。1,999円以下でも個別手数料は100円です。
さらに、4人以上のグループで利用する場合は、カタログ価格から4%割引になる特典もあります。
生活クラブで安心&安全な食生活を始めよう
生活クラブを始めてから、「食の安全」について真剣に考えるようになりました。
自分よりも、これからの未来を背負っている子どもたちには、良いものを食べさせたいというのが親の本音。
遺伝子組み換え品、添加物の影響は、まだよく分かりません。
ですが、数年後に後悔しないためにも、私はなるべく安全&安心の食材を選んでいこうと思います。
生活クラブは、お得なセットを無料で試せます。
わが家が申し込んだときは、平田牧場の三元豚とポークウインナー、トマトケチャップなどがいただけました。
本当に美味しく、あっという間に生活クラブのファンになりました。
ぜひ、興味があれば、無料のお試しだけでも利用してみてくださいね。
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※このブログ記事は、2020年5月時点の情報を元に記載しています。
※価格・商品情報は時期により変動します。