
「ナイアガラの滝、観光するならアメリカ側とカナダ側どっちがおすすめ?」
2か国にまたがるナイアガラの滝。
アメリカ側⇔カナダ側は、橋一本で徒歩30分程度の距離です。
1日あれば頑張って行き来することも可能です。
ですが、時間や予算の関係上、アメリカ側・カナダ側どちらかを選ばないといけないという方もいるかもしれません。
今回は様々な観点から、アメリカ側とカナダ側、どちらがおすすめかを比較してみました。
Q 見どころ・アトラクションが多いのはどっち?
A カナダ側
ただし、わが家で一番人気だったのは、アメリカ側の「風の洞窟」です。
【 カナダ側・主な観光スポット 】
- テーブルロック(無料展望台)
- ナイアガラシティクルーズ(遊覧船)
- ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ
- ジップライン・トゥ・ザ・フォールズ
- ワールプール・エアロカー
- スカイロンタワー
- クリプトンヒル(観覧車・ゴーカート・その他アミューズメント施設多数)
【 アメリカ側・主な観光スポット 】
- 霧の乙女号(遊覧船)
- オブザベーションタワー
- 風の洞窟
- ナイアガラの滝水族館
- ナイアガラの滝ハイキングトレイル
クルーズ(遊覧船)の比較

ナイアガラの滝が間近で見られるクルーズは、カナダ側とアメリカ側の両方にあります。
カナダ側 | アメリカ側 | |
---|---|---|
運営会社 | Niagara city cruises | Niagara Falls State Park |
船の名前 | Niagara city cruises by Hornblower | Maid of the Mist(霧の乙女号) |
料金 | 大人: 32.75 CAD 子供: 22.75 CAD | 大人: 28.25 USD 子供: 16.50 USD |
ポンチョの色 | 赤 | 青 |
運行ルート | アメリカ滝→カナダ滝→アメリカ滝 | アメリカ滝→カナダ滝→アメリカ滝 |
花火鑑賞クルーズ | あり | なし |
カナダ側は「ナイアガラシティクルーズ」で、アメリカ側は「霧の乙女号(Mist of Maid)」で、運行会社が異なります。
ルートはほぼ同じ。船の大きさはアメリカ側が若干小さめ。
ポンチョの色は、アメリカ側は「青」でカナダ側は「赤」です。
どちらも、船の先頭に乗れば、漏れなくビチョビチョになれます(笑)
滝が間近で見られるアトラクションの比較

クルーズ以外のアトラクションで人気なのが、カナダ側のJourney Behind the Fallsとアメリカ側のCave of Winds(風の洞窟)です。
カナダ側 | アメリカ側 | |
---|---|---|
施設の名前 | Journey Behind the Falls | Cave of Winds(風の洞窟) |
料金 | 大人: 24 CAD 子供: 16 CAD | 大人: 21 USD 子供: 17 USD ※シーズンによって異なる |
見られる滝 | カナダ滝 | ブライダルベール滝 |
見学場所 | 滝の裏側 | 滝の真下 |
旅行記や口コミなどリサーチをしました結果「風の洞窟」の方が人気が高かったです。
わが家も「風の洞窟」に行きました。
風の洞窟の魅力は、何と言ってもブライダルベール滝の真下に行けること。
滝を全身に浴びることができます。
息子たちもこれには大興奮で、何度も滝の水に打たれにいっていました。
一方、Journey Behinds the Fallsは、カナダ滝の裏側から水の流れを観察するアトラクション。
楽しさでいったら、断然「風の洞窟」の勝ちです。
Q ナイアガラの滝の見え方がキレイなのはどっち?
A カナダ側
ナイアガラの滝を訪れる際に一番気になるのは、滝の見え方ですよね。
ナイアガラの滝の見え方については、カナダ側が圧倒的に美しいと言われています。
カナダ側からは、滝全体が一望でます。アメリカ側からは、滝の一部しか見えないため、全体的な美しさはやや劣ると言えるでしょう。
実際に撮ってきた写真で比較してみましょう。
カナダ側の滝の見え方

