「職人が作る工房系ランドセルが欲しい!」
「人とかぶらない質の良いメーカーはないかな?」
生産数が限られていていることから希少性が高い工房系ランドセル。
「土屋鞄製作所」や「鞄工房山本」は、言わずと知られた不動の人気ブランドです。
ですが、知名度の低いけど、質のよいランドセルメーカーは、全国にまだたくさんあります。
長男のときは、ラン活にかなり時間をかけていた私。少しずつ次男用のリサーチも始めています。
何だかんだで、ランドセル選びって奥が深いんですよね。
一生に何度もあることでもないので、楽しみながら選びたいですよね!
さて、今回は「今後、人気が高まりそう!」というランドセルメーカーを見つけたので、ご紹介したいと思います。
兵庫県豊岡市にある羽倉の手づくりランドセル【HAKURA】です。
羽倉のランドセルはこのような人にオススメ!
ランドセルは各メーカーによって特徴が異なります。
そこで、まずは羽倉のランドセルをどのような方におすすめしたいのか、まとめました。
羽倉のランドセルをおすすめしたい方
- シンプルなデザインながらも少し個性を出したい
- 色にこだわりたい
- 本革のしっかりとした作りのランドセルが欲しい
- 工房系ランドセルメーカーの中で探したい
- 背負いやすいランドセルが欲しい(肩ベルトの立ち上がりがある)
羽倉のランドセルをおすすめできない方
- 大きい持ち手がついたランドセルが欲しい
- 知名度のあるメーカーが良い
- スワロフスキーなどがついたカワイイランドセルが欲しい
もし、条件や希望と異なる場合は、ぜひ以下の一覧表をご利用ください。大手のランドセルメーカーや流通系ランドセルの比較などもできます。
羽倉(はくら)ランドセルの特徴
国産鞄の約7割を生産すると言われている鞄の街、兵庫県豊岡市。
羽倉(はくら)は、豊岡の職人技を継承した小さな鞄工房です。
羽倉のランドセルの口コミや評判を探しているのに、なかなか見つからないという方も多いのでないでしょうか。
それもそのはず。羽倉は、ゴルフバッグや高級ハンドバッグを製造する鞄工房。
2017年に株式会社アーツのグループ会社になり、ランドセルメーカーとしてデビューした新参者です。
革を知り尽くす老舗の視点を活かし、斬新かつ丈夫なランドセルを製造しています。
そんな羽倉の手作りランドセルには「こだわり」がたくさん詰まっています。
鋲なしフラップがオシャレ!
羽倉のランドセルの特徴は、かぶせ部分に鋲(びょう)がないことです。
有名デザイナーが手掛けたとても斬新なデザインです。
一般的に、ランドセルのかぶせ部分は、革を接着させるため、金属の鋲で補強しています。
鋲留めは、革の一部を締め付けてしまうため、革の表面が凹み、自然の滑らかさが損なわれてしまいます。
羽倉では、長年培った技術を活かして、鋲止めがないかぶせを実現しています。
まさに、シンプルイズベストの集大成ですね。
人工皮革のモデルには、オプション(3,000円)でステッチアートを追加することもできます。
鋲がないかぶせ部分に、刺繍をつけると、かなり洗練されて雰囲気になりますよね。
カラーバリエーションが豊富
羽倉のランドセルの魅力は、カラーバリエーションの豊富さ。
クラリーノなどの人工皮革は何となく想像がつきますが、牛革でも綺麗な発色のランドセル。
羽倉のランドセルは、牛革ランドセルのカラー展開が何と18種類もあります。
オーダーメイドに対応
羽倉のオーダーランドセルでは、メイン・サイド・背当て・肩ベルトの色を自由に組み合わせることができ、185,000通り以上のバリエーションがあります。
素材は耐性牛革を使用しています。
オーダーメイドの割にはお手頃価格なので、世界に一つだけのランドセルが作りたい方におすすめです。
本革の加工技術がすごい
羽倉のランドセルは、本革がメインですが、「エイジング加工」と「耐性加工」の異なる方法で加工した革を使っています。
エイジング加工のランドセル
羽倉の「エイジングコードバン」は、その名の通りエイジング加工がされています。
エイジングとは、時間の経過により、革の色や手触りの変化を楽しむ加工です。
