「結婚式場・披露宴会場の費用って値引き交渉できるの?」
幸せいっぱいの結婚式に、価格交渉なんて…と思うかも知れませんが、結婚式のクオリティを下げすに節約するためには、大事なことです。
結婚式場や披露宴会場は、契約後は、特典や割引を適用してくれないケースがほとんど。
費用に関しては、契約前のタイミングで、しっかりと話し合うと失敗が少なくて済みます。
「もう契約しちゃったけど、契約後の値引き交渉は無理なのかな?」
基本的に、値引き交渉は、契約前にするものですが、契約後でも特典や割引をつけてもらう方法もあります。
実は、私たちの結婚式も、契約後の特典交渉に成功しています。
今回のブログ記事では、契約前と契約後に、結婚式の費用を賢く値引き交渉するコツをご紹介します。
基本の値引き交渉術
「当初の見積もりから100万円以上アップした!」
結婚式は一生に何回もするものではないので、誰もが満足のいくものにしたいと思うはず。ついついお金をかけすぎてしまいます。
私も、結婚式場を決めるとき、数百万という大金なのに、何も考えずに契約しちゃいそうになりました。
幸せの絶頂期だから、頭がちょっとおかしくなってるんですよね。
ですが、やっぱりここは冷静に・・・と我に返り、どうすれば同じ内容で見積もり金額を減らせるかを考えました。
私が実際に節約した価格は、トータルで40~50万円ほど。全体の2割くらい値引きしてもらうことに成功しました。
フルスペックの見積もりを作成してもらう
ブライダルフェアや結婚式場の見学に行くと、まずは大まかな見積もりを出してくれます。
最初にもらう見積もりは、値段を安く見せるため、基本的なものに絞られていることが多いです。
結婚式を滞りなく行うためのもので、個性を出す演出や料理のランクアップなどはほとんど付いていません。
初回見積もりと最終見積もりとの差が、100万円以上になることも少なくありません。そこで、以下のアイテムが入っているかどうか、必ずチェックしましょう。
- 音響・プロジェクター使用料
- 席料
- サービス料
- チェアカバー
- テーブルクロス
- ペーパーバッグ
- 式場地図
- 招待状切手代
- 介添え料
- 控室料
- インナー(下着)
- メイクリハーサル
- ウエルカムドリンク など
一般的に見積もりには、お車代や宿泊費は入っていませんが、まとまった額になるため頭に入れておくと良いです。
- 料理
- 飲物(フリードリンク)
- 生ケーキ
- 子ども料理
- 花嫁衣裳
- 衣装小物
- 花婿衣裳
- ブーケトス
- メインテーブル装花
- ゲストテーブル装花
- ケーキ装花
- キャンドル装花
- ブーケ&ブートニア
- 引出物
- 親への花束贈呈 など
最初の見積もりでは、ランクが低いもので記載されていることがよくあります。なので、平均値または高めのランクで設定し、見積もりを出してもらうと良いです。
追加料金が発生しがちなアイテム
- 演出関係(ビデオ上映・プロによる余興・フラワーシャワー)
- 美容着付け
- 集合写真
- 記念写真
- スナップ写真
- ビデオ撮影
- 親族の美容着付け など
演出関係は、やりたいことに応じて追加料金がすぐに発生してしまいます。
結婚式場を決める時点では悩んでいても、一般的なフラワーシャワーやキャンドルサービスなどはとりあえず入れておくと安心です。
さらに、ブライダルフェアの特典、インターネット予約の特典など、付けられるだけ付けてもらいます。
見積もりをもらったら、「今の時期、他に特典はありますか?」と、笑顔でさらっと聞いてみましょう。
他の結婚式・披露宴会場との相見積を取る
値引き交渉をする際に必ず必要になるのが相見積です。
結婚式場のプランナーさんは、営業が上手です。今、決めると○円引きとか、この日は人気があるので埋まってしまいますよ、などと言ってきます。
心配になって、すぐに契約したくなりますが、必ず一端持ち帰りましょう。
もし営業プランナーさんが引いてくれないようでしたら、「親にも相談したいので。」と逃げるのがベストです。
2件目、この見積もりを持って別の結婚式場に行き、1件目と同じ内容で見積もりを出してもらいます。
1件目の結婚式場は○万円くらいでした~と伝えると、自然と1件目よりも安い金額または追加サービスをつけて見積もりを出してくるはずです。
もう少し価格を下げたい場合は3件目で2件目の見積もりを出して同じことを行います。
できれば同じタイプ・同じくらいのランクの式場で相見積を取りましょう。
例えば、郊外と都内の式場では、価格差があるのは当然で、差がありすぎると式場側が戦線離脱してしまう可能性も。
価格に納得し結婚式を決定したら、契約する覚悟を決め、再度来店します。
その時に他にもらった見積もりも持っていき、最後にもうひと押し!プランナーさんに「この式場に決めたいけど、他と比べると予算が…」と言ってみます。
そうすると、さらに前回よりも良い条件を出してくれるはずです。
この方法は、少し労力はかかりますが、交渉が苦手な方でも自然と値引きしてもらえると思います。
契約前にしっかりと結婚式の契約内容確認しよう
本契約をする前に、抜かりなく支払内容をしっかりと確認しましょう。
持ち込み料金はかからないか、余分なものがパッケージ料金に入っていないか、など。
持ち込み料金
引き出物、ペーパーアイテム、ドレスなどは、外注(できるものは手作り)するのが結婚式節約のコツです。
契約前に持ち込み可能かどうか、追加料金などが発生しないか確認しておくと良いです。
パッケージ料金
結婚式場によっては、後でいらないものを省こうとしても、パッケージになっていて個別に外せませんと言うