「老後資金は1億円必要。長生きすると貯金が底をついて破綻してしまう。」
テレビや雑誌で取り上げられる老後破綻の恐怖。
まだまだ現役の私たち子育て世代も、住宅ローンや教育資金に追われ、うかうかしているとあっという間に老後を迎えてしまいます。
「何だか不安ばかりで、先が真っ暗だ。」
どうすれば、一度しかない人生をお金に困らず明るく過ごすことができるのでしょうか。
老後資金は1億円必要なのか?
毎月の支出は?
「老後の夫婦が暮らしていくのに必要な支出は、月平均22万円。海外旅行に行きたいなど、ゆとりを持った暮らしをしたいなら、月平均35万円。」
老後の支出に関しては、このように言われていることが多いです。
わが家では、年間予算表をつけていますが、三大支出(住居費・教育費・保険料)以外の基本支出の月平均が25万円くらいです。
▼ 年間予算表は節約効果あり!
➡ 家計簿よりも年間予算表が大事!収支を見える化して貯蓄体質になろう
定年までに住宅ローンを返し終え、保険料も払い込んでしまえば、年間300万円で生活することができます。
65歳から30年間生きたとしたら…。(95歳なのでかなり長寿ですが。)
300万円x30年=9,000万円。住宅修繕費などを加え、やはり1億円近くのお金が必要です。
年金の支給額は?
「年金はどれくらいもらえるのだろう?」
現時点での年金の支給額については、保険相談などで算出してもらえますが、日本年金機構の「ねんきんネット」が便利です。
登録すれば、これまでの年金記録や、将来受け取る年金の見込額を確認できるようになります。
わが家の場合は、夫婦合わせての支給合計が25万円程度。ダンナさんが厚生年金に入っていること、私も10年近く厚生年金を払っていたので、少し額は多めという印象でした。
月平均の支出が25万円なので、わが家の場合、ムダ遣いをせずに、住宅修繕をしなければ、貯金ゼロでも、何とか暮らして生きていけるレベルです。
年金頼みにせず投資信託で積立て
年金はちゃんともらえるの?
年金がちゃんと支給されれば、貯金がなくても生活コストさえ減らしていけば、それほど心配する必要はありません。
支出を減らせば、貯金額も少なくて済みます。
ただ、今後年金制度がどのようになるのかは、分かりません。予想していた額よりも、大幅に減少する可能性が高いです。
もし貯金がなければ、普通の暮らしもできなくなり、破産してしまうことでしょう。そうなった時に、慌てないためにも自分で年金を積み立てておくと安心です。
セゾン投信で積立
わが家はシンプルに、セゾン投信で月々8万円ずつ貯めることにしました。年間96万円なら、少し暮らしを見直して、固定費などを削れば、無理なく貯められます。
▼ 毎月の固定費削減で、100万円節約!
➡ お金がないなら固定費を削れ!家計の出費を減らすための節約チェックリスト
[su_note note_color=”#fefed0″]【 セゾン投信とは? 】
セゾン投信には、毎月決まった日に、決まった金額を、自動購入する「定期積立プラン」があります。わが家も定期積立プランを利用しています。
【 セゾン投信の特徴 】
- 月々5,000円から無理なくはじめられます。1,000円単位で金額も変更も可能。ボーナスに合わせて、年2回まで特定月に増額もできます。
- 基本は、毎月自動購入。自動的に購入するので手間もかからず、タイミングも考えなくて良いので投資初心者でも安心。引落手数料も無料。
- 時間分散投資でリスクを抑えるので、安定的に資産が増える確率が高い。[/su_note]
株やFXなど、投資の方法はたくさんありますが、私のような初心者が手を出しても痛い目に合うだけ。
投資の知識も乏しい、相場も読めない、普通の主婦はコツコツ超長期投資をコツコツしていくのが、老後資金を貯める一番の近道ではないかと思います。
投資信託は、リスクが全くないわけではありませんが、長期間一定の割合で積み立てていけば、リスクも減らすことができます。
定期預金でも0.01%の金利。インフレ傾向で、低金利の貯金は、時間と共に目減りしているのと同じことです。
投資信託なら、利回り7%で運用できれば、1億円だって夢ではありません。
私は既に30代半ばですが、20代の頃に始めていれば、1億円貯めるために4%の利回りでOK。4%なら、現実的な数字ですよね。
もっと早く始めていればと、悔やまれます。
明るい老後を過ごすために!
年金に頼ることなく生活するには、1億円が必要になります。普通のサラリーマン家庭で、住宅ローンや教育費と共に生活しながら、1億円貯めるのは簡単ではありません。
ですが、投資信託などを上手く使えば、全く実現不可能な額ではありません。
「将来が不安!お金をしっかり貯めたい!」
今後、日本がどのように変わっていくのか、世界情勢がどのような変貌を遂げるのか、プロにも分かりません。
皆、将来に対しては不安です。
だから、株価が下がっていても、上がってても、慌てずのんびり投資信託で積立。とりあえず始めてみるのもアリなのではないでしょうか。