主に、紳士用の財布や鞄などに用いられており、本革の良さが伝わるような自然な色のランドセル。
さらに、防水・撥水性と表面強度をプラスしているので、革独特の風合いや深みを楽しみつつ、6年間丈夫に安心して使うことができます。
また、コードバン(馬革)では、エイジングがさらに楽しめるように、革の表面を残す仕上げ加工を行なっています。
使い続けるうちに、艶が出てきて、手触りが良い質感に変化していきます。
小学生に本革の経年変化が分かるかは別として(笑)一つのものを丁寧に使う心を育てるには、良い機会になりますね。
耐性加工のランドセル
耐性加工は、オーソドックスなランドセル素材の一つで、革の表面を樹脂による色止めをしています。
牛革ランドセルが対象です。
耐久性に優れ、きれいな発色や質感をキープができる加工方法です。
さらに、耐久性を高めるともに、軽量化を図るため、部分的にコードレという人工皮革を使っています。
コードレは、軽さと耐久性、手入れの簡単さが魅力の人工皮革で、傷や擦れへの抵抗力や通気性の高いという特徴があります。
羽倉では、本革と人工皮革を組み合わせることで、扱いやすいランドセルに仕上げています。
革本来の素材感を楽しみたい場合はエイジングランドセル、丈夫さやカラーバリエーションを楽しみたい場合は耐性ランドセルが適しています。
高級財布以上!コバ磨き加工
革の断面を「コバ塗り」している工房系ランドセルメーカーはとても多いです。
羽倉では、コバ塗りではなく「コバ磨き」を採用しています。
コバ磨きとは、染料を浸透させながら、磨いて艶を出す手法です。
コバ磨きでは、表面の割れや剥がれを減らし、さらに強度が増します。
また、使ううちに艶が増すというメリットもあります。
職人技のキザミ
私がランドセル選びをしたときに、必ず確認したのは「キザミ」と呼ばれる、角の仕上げ加工です。
このキザミは、職人技が顕著に出る技法の一つで、均等にヒダが揃っているほど良いと言われています。
羽倉のランドセルも、キレイに整ったキザミが入っているので、熟練の職人が作り上げたランドセルだということが分かります。
背カンとS字ベルトで背負いやすい
羽倉のランドセルは、工房系ランドセルメーカーでは、「非連動型の背カン」を採用しています。
背カンとは、肩ベルトの付け根の金具のことです。
工房系ランドセルメーカーでは、萬勇鞄も「非連動型の背カン」を採用しています。
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非連動型の背カンは、肩や背中に均等に重荷を分散することで、まだ体の小さい一年生でも無理なく背負うことができます。
また、肩ベルトの付け根を肩の角度に合わせて立ち上げていることで、体のラインにフィットするようになっています。
その他の機能
A4フラットファイルに対応するサイズ、自動ロックも採用しており、必要な機能は網羅しています。
ただし、持ち手とネームプレートは有料です。(オーダーメイドランドセルは無料)
ちなみに、長男のランドセルには持ち手がついていません。
基本的に本人が背負うので不便を感じていませんが、親が持ち運ぶことが多い場合は、持ち手があった方が良いかもしれません。
羽倉の手作りランドセルに期待大!
まだまだ全国的に知名度が低く、口コミも少ない羽倉の手作りランドセル。
価格帯は安めで、高品質なので、今後ますます注目を集めていくに違いありません。
「他とは違う工房系ランドセルが欲しい!」
デザイン性が高く、職人のこだわりが詰まった羽倉のランドセル。
お子さんのランドセル候補の一つに考えてみてはいかがでしょうか。
店名 | 羽倉(はくら)HAKURA |
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商品名 |
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公式HP | 羽倉の手づくりランドセル【HAKURA】 |
※ 当ブログ記事に使用した画像は全て羽倉の手づくりランドセル公式ホームページより出典しています。