カナダ側のテーブルロック展望台からは、カナダ滝全体が迫力満点で見られます。

ナイアガラの滝は、3つの滝から成り立っているのをご存知でしょうか。
ナイアガラ・シティクルーズのすぐ上の展望台からは、3つの滝(アメリカ滝・ブライダルベール滝・カナダ滝)が一度に集結。
アメリカ側の滝の見え方

アメリカ側のオブザベーションタワーからも3つの滝が見られます。奥に見えるのがカナダ滝です。

ルナ島からは、アメリカ滝とブライダルベール滝が目線の高さで見られます。
カナダ側ではここまで近づけるところはないので、間近で見たい方はアメリカ側の方がおすすめです。
Q 観光施設が充実しているのはどっち?
A カナダ側
観光施設の充実度では、カナダ側が優れています。

クリフトンヒルをはじめ、カナダ側の周辺には多くのレストランやショップがあり、観光客にとって便利な環境が整っています。
夜の活気もカナダ側の方があります。(カジノは、アメリカ側・カナダ側の両方にあります。)
アメリカ側にも一部の施設はありますが、カナダ側ほどの充実度はありません。ナイアガラ滝州立公園として、トレイルハイキングなど自然を楽しむ感じです。
また、ナイアガラの滝が見えるホテルの選択肢も、カナダ側の方が多いです。
Q ナイアガラの滝へのアクセスが良いのはどっち?
A レンタカーならアメリカ側・公共交通機関ならカナダ側
ナイアガラの滝観光のハブ空港は主に2つです。
- カナダ側のトロント空港
- アメリカ側のバッファロー空港
カナダ側・アメリカ側、どちらかしか滞在しないのであれば、同じ国内の空港を使った方がスムーズです。
バッファロー空港とトロント空港のそれぞれの特徴は以下の通りです。
バッファロー空港(バッファロー・ナイアガラ国際空港)
- 小さめの空港で、アメリカ国内線利用に適しています。
- ナイアガラの滝まで車で約30分。レンタカー・Airport Shuttle・Uber/Lyftなど車移動がメイン。公共交通機関もありますが、乗り継ぎがやや不便。
トロント空港(ピアソン国際空港)
- カナダ最大の国際空港で、世界各地からの便が多数就航しています。
- ナイアガラの滝まで車で1時間半。レンタカー・Airport Shuttle・Uber/Lyftなど車移動の他、電車やバスなど公共交通機関の選択肢も豊富です。
Q ナイアガラの滝以外の観光が楽しめるのはどっち?
A カナダ側
ナイアガラの滝以外の観光でおすすめのスポットといえば、カナダ側にあるナイアガラ・オンザ・レイクです。

かわいい街並みや歴史的建造物があり、滝以外でも観光が楽しめます。
さらに、ワイナリーも多数あるので、テイスティングをしたり、美味しい食事を嗜んだりすることも可能です。

アメリカ側では、近隣の観光やグルメは「バッファローウイング」くらいです。←これも美味しいよ。
アメリカ側・カナダ側の特徴まとめ

今回のブログ記事では、ナイアガラの滝観光、カナダ側とアメリカ側どちらがおすすめかを比較してみました。
結果…
カナダ側の圧勝でした。
まとめると、こんな感じです。
カナダ側 | アメリカ側 |
---|---|
観光地としてアトラクションが楽しめる | 州立公園で自然が楽しめる |
滝全体が見渡せる | 滝を間近で見ることができる |
レストランなど観光施設が多い | レストランなど観光施設は少なめ |
公共交通機関利用者に便利(駐車場代が高い) | マイカー・レンタカー派に便利(駐車場代が安め) |
ただ、個人的にはアメリカ側から間近で見られる滝が好きでした。
風の洞窟にて、滝を全身に浴びて、心底楽しむのもアメリカ側の魅力かなと思います。
時間や予算など、ご自身の都合に合わせて、素敵な観光をお楽しみください。
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※このブログ記事は、2023年7月現在の情報を元に作成しています。体験談をベースにしているため、個人差があります。