「せっかくハウステンボスに行くなら、ゆっくりホテルステイも楽しみたい。」
東京ドーム33個分の広さのハウステンボス。1日で全てまわるのは難しいです。特に小さい子供や赤ちゃん連れだと、ゆっくりペースになるため、時間が足りません。
せっかくハウステンボスに行くのであれば、約50のアトラクション、花の大国の散策、光の王国イルミネーションなど、思う存分楽しみたいですよね。
そこで活用したいのが、ハウステンボスのオフィシャルホテルです。ハウステンボスには7つのオフィシャルホテルがあります。今回、わが家では「ホテルヨーロッパ」に宿泊してみました。
口コミ評判がとても良い高級ホテルですが、お部屋やサービスはどうだったのか、子連れでも大丈夫なのかを、ブログ記事にまとめました。
ハウステンボスのオフィシャルホテルは?
ハウステンボスには、直営オフィシャルホテルとオフィシャルホテルの2種類があります。
さらに、ハウステンボスの敷地内にある「ホテルヨーロッパ」「ホテルアムステルダム」「フォレストヴィラ」は「ザ・スリーホテルズ」と呼ばれており、優遇特典がたくさんあります。
【 直営オフィシャルホテル(ザ・スリーホテルズ)】
- ホテルヨーロッパ
- ホテルアムステルダム
- フォレストヴィラ
【 直営オフィシャルホテル 】
- 変なホテル
【 オフィシャルホテル 】
- ホテルオークラJRハウステンボス
- ホテル日航ハウステンボス
- ウォーターマークホテル長崎・ハウステンボス
今回の長崎旅行は、父の古希・母の還暦祝いの三世代家族旅行だったので、最上級の「ホテルヨーロッパ」選びました。
大人の雰囲気漂う高級ホテルは、子連れは場違いかなと思っていましたが、実際に泊まってみると、とても子連れにも優しいホテルでした。
ホテルヨーロッパの特徴
ホテルヨーロッパは、ハウステンボスを代表するとても贅沢なホテル。
私たちが訪れたときは、ロビーにシャンパンタワーが飾られていました!クリスマスシーズンは、カラフルにライトアップされたクリスマスツリーがお出迎えしてくれます。
本場アムステルダムにある100年の伝統を誇る同名ホテルをグレードアップして、ハウステンボスの一角に再現したホテルヨーロッパ。
6階建て310室もある大きなホテルは、レストラン、ラウンジ、スパなども充実しており、ヨーロッパの街並みの中、ゆっくりと過ごすのに最適です。
外観や内装だけでなく、ホテルスタッフも一流。子連れ旅行でも快適に安心して過ごすことができます。
① ハウステンボスの敷地内で便利
「小さい子供と一緒に無理なくテーマパークを満喫したい!」
ハウステンボスは、広大な敷地に建てられた一つの街のような感じです。移動距離も半端ありません。
ホテルヨーロッパの宿泊者のみ「専用クルーズ」を利用することができます。ゲートからホテルまで、優雅に船に乗ってチェックインが可能!
チェックイン後は、自由に部屋に出入りできるので、とても便利です。
小さい子供や赤ちゃん連れの場合、少し休んだり、お昼寝したりできる部屋があると、グッと楽になります。子連れで夜のイルミネーションを見て、すぐに部屋に戻れるのもかなりのメリットでした。
また、ホテルヨーロッパの目の前には、コンビニのような売店もあるので飲み物や軽食などちょっとした買い出しもできます。
② 最上級のサービスと最高級の雰囲気が味わえる
「ホテルヨーロッパとホテルアムステルダム、どちらに泊まろう?」
ハウステンボスの中で人気な2つのホテル。ホテルアムステルダムは、テーマパークゾーンの中心部の立地が子連れに嬉しいホテルです。
また、ホテルアムステルダムの「ローラアシュレイルーム」は上品な内装と45㎡以上の広い部屋、宿泊者専用のラウンジもあり、家族連れにも人気です。
私もどちらにするか迷いましたが、「サービスや雰囲気は断然ホテルヨーロッパ!」という口コミが多かったです。
実際に、ホテルヨーロッパに宿泊して、重厚感ある雰囲気やおもてなし精神のサービスは、格別でしたよ。
サービス
今回、ホテルヨーロッパは二部屋予約していましたが、事前に隣り合わせのリクエストをすっかり忘れていました。
チェックイン時に聞いてみたところ、別々の予約と認識されていたため、少し離れた部屋が用意されていました。でも、長男くんが「ばあばの部屋と隣がいい!」と一言。
それを、受付のスタッフの方は聞き逃さず「15分ほどで調整しますので、しばしお待ちいただけますか?」と、提案してくれました。
ワガママな息子の一言でしたが、こういう細かな気遣いは、一流ホテルならではと感じました。
お部屋の雰囲気
宿泊予約したのは標準ランクの「スタンダードツイン」。空きがあったのか、アサインされたのは「フラワールーム」でした。
ヨーロピアン調のフラワーモチーフのお部屋。(たぶんローラアシュレイ。)
わが家の男子3人には、ラブリーすぎるお部屋でした(笑)
母たちのお部屋も同じ作りでしたが、この年代は喜びますね。真っ赤なインテリアが還暦祝いにピッタリな感じでした。
フラワールームは、最近リノベーションしたようで、お風呂やトイレなどの水回りはかなりキレイでした。
とても広々として快適。
海外の高級ホテルにありそうな「レインシャワー」も設置されていました。
ただ、一点難点をあげるとしたら、脱衣所がない…。(写真撮り忘れ。)オープンスペースの洗面室からお風呂に直接入る間取りでした。
家族や仲良しの友達なら問題ありませんが、ちょっと遠慮し合う関係の場合は、注意が必要かも知れません。
③ 宿泊特典が多数
ホテルヨーロッパに宿泊すると、至れり尽くせりの特典がたくさんついてきます。宿泊特典を上手に活用すれば、さらに快適な旅になります。
宿泊特典1 荷物配送サービス
ハウステンボス入場前に「ホテル手荷物預かり所」からホテルまで荷物を無料で配送してくれます。また、場内店舗で購入された品物も宿泊ホテルまで無料で配送してくれます。
子連れで荷物の持ち歩きがないのは、本当に楽チン!
