「工房系ランドセルが欲しい!」
「安くて丈夫なランドセルはないかな?」
ここ数年、爆発的に人気が出てきた「工房系」と呼ばれるランドセル。鞄工房で、職人が一つ一つ手作りするため生産数が限られています。
シンプルなデザインと丈夫な作りがSNSで評判になり、入手困難とされる希少モデルも登場しています。
工房系ランドセルで、最も有名な土屋鞄のランドセルは、値段は少々お高め。
セイバンの天使のはねなど大手ランドセルメーカーは、工場で量産されているので嫌。
価格を抑えたいけど、作りがしっかりとした手作りランドセルが欲しいと考えている方には「萬勇鞄(まんゆうかばん)」が狙い目です。
萬勇鞄のランドセルはこのような人にオススメ!
ランドセルは各メーカーによって特徴が異なります。
そこで、まずは萬勇鞄のランドセルをどのような方におすすめしたいのか、まとめました。
萬勇鞄のランドセルをおすすめしたい方
- 本革だけど低価格のランドセルが欲しい
- 凝ったデザインのランドセルが欲しい
- 大きな持ち手、自動ロックなど基本機能を網羅したランドセルが欲しい
- 背負いやすいランドセルが欲しい(肩ベルトの立ち上がりがある)
- 老舗ランドセルメーカーが良い
- ネームプレートをつけたい
萬勇鞄のランドセルをおすすめできない方
- 知名度のあるメーカーが良い
- 定番のランドセルメーカーが良い
もし、条件や希望と異なる場合は、ぜひ以下の一覧表をご利用ください。大手のランドセルメーカーや流通系ランドセルの比較などもできます。
萬勇鞄の特徴 メリット&デメリット
萬勇鞄とは、愛知県あま市にある老舗ランドセルメーカーです。1950年から名古屋で営業しています。
先代の「服部鞄製作所」から受け継ぎ、現在は2代目社長の元、手作り工房系ランドセルメーカーとして人気を集めています。
ショールームもリニューアルされ、全国での展示会も多く開催されています。
ここ数年、ママ友仲間でも「萬勇鞄」のランドセルを購入する方が増えています。その人気の理由をまとめました。
デザイン・色が豊富
(参照モデル:ファルベ牛革)
「キラキラカワイイ刺繍付きがいい!」
「ディズニープリンセスがいい!」
「ポケモンがついたランドセルがいい!」
1年生の時はそう思っても、6年生になった時に同じ気持ちかは分かりません。
むしろ、派手なランドセルを恥ずかしいと思う気持ちの方が強いかも知れません。
萬勇鞄のランドセルの特徴は、外見はシンプルにしつつ、ポイントに子供が喜びそうなモチーフを取り入れていること。
例えば、ランドセルの蓋の裏側に模様を入れたり、前ポケットに大きな刺繍が入っていたりします。
そのデザインがとても豊富で、少しずつ個性を出しているところが素敵です。
しかも、名前が刻印されたネームプレートも無料でついてきます。
カラーバリエーションが多く、定番の赤黒から水色や紫などもあり、子どもの好みに応じて選ぶことができます。
また、最近の傾向として、本体色はベーシックに、背あてにポイント色を入れるデザインが人気。
萬勇鞄では、Farbe(男の子モデル)とRaffle(女の子モデル)が追加されています。
土屋鞄のランドセルにも似たようなモデルがありますが、価格は萬勇鞄の方が安いです。
背負いやすい肩ベルト
萬勇鞄の肩ベルトは、付け根が立ち上がった立体的な形が特徴です。
さらに、左右別々に動く肩ベルトは、肩幅が大きくなる高学年になっても快適に背負うことができます。
この手の肩ベルトは、職人が手がける工房系のランドセルメーカーでは珍しいです。
(参照モデル:ベーシック牛革)
立体的な肩ベルトは、わが家の息子も体感がとても軽かったと言っています。
小学校は、幼稚園や保育園と違って、子どもが一人で荷物を持って通学しなくてはいけません。
特に体の小さい子は、ランドセルを背負って通学するだけでも、最初の頃はヘトヘトになっています。
