「小田原城に行ってみたい!子供と一緒に楽しむことはできるのかな?」
小田原市のシンボルと言えば「小田原城」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
大きくそびえ立つ天守閣をはじめ、甲冑着付け体験や手裏剣体験、こども遊園地もあり、ファミリーで楽しめる施設です。
今回は、子連れで小田原城に行ってきたときの様子をご紹介します。
小田原城の楽しみ方
小田原城は、四代目北条氏政の時代には、上杉謙信や武田信玄の攻撃をも退け、難攻不落の城といわれていました。
ですが、小田原城は明治3年(1870年)に廃城となり、ほとんどの建物は解体されてしまいます。残っていた石垣も、大正12年(1923年)の関東大震災により崩壊してしまいました。
現在の小田原城跡は、本丸および二の丸の大部分と総構の一部が、国の史跡に指定されています。
小田原城へのアクセス・駐車場情報
残念ながら、一般用の駐車場はありません。車で訪れる場合は、周辺のコインパーキングを利用する必要があります。
周辺の駐車場情報は、公式ホームページにて確認ができます。
≫≫ 小田原駅周辺駐車場一覧
わが家も、コインパーキングにとめる予定でしたが、たまたま見つけた「小田原けいりん」の無料駐車場にとめさせてもらいました。
さすがに、無料で利用するのは申し訳ないので、帰りに一勝負買ってみましたが、惨敗…(笑)
しかも、その日は小田原けいりんでのレースはなく、テレビ中継のみ。どうせだったら、生でレースを見たかったです。
小田原城の天守閣
小田原城天守閣は、1960年に再建されたものです。2016年に平成の大改修を終え、現在の姿になりました。
天守閣内は、小田原城の歴史を学べる資料が展示されています。シアター系も充実しており、小田原城の概要を音声と映像で分かりやすく説明しています。
小田原城の天守閣は、観光用に再建されていることもあり、古いお城にありがちな、ハシゴのように急な階段はありません。
急な階段があると、抱っこ紐でも危ないですよね。
小田原城は、天守閣というよりも、博物館的な要素が強いので、普通に階段の上り下りができる子供(2歳児くらい)なら問題ありません。
また、1階に授乳室も完備しているので、赤ちゃんも連れでも安心です。
反対に、忍者屋敷のような作りを想像していると、期待外れになってしまうかもしれません。
天守閣の5階からは、小田原市内が一望できます。外を回遊できるようになっているので、絶景を満喫できます。
忍者やお姫様になれる!着付け体験
小田原城には、天守閣以外にも子供が楽しめるスポットがあります。
本丸広場では、甲冑着付け体験ができます。男の子は鎧兜や忍者、女の子はお姫様の格好ができます。
子供だけでなく、大人用もありました。料金は、以下の通りです。
- 大人(中学生以上): 500円
- 小人(小学生以下): 300円
服の上からすぐに着られる簡易着付けなので、あっという間に変身できます。ただし、着付けをした状態で、天守閣に上がることはできません。
長男は忍者、次男は戦国武将になってみました。週末限定で手裏剣投げも体験できます。
長男くんは、日光江戸村から忍者ブームが続いています。
➡ 日光江戸村を上手に楽しむ!混雑必至の忍者体験攻略法&割引サービス
こども遊園地のコスパがすごい
城址公園には、未就学児向けの「こども遊園地」があります。この遊園地、コスパがスゴイです。
動く乗り物
お金を入れると動く乗り物は、普通は100円や200円くらいですよね。何と、1回30円!今の時代、10円玉を入れて動く乗り物なんて珍しすぎますよね(笑)
レトロ感満載ですが、小さい子供も乗れるので、ちょっとした遊び場としては大活躍。
豆汽車
園内を周遊する豆汽車は、80円。しかも、2周まわってくれます。
途中、洞窟などもあり、小さい子供にはちょうど良い具合のアトラクション。待ち時間もなく、すんなり乗れました。
バッテリーカー
自動で動くバッテリーカーは2歳児から乗れます。1回80円で90秒間動きます。
小学生の長男くんはゴーカート慣れしているので問題ありませんでしたが、3歳の次男くんは初チャレンジ。色々なところにぶつかりまくるので、大人が横について見守りました。
小田原城はファミリーで楽しめる!
小田原城はファミリー層でも十分に楽しめる観光地でした。
特に、こども遊園地は、1歳や2歳の小さい子供でも乗れる遊具が多く、楽しく遊園地デビューができます。
小田原城近くには、小田原漁港もあり、美味しい海鮮料理も食べられます。わが家は、朝からガッツリ魚料理を食べてきました。
➡ 小田原漁港・魚づくしの朝食!港の台所なみで名物漬け丼を食してきた
そして、この後は、ヒルトン小田原リゾート&スパでデザートビュッフェと日帰り温泉を満喫しました。(この様子は、次回の記事でご紹介します!)
小田原は、首都圏から近く、公共交通機関でのアクセスも便利なので、日帰りの小旅行にも最適。少し遠出をしたい、非日常を味わいたいというとき、ぜひ旅先の候補の一つに考えてみてはいかがでしょうか。
※ このブログ記事は、2019年2月の情報を元に記載しています。