キッチンの換気扇(レンジフード)フィルターの掃除って本当に面倒ですよね。金網にこびりついた汚れを落とすために、つけ置きをしたりこすり洗いをしたり…。
掃除をサボってしまうと、単に汚れが蓄積するだけでなく、カビや雑菌が繁殖してしまったり、ファンに負担がかかり電気代も高くかかってしまったりと悪いことばかり。
さらには、酸性の油汚れにより、塗装面が腐食し、換気扇自体壊れてしまう可能性もあります。
手間も時間もかかるので、ついつい先送りにしてしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回のブログ記事では、面倒な換気扇掃除とフィルター交換を楽にする方法をご紹介します。
換気扇の汚れの原因は?
換気扇特有のギトギト&ベタベタな頑固な汚れは、油とホコリの蓄積結果です。
換気扇は調理中に空気を吸い込むと同時に、油やホコリも吸着させます。汚れが固まらないうちであれば、洗剤なしでもすぐに落とすことができます。
ですが、お掃除がサボり気味になると、なかなか手ごわい汚れになってしまいます。
楽チン!わが家の換気扇お掃除方法
換気扇のお掃除は「汚れたらすぐに」「こまめに」やることが理想です。それじゃぁ、よく分からないよ、と思いますよね。一般的には、レンジフードまわりは週に一度が良いとされています。
理想は、なかなかハードルが高い…。嫌いな家事はできるだけやりたくないのが本音です。と言うことで、わが家では月1ルールを決めました
市販のフィルターに交換し、掃除のストレスをなくす
まず、あの金網のフィルター。あの隙間にギトギトとベトベトが溜まってしまって掃除が大変です。そこで、金網のフィルター自体を封印しました。交換したのは、市販のフィルター。(楽天市場で購入しました。)
通常、換気扇のフィルターは金網の上からカバーするタイプのものが多いですが、このフィルターは1センチほどの分厚いシートを専用枠で直接取り付けます。この分厚いフィルターで、金網がなくてもしっかりと油煙を吸収してくれます。
専用枠も購入する必要はありますが、1000円程度。オーダーメイドにも対応しているので、換気扇にはぴったりとフィットします。
こんな感じで、1~2分でフィルターをセットできるので本当に楽チン。フィルターを交換するだけで、金網の掃除も必要なくなったので、これまた楽チン。
見た目も、しっかりとフィットするのですっきりと見えて気に入っています。
フィルターの交換頻度は、基本的には月1回。専用枠は交換時に通常の食器用洗剤で洗います。汚れが付着していても、時間があまり経っていなければスルッと落ちます。
フィルターは月初めに交換するようにしています。ショップの説明では、フィルター自体は2~3ヶ月使える作りにはなっているそうです。ただ、フィルターは汚れた分吸収率が下がってしまいます。1枚100円弱と比較的安価なので、吸収率が下がってシロッコファンを汚さないためにも小まめに替えています。
交換することで、枠やレンジフードまわりも、小まめに掃除もできますしね。
シロッコファンの掃除
そして内部のシロッコファンについて。テレビなどでの年末のお掃除特集では、換気扇を分解してつけ置き洗いやこすり洗いをする方法を紹介していますが、実は素人は手を出さない方が良いらしいです。
以前、イオンのカジタクに換気扇掃除を頼みました。
その時に「昔ながらのプロペラ型なら問題なかったが、レンジフードがついてダクトを通るような構造で複雑すぎる」「分解に慣れていて、掃除方法を熟知していれば良いが、素人が掃除することで摩擦など変形して使えなくなったり、怪我をしてしまうことも多い」と言われました。
ということで、汚れが付着してきたら、割り切って専門業者に頼むことにしました。幸い、フィルターを交換してから、ファンの汚れも気にならないので、しばらくは様子を見たいと思います。
換気扇まわりはセスキスプレーで簡単に
あとは、換気扇まわりはフィルターの交換時にセスキスプレーを使って簡単に拭き掃除しています。使い古したタオル類を掃除に使えるようにストックしているので、拭き終わったらそのまま捨てています。
この方法を始めてから、月1回わずか5分ほどの時間で換気扇をキレイに保つことができるようになりました。
負担なくできる方法を考えてみよう
以前は、何事も完璧を求めてキッチリやるタイプでした。
ですが、ダンナさん不在の中、二人の子供に追われる子育てを始めて「苦手な家事はなるべく手間なく、頼れるところに任せる」と考え方を改めました。
専業主婦だから、家事育児全般はプロと思われてしまいますが、苦手な人だっています。無理に頑張ってストレスをかけるよりも、ゆるくマイペースに進めていけば良いと思います。換気扇掃除も本当にキライでしたが、この方法であれば負担はありません。
皆さんも、苦手をどんどん克服して、自分なりの楽な方法で家事を進めてはいかがでしょうか。