脱ゆとり世代は教科書のページ数が増えたことから「重すぎるランドセル」と、問題になっています。
子どもの負担を減らすには、肩と背中にしっかりフィットし、長時間背負っても疲れにくいことが大事です。
手作りランドセルなのにお手頃価格
萬勇鞄の最大のメリットは、工房系ランドセルメーカーなのに、値段がお手頃ということ。
牛革は6万円前半、人工皮革(タフガード)は、5万円台で購入できます。
量産系のイオンと同じくらいの値段で手作りランドセルが買えるのは魅力的。
同じ形で、素材をコードバン、牛革、タフガードから選べるモデルもあります。
用途や価格帯に合わせて選べるのが嬉しいですね。
また萬勇鞄は、工房系ランドセルメーカーの中では、すぐに売れ切れにくい方です。(←失礼な言い方ですみません。)
ランドセルの品質自体に問題があるのではなく、萬勇鞄は単に知名度がまだ低いだけです。
「工房系でリーズナブルな値段のランドセル」という認知されるようになれば、もっと早い時期に完売する可能性は十分にあります。
工房系に珍しく基本機能は網羅
大手ランドセルメーカーに比べて、工房系ランドセルは機能面が劣っていることが多いです。
例えば、持ち運びに便利な「大きな持ち手」は、今や主流になりつつあります。
また、磁石で勝手に閉まる「自動ロック錠」も備わっており、そそっかしい子どもには嬉しい機能です。
前ポケットは、ファスナーがぐるっと回るラウンドタイプの両開きです。ポケットの内装には、撥水性(はっすいせい)がある丈夫な人工皮革を貼り合わせています。
オーダーメイドに対応している
萬勇鞄は、オーダーメイドにも対応しています。
萬勇鞄のオーダーメイド工房では、価格までキッチリシミュレーションができます。
指定できる項目は以下の通り。
- 素材
- 本体カラー
- テープカラー
- 縫い糸カラー
- 背中カラー
- かぶせステッチ
- 内装
- 鋲の種類
- ポケットの形
- 金具カラー
- 刺繍
- ネームプレート
上の画像が実際に私が作ったランドセルです。30代主婦が、小学生女子の気分になって理想を叶えました。
これ、危険です。子どもと一緒にやったら、そのままポチっと購入ボタンを押してしまうことになるので、気を付けてください(笑)
リコーダーケース(サイドポケット)は微妙
(参照モデル:クローネティアラ牛革)
萬勇鞄のランドセルのデメリットを一つ言うとすれば、リコーダーケースがもれなくついてくること。
女の子なら丁寧にリコーダーケースを使うかもしれませんが、男の子はランドセルの中にそのまま適当にポイっと入れてしまいそう…。(うちの息子だけかな。)
取り外しもできなさそうなので、そこだけがイマイチな点です。
老舗ランドセル!萬勇鞄を狙い目
萬勇鞄のランドセルは、リーズナブルな価格帯でデザイン・色が豊富なのが特徴。
工房系ランドセルメーカーの中では、知名度は低めですが、老舗の実力を発揮し徐々に人気は出てくるであろう素敵なランドセルです。
【ランドセルの購入特典】
- ランドセルカバー
【ランドセルの修理・保障について】
- 6年間保障(故意の故障以外は無料修理)
- 代替ランドセル有
工房系ランドセルメーカーは、お盆明けには全モデル完売になる可能性が高いので、ぜひ早めにゲットしてくださいね。
店名 | 萬勇鞄 |
---|---|
価格帯 | 人工皮革: 55,000円~ 牛革: 63,800円~ コードバン: 95,700円~ ヌメ革: - オーダーメイド: 66,000円~ |
商品名 |
|
公式HP | 職人の手縫いランドセル【萬勇鞄】 |
※ 当ブログ記事に使用した画像は全て萬勇鞄公式ホームページより出典しています。ブログ記事の内容は、息子のランドセル選びの際に感じた「個人的な見解」です。皆さんのランドセル選びの参考になれば幸いです。