「神奈川県内でアサリが無料で採れる潮干狩りの穴場はないかな?」
春~初夏にかけて楽しめる潮干狩り。今年のゴールデンウィークは10連休になるし、できればお金をかけずに満喫できるレジャーも組み込みたいですよね。
実は、神奈川県金沢区には無料で潮干狩りができる場所が2カ所あります。
- 海の公園
- 野島公園
わが家は、毎年「野島公園」に潮干狩りに行っています。
北陸出身のダンナさんは、子供の頃に潮干狩りをしたことがなかったらしく、大人になっていったところ「潮干狩り、楽しすぎる!!」と大興奮。潮干狩りに対する思い入れは、息子2人よりも、ダンナさんの方が強いです(笑)
今回のブログ記事では、わが家定番の潮干狩りスポット「野島公園」の魅力をご紹介します。
野島公園とは?
野島公園は、神奈川県横浜市南部の干潟湾に浮かぶ小さな島の公園です。
公園内には、バーベキュー場、キャンプ場、野球場などの施設があります。また、小高い丘の頂上には展望台があり、房総半島や富士山まで360度の絶景を見ることができます。
野島公園内にある「野島海岸」では、潮干狩りを楽しむことができ、家族連れに人気が高いです。
野島公園へのアクセス
横浜市内にあり、駅からも近いため、公共交通機関でのアクセスも良いです。
野島公園の駐車場
野島公園の駐車場は、全部で三か所あります。一日フルで遊びつくすのであれば、最大料金600円の臨時駐車場がオススメです。
収容台数 | 営業時間 | 料金 | |
野島公園 第一駐車場 | 普通車 104台 | 7時~23時 | 1時間200円 以降30分100円 |
野島公園 第二駐車場 | 普通車 52台 | 7時~23時 | 1時間200円 以降30分100円 |
野島公園 室ノ木地区 臨時駐車場 |
普通車 170台 | 8時~16時30分 | 1日1回600円 |
ただし、シーズン中の土日祝に、野島公園の駐車場にとめようと思ったら、オープンと同時くらいに行った方が良いです。わが家は、9時前に到着しましたが、すでに全ての駐車場が満車でした。ゴールデンウィークは、さらに混雑が予想されます。
もし、早起きが苦手、子供がいるからあまり長くは待ちたくないという場合は、金沢八景駅のコインパーキングを利用する手もあります。
金沢八景駅周辺の駐車場
野島公園駅は、シーサイドライン金沢八景駅から1駅です。
わが家がよく利用するのは、イオン金沢八景店の駐車場です。1時間300円ですが、買い物額に応じて割引サービスがあります。(平日のみ一日最大600円)
イオンでお昼ご飯用のお弁当やお菓子などを調達したところ、3時間無料になりました。
シーサイドラインは、運転手がいない自動運転の電車。そのため、通常なら運転席がある部分にまで入ることができます。まさに、電車の運転手気分を味わうことができます。
わが家の子供たちも、ちょっとしたアトラクション気分でご満悦でした。
野島公園で潮干狩りを楽しむには?
野島海岸の堤防上は芝生になっており、レジャーシートやテントを張ることができます。少し離れれば、バーベキュー場があったり、子供向けの公園もあるので、干潮までの時間つぶしにも困りません。
野島公園の利用は無料!潮干狩りの料金も無料!
一般的に、潮干狩りができる整備された施設では、入場料金が必要だったり、採った分だけ支払わなくてはいけなかったりすることが多いです。
例えば、木更津漁業協同組合の場合は、大人(中学生以上)で入場料金が1,800円かかります。ですが、野島公園は入場料金もありませんし、貝の持ち帰りも無料です。
実際に、わが家が支払ったのは、イオンの駐車場料金とシーサイドラインの電車代のみ。徒歩圏内であれば、本当にタダで潮干狩りが楽しめちゃうんです。太っ腹すぎます!!
野島公園の潮干狩りルールは?
