「窓掃除、面倒くさい…。」
見て見ぬふりをしていた、窓の汚れ。前回、窓拭きをしたのは確か夏頃だったので、すでに3ヵ月以上経っています。
皆さんは、どれくらいのペースで窓掃除をやられていますか?
私のような家事が苦手な主婦にとって、窓掃除はハードルがかなり高い。ついつい先延ばしにしてしまう場所の一つです。
真冬になる前に、窓の掃除を済ましておこうと思い、優秀な助手にお越しいただきました。
「窓用ロボット掃除機 WINBOTくんです!」
窓用ロボット掃除機WINBOTとは?
最近、流行りのお掃除ロボット。ロボット掃除機のルンバ、床拭きロボットのブラーバなどがありますが、ついに窓用ロボット掃除も登場!
今回は、エコバックス社の窓用ロボット掃除機の「WINBOT850」をレンタルしてみました。
エコバックス社とは?
エコバックス社>は、世界中の家庭用ロボットメーカーのトップ3に入るブランドの一つで、中でも窓用ロボット掃除機は、口コミでかなり話題になったり、メディアでも取り上げられています。
評判も上々で、2016年に窓用ロボット掃除機 WINBOT 950 がグッドデザイン賞を受賞しています。
WINBOTと付属品
本体の他、窓掃除に必要な付属品が全てセットになっています。
- ロボット本体
- 電源アダプタ
- 取扱説明書
- 安全ポッドおよび安全コード
- リモコン(電池付)
- 清掃パッド(3枚)
- WINBOT 洗浄液(100ml)
- 延長コード(1.5m)
- 拭き布
一見、部品が多く、組み立てが難しそうに見えますが、コード類が多いだけでした。
WINBOTは、充電式ではなく、電源コードをコンセントにさせて稼働させます。大きい窓にも対応できるように、延長コードだけでも1.5ⅿあります。(万が一の停電などに備え、15分間の充電式バッテリーも内蔵されています。)
組み立ては、コードをつなぐだけなので、とても簡単。特に難しい設定はないので、家電音痴の私でも問題なく使えました。
重さは1.8㎏で、サイズは247×246x115㎜。比較的コンパクトな大きさで、持ち運びの負担はありませんでした。
WINBOTの使い方
実際に、WINBOTを使う前に準備をしておかなくてはいけません。設置さえしちゃえば、操作は簡単です。
前準備
前準備として、本体にクリーニングパッドを取り付けます。そして、クリーニングパッドの上と下の部分にWINBOT専用洗液をスプレーします。しっかりと湿らした方が汚れもよく落ちます。(目安は8回ずつ)
クリーニングパッドは3枚ついているので、汚れが気になったら取り換えます。1枚のパッドで、窓ガラス3~4枚はいける感覚でした。
パッドは、きれいな水に2分間つけ置きし、手洗いすることで、何度も使うことができます。
万が一、2階以上から本体が落下してしまった場合、地面に落下してしまったら、大変です。WINBOTでは、安全ポッドを窓に吸着させることで、命綱の役割を果たしてくれ、安全に使うことができます。
お掃除開始
スイッチをONにすると、空気を吸引して本体がピッタリと窓に張り付きます。あとは、本体かリモコンのスタートボタンを押すだけで、お掃除開始です。
Z方向かN方向の指定が可能で、動き方は自動で判断してくれます。Z方向は幅広の窓、N方向は縦長の窓を効率よく掃除してくれます。
掃除が完了すると、元の位置に戻ってきて、終了音がなります。スタートボタンを5秒長押しするとファンが停止し、吸引力が一気になくなります。
わが家の掃き出し窓の表面1枚掃除するのに、大体4分半くらい。思ったより早かったという印象でした。
WINBOTの仕上がり
操作は簡単で、手間なしでお掃除ができる。でも、肝心なのは仕上がり具合ですよね。実際にWINBOTくんにお掃除してもらった箇所のビフォーアフター写真を撮っておきました。
わが家のマンションは、公園が近いせいか砂埃もよく飛んできます。また杉の木も植わっているので、花粉の時期になると最悪です。
かなり汚い状態でしたが、キレイになっています!
今度は外からの汚れ。(AFTERの写真に長男くんが薄っすら映り込んでいますが、お気になさらず…笑)
ズームしても、汚れはほとんどありません。ロボットにしては、上出来です!いや、私よりもキレイな仕上がりかも。
WINBOTの注意点
思った以上に頑張ってくれたWINBOTくんですが、実際に使ってみてちょっと注意が必要だなと思ったこともありました。
エラーが起きた時に窓が開かない?!
WINBOTで窓掃除をしている際、ドキッとしたことが一つ。
エラーが発生し途中で停止してしまったアクシデントがありました。たぶん、うまく回転できなかったことが原因だと思いますが、WINBOTが突っかかって窓が開かないという最悪の位置に止まっていました。
高層階で作業をしていて、窓も開かなければ、外からの救出もできない。そんなことになったら大参事です。
慌てて説明書を読むと、ちゃんと対策が書いてありました。リモコンのリセットボタンを押して、マニュアル運転に切り替えればOK。書いてあった通りにやったら、問題なくリカバーしました。
説明書はしっかり読んでから、作業を始めることをオススメします。
職人の仕上がりとまではいかない
WINBOTくんの働きには、ほぼ満足しています。ですが、ビルの窓拭き職人のようなピカピカ具合を想像すると、やや物足りないと思うかもしれません。
クリーニングパッドがキレイでないと、少しクスミが残ってしまうこともあります。
また、窓の鍵部分など細かい箇所は、どうしても拭きこぼしはあります。そのため、最後の仕上げには、人の手が必要です。
苦手な家事は家電で解決!
今回、窓の拭き掃除をしたのは、とても寒い晴れた日でした。
「天気がいいから頑張ろう!」と思っても、いざ外に出ると「やっぱり寒いからやめよう。」と気持ちが萎えてしまうことって多いですよね。
ですが、WINBOTくんに、窓掃除をお任せしたので、私は暖房の入った家の中で、ココアを飲みながら眺めていただけでした。
何の苦労もなく、苦手だった窓掃除が終わってしまい、WINBOTくんには大感謝です。苦手な家事は、ほぼ家電で解決できる時代がやってきましたね。
WINBOTの値段は、WINBOT850が54,800円、WINBOT950が64,800円と、少し高めになっていますが、以下のような方には特にオススメです。(7泊8日6,480円でレンタルも可能です。)
- 窓が多い
- 窓が大きい
- 高層マンションに住んでいる
- 2階以上の戸建てに住んでいる
- 美容室・飲食店などの店舗を経営している
- 高齢の両親へのプレゼント
せっかく大きい窓がある素敵な戸建てや、景色の良い高層階のマンションに住んでいるのに、窓が汚いと残念ですよね。
かと言って、脚立やハシゴに登って危ない思いをしたり、無理な体勢で体を痛めてしまっては大変です。窓が多かったり大きかったりすると、時間も手間もかかり、ますます掃除をするのが億劫になってしまいます。
そのような時には、WINBOTくんの出番です。
「キレイな窓は開かれた未来をあらわす」と言われています。ぜひ、窓をピカピカにして、幸運を目一杯呼び込んでみてはいかがでしょうか。