「トルコライスって、アジアン的な香辛料使った料理?」
旅行の楽しみと言えば、各地のソウルフードを食べること。長崎グルメと言えば、ちゃんぽん・皿うどんなどが有名ですが、最近では「トルコライス」も人気です。
長崎旅行の計画をするまで、私自身、このトルコライスのことをあまりよく知りませんでした。皆さんは、知っていますか?
トルコライスって何?!
トルコライス/トルコ風ライスは、長崎県の長崎市を中心としたご当地グルメ。一般的には、ピラフ、スパゲティナポリタン、ポークカツの3種類が乗ったワンプレート洋食です。
いわば、大人のお子様ランチ。
トルコライス誕生秘話は諸説ありますが、1950年代にBistroボルドーの前オーナーが外国人たちにピラフを作ったところ、スパゲッティや肉料理を添えて食べていたのを見て、考案したと言われています。
名前に「トルコ」と付きますが、トルコは全く関係はないそうです。(イスラム教徒が多いトルコ人は、そもそも豚肉を食べない。)
そんなこんなで今なお人気のトルコライス。お店によって組み合わせやバリエーションが異なるため、好みの味を見つける楽しみもある、奥が深いメニューです。
九州最古の喫茶店「ツル茶ん(つるちゃん)」へ
「トルコライスの美味しい店はどこだろう?」
旅行ブログやランキングサイトの口コミで必ずと言って出てくるのが、九州最古の喫茶店「ツル茶ん(つるちゃん)」です。
大正14年(1925年)創業で、上空から鶴が羽を広げているように見える長崎港=鶴の港と呼ばれていることから「鶴の港の長崎にはじめて生まれた喫茶店(キッチャテン)」という意味合いで、「ツル茶ん」と名付けられたそうです。
店内の雰囲気
お店はレトロな雰囲気で、アンティークな写真などが飾られています。オシャレなカフェと言うよりも、昔ながらの喫茶店という雰囲気。
つるちゃんのトルコライス
つるちゃんでは、「昔なつかしトルコライス(1,280円)」などスタンダードなトルコライスから変わり種までバリエーションがとても豊かです。
わが家は、子供のグズリ対策で飛行機の中で軽く昼食を食べていたので、ワンプレートをおやつ代わりに1つ頼みました。早めの時間に夕食の予約もしていたので、食べ過ぎ予防!
どれにするか迷ったけど、選んだのは「Ryomaトルコ(1,480円)」。
Ryomaトルコは、バターライス、和風海鮮スパゲッティ、ビーフカツレツの3種。そこにサラダがついています。
3種類もメインの料理がのってると、何だか得した気分になりますよね。
味は濃厚で高カロリーそうに見えますが、比較的あっさりしていて、食べやすかったです。ワンプレートしか頼まなかったので、牛ヒレ肉のビフカツは取り合いになりました(笑)
ミルクセーキも有名
つるちゃんは、トルコライス以外にも「ミルクセーキ」が有名。マックのシェークを想像していたら、全くの別物!
シャキシャキ食感で、どちらかと言うとかき氷に近い感じ。地元では、ミルクセーキは飲みものではなく、食べものとしての扱い。
練乳の甘さにほんのりレモン味。トルコライスのお口直しとして最適です。つるちゃんでは、トルコライスにハーフセーキ(350円)をプラスすることもできます。
わが家は、4人でシェアしたので、フルサイズ(680円)を注文しました。12月の冬場だったので、心底冷えましたが美味しかったです。
長崎のソウルフードを味わおう
つるちゃんは、路面電車の思案橋駅すぐにあり、観光にもとても便利です。店舗は2階建てで100席ほどあります。
ガイドブックにも掲載されている人気店なので、待ち時間なしで入店するならお昼過ぎの時間帯がオススメです。(わが家は2時くらいに行って、すぐに入ることができました。)
「トルコライスを食べてみたい!」
長崎旅行でソウルフードを味わいたいなら、ツル茶ん(つるちゃん)を候補の一つに考えてみてはいかがでしょうか。
【 ツル茶んへのアクセス 】
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