ただし、みんなで潮干狩りを平和に楽しむための「ルール」があります。また、ゴミ箱はありませんので、家庭から持ち込んだゴミも必ず持ち帰ってくださいね。
- じょれん(アサリを大量に採るためのカゴのようなもの)使用禁止
- くまでの幅が15㎝以下のみ使用可能
- 殻の幅が2㎝以下のアサリ採り禁止
野島公園内のアサリは安全?貝毒は?
潮干狩りで怖いのは「貝毒」と呼ばれる食中毒症状。「貝にあたる」とも言われています。
アサリなどの二枚貝は、毒化したプランクトンを摂取することで、毒素を体内に蓄積します。毒素は、加熱処理をしても消えることはありません。
多くの場合、自治体などで検査結果をしています。野島公園では、検査をしているという情報は見つけられませんでしたが、「海の公園」では実施しています。
横浜市により、海の公園の砂浜で採取したアサリの放射能濃度測定検査や毒性検査を行っています。
- 平成27年3月2日に、海の公園の砂浜で採取したアサリの放射能濃度測定検査を行った結果、ヨウ素・セシウムともに検出されず、安全が確認されています。
- 平成31年3月6日に、海の公園の砂浜で採取したアサリの理化学検査を行った結果、下痢性貝毒・麻痺性貝毒ともに基準値以下の結果となっており、安全が確認されています。
(出典:海の公園公式サイト)
野島公園は、海の公園のすぐそばにあるので、まず安全だと思います。
野島公園での潮干狩りに必要なものは?
野島公園は、潮干狩りスポットではあるものの、有料の施設と違い、グッズの販売などはしていません。そのため、事前準備をしっかりと行なった方が良いです。
ほとんどのアイテムは、ダイソーなど100円ショップで揃います。
- クーラーボックス(貝を入れて持ち帰る用)
- 採った貝を入れるメッシュの袋
- 大き目のザル
- 熊手
- ペットボトル(海水を持ち帰るため)
- レジャーシート・テントなど
- タオル
- 帽子
- 着替え
- 水着
- マリンシューズ・サンダル
- お昼ご飯
- 飲み物
- 日焼け止め
- トイレットペーパー・ティッシュ
わが家は、大き目のザルに空のペットボトルをつけて浮き具のように使っていました。採った貝を入れて浮かべておくことができるので、かなり便利でしたよ。
服装は、半そで+上着(パーカーやシャツなど)にハーフパンツ。日焼けが気になれば、ラッシュガードのレギンスやトレンカを履いてもOKです!
わが家の男子3人は、濡れても良いように、下は水着でどっぷり海に入っていました。
海は、はだしで歩くと、貝の破片などで足を怪我する可能性大なので、マリンシューズがあると安心です。と言いつつ、子供たちはクロックス、大人はハワイアナスで行きました。
プール用のラップタオルがあれば、休憩時にさっと羽織れたり、着替えの際にも使えたりします。
野島公園は、屋外の割にはトイレはキレイです。和式だけでなく、洋式もあります。(わが家の次男くんは、まだ和式でウ○チができないので、ここは大事!)
ただし、トイレットペーパーはありませんので、必ず持参してくださいね。周辺で、トイレットペーパー1ロール100円で売っている人もいました(笑)← 何たる商売上手…!
大漁!アサリが掘っても掘っても出てきた
わが家は、4月中頃の土曜日に行きました。ちょうど、大潮と重なったため、かなりたくさんのアサリが採れました。
上の写真で転がっているのは、すべてアサリ!小さくて採れないものもありましたが、ほんの数時間でクーラーボックスいっぱいになりました。
持ち帰った海水にアサリたちを浸し、一晩かけて砂抜き。その後、海水から出して1時間くらい塩抜きをして完了!ご近所さんにもお裾分けしてきました。
アサリづくしの夕食を食べよう
アサリといえば、ボンゴレビアンコ!
貝の旨味成分がたっぷり出ているので、ニンニクとオリーブオイルだけで酒蒸しにして、ほぼ味付けなし。これでも十分に美味しく出来上がりました。
わが家の冷凍庫には、冷凍保存したアサリがまだまだあります。自然の恵みに感謝しつつ、しばらくアサリ料理を楽しみたいと思います。
皆さんも、ぜひ春のレジャーに潮干狩りに行ってみてはいかがでしょうか。