「長崎観光、どこに行こう?」
歴史の教科書で誰もが耳にしたことのある「出島」。長崎の市内観光では、歴史的にも有名な出島をお散歩することができます。
今回のブログでは、国指定史跡の「出島和蘭商館跡(でじまおらんだしょうかんあと)」を観光してきた様子や、子連れ・赤ちゃん連れ対策をご紹介します。
出島とは?
出島とは、江戸時代に唯一ヨーロッパとの貿易が許されていた場所です。
チーズ、トマト、ジャガイモ、珈琲、香辛料などの食文化、医学を中心とした蘭学という西洋の学問が持ち込まれました。
また、ビリーヤードやバトミントンなどの娯楽やスポーツも出島から伝わったと言われています。
出島の街並みを見るなら「出島和蘭商館跡」
復元された出島の街並みを観光するには「出島和蘭商館跡」に行きましょう。
私たちは、長崎新地中華街を抜けて歩いて出島に向かいましたが、ちゃんと地図を確認せずに、長崎港に向かってしまいました。
出島和蘭商館跡は、当時のように海に突き出した扇形の島ではなく、街中にあります。(出島周辺が、江戸時代以降に埋め立てられてしまったため。)
長崎港に扇形の島があると勘違いしていたため、海沿いを探し回っていました。
長崎港には、「長崎出島ワーフ」という商業施設がありますが、昔の建築物ではなく、レストランやカフェなどが並んでいるオシャレなスポットなので、間違えないようにしてくださいね。
【 出島和蘭商館跡へのアクセス 】
[su_gmap width=”500″ height=”300″ address=”出島和蘭商館跡”]
- 路面電車/長崎駅前から「正覚寺下」行に乗車、「出島」にて下車、徒歩すぐ
- 路線バス/長崎駅前南口から「新地ターミナル」行に乗車、「長崎新地ターミナル」(終点)にて下車、徒歩5分
- 駐車場なし
インスタ映えする写真スポットがたくさん
さて、何とか軌道修正をして辿り着いた「出島和蘭商館跡」。
[su_service title=”出島和蘭商館跡の入場料は?” icon=”icon: comments-o” size=”28″]
個人 | 団体(15名以上) | |
---|---|---|
一般・大学生 | 510円 | 410円 |
高校生 | 200円 | 120円 |
中学生・小学生 | 100円 | 60円 |
※ クレジットカード支払い可[/su_service]
中に入ると、一気に江戸時代にタイムスリップしたような気分になります。
建物は、和と洋のコラボが特徴。写真スポットがたくさんあり、インスタ映えする写真が撮れます。
着物を着たお侍さん発見!しかも、むちゃくちゃ親切でした。子供たちに話しかけてくれたり、施設について教えてくれたり。
建物の外観は、和風。でも、中へ入ると、和室に洋風のインテリアが飾られています。
建物の中には、当時の暮らしが忠実に再現されています。
オランダでは、江戸時代から現代とほとんど変わらない食器や家具が使われていたんですね。
こんな感じで、歴史的な建築物やインテリアを見たり、写真を撮ったりで、私は結構楽しめました。
赤ちゃん・子連れ対策
今回、小学生と2歳児連れと共に訪れた出島和蘭商館跡。
正直、子供たちはあまり興味がなかったみたいで、途中から鬼ごっこをしたり、かくれんぼをしたり、まるで大きな公園。
幼児~小学生くらいに、活躍しそうなのが、スタンプラリー。
わが家は、最後の方に見つけてしまったので、クリアならずでしたが、子連れ旅行ならスタンプラリーをすれば、楽しみながら回れそうです。
出島和蘭商館跡には、建物がいくつもあり、お宅を訪問するような形で見学していきます。
靴を脱いだり、階段があったりするので、0歳や1歳の赤ちゃん連れの場合は、ベビーカーではなく、抱っこ紐の方が動きやすいと思います。
施設は比較的新しく、整備されたオムツ交換スペースはあるので、その辺りは安心です。
お月さまも薄っすらと見えてきたので、出島の所要時間は1時間くらいでホテルへ向かいました。
[su_box title=”オプションも人気!” box_color=”#fef6da” title_color=”#000000″]
出島和蘭商館跡の一番船船頭部屋には、レンタル着物を貸し出している「長崎はいからさん」があります。女子旅や外国人の方に人気。
ここでは、アンティークな着物を選べ、服の上から5分ほどで着付けしてくれます。着物で街歩きを楽しんでみたい方にオススメです。
子供用や男性用の着物もあるようなので、私も時間があればやってみたかったな。
料金は、出島散歩コースで1時間2,000円。珈琲&カステラ付きの着物でカフェコース2,500円もあります。[/su_box]
出島和蘭商館跡で歴史を学ぼう
出島和蘭商館跡は、教科書で見た「出島」の風景そのもの!
私自身、日本史や世界史はあまり得意な方ではありませんでしたが、こうやって目で見て体験することで、興味が湧いてきますね。
子供たちが、学校で出島の勉強をした際は、「ここに行ったんだよ。」と、今回撮った写真を見せてあげようと思います。
皆さんも、ぜひ出島和蘭商館跡で、日本の歴史について学んでみませんか。
▼ 長崎旅行まとめ記事(旅行記の目次)はこちら
※このブログ記事は、2017年12月の旅行記です。随時更新を心がけていますが、最新情報については、必ず公式ホームページにてご確認ください。