宿泊特典2 早朝入場が可能
ホテルヨーロッパに宿泊する場合は、一般入場の1時間前からハウステンボスのテーマパークエリアに入場することができます。
アトラクションなどは利用できませんが、静かな時間帯にのんびりお散歩を楽しんだり、写真を撮ったりと、優雅な時間を過ごすことができます。
宿泊特典3 再入場パスポートをプレゼント
宿泊最終日に、ハウステンボスに再入場できるパスポートがもらえます。
そのため、1DAYパスポート大人6,700円で、2日間まるまる楽しむことができます。(添い寝の子供は対象外。)
宿泊特典4 仮面舞踏会やナイトコンサート
ハウステンボスのアムステルダム広場では毎晩仮面舞踏会が開催されてます。ホテルヨーロッパの宿泊者には仮面がプレゼントされ、素顔を隠して参加ができます。
また、ホテル館内でも、ナイトコンサートも行われ、ミュージックチャージ3,000円が無料になります。
宿泊特典5 エアポートバス送迎が無料
ホテルヨーロッパに宿泊すると、長崎空港⇔ハウステンボス(ホテルヨーロッパ)のエアポートがバスが無料で利用できます。(インターネットで事前に予約する必要あり。)
わが家は1日目は長崎市内観光、2日~3日目はハウステンボスを楽しんだので、帰りだけ利用しました。
ホテルヨーロッパ発の指定席で、重いスーツケースを持って移動する必要がなかったため、小さい子供連れ旅行には大助かりのサービスでした。
④ 選べる朝食が嬉しい
ホテルヨーロッパの朝食付きプランでは、朝食会場を自由に選ぶことができます。
- デ アドミラル … フレンチレストラン(朝食セットメニュー)
- 吉翠亭 … 日本料理(御朝食膳)
- アンカーズラウンジ … ティーラウンジ(モーニングビュッフェ)
その他、フォレストヴィラ・ホテルアムステルダムの朝食利用も可能です。朝食付きプラン以外の場合は、別途料金でつけることもできます。
- 大人 : 3,100円 + サービス料(10%)
- 子供 : 1,550円 + サービス料(10%)
私たち家族はアンカーズラウンジでモーニングビュッフェを、父母&妹は吉翠亭で御朝食膳をいただきました。
7歳の長男くんは添い寝プランだったため、別途子供料金がかかりましたが、2歳の次男くんは無料でした。
アンカーズラウンジのビュッフェ
子連れには好きなものが好きなだけ食べられるビュッフェが嬉しい。アンカーズラウンジのビュッフェは種類も多く、クオリティも高い!
「アイオープナー」ということで、朝からシャンパンを飲むことができます。
セルフサービスなので、いくら飲んでも追加料金なし(笑)と言っても、さすがに朝から酔っぱらうといけないので、1杯にとどめておきました。
ハムだけでも、これだけの種類があります。他にもチーズコーナーもありました。
パンも、ソフトのものからハードのものまで。今まで行ったホテルビュッフェの中で、かなり上位に入る美味しさでした。
子供が大好きなチョコレートファウンテンも!朝からこんな楽しいものに出会えるとは!!
洋食だけでなく、和食メニューもあり、本当に飽きがこない朝食ビュッフェでした。子連れだったので邪魔にならない窓際の角の席をお願いしたところ、とても居心地が良かったです。
結局、1時間半くらいかけてかなり優雅な朝食タイムを過ごすことができました。
吉翠亭の御朝食膳
母たちが食べた御朝食膳もとても美味しかったようです。ただ、子連れならやはりビュッフェの方が満足度は高いと思います。
⑤ 添い寝プランが無料
「楽天トラベルやじゃらんなどのネット予約が格安!」
いつものように、ネット予約をおすすめしたいところですが、ハウステンボスのオフィシャルホテルに子連れで(小学生)宿泊する場合は、公式サイトからが一番お得です。
というのも、公式サイトで予約する場合は、小学生までの子供の添い寝プランが無料です。
別途パスポートが必要&再入場パスポートは対象外ですが、それでも普通に宿泊するよりも安く泊まることができます。
子連れ旅行でもホテルヨーロッパはオススメ!
わが家は子どもが小さいうちは、むしろランクの高いホテルでゆっくりすることをメインに旅を楽しむようにしています。
観光地をたくさん巡るよりも、無理をせずに素敵な思い出を作ることが一番。ホテルヨーロッパは、ホスピタリティが高く、本当に気持ちよく過ごすことができました。
ホテル大好きな長男くんも大満足だったようで「また長崎に行ったら泊まりたい!」とかなり気に入っていました。
「豪華なホテルに宿泊して、ハウステンボスを満喫したい。」
ホテルヨーロッパを候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。きっと大満足の旅になるはず!
▼ 長崎旅行まとめ記事(旅行記の目次)はこちら
※このブログ記事は、2017年12月の旅行記です。随時更新を心がけていますが、最新情報については、必ず公式ホームページにてご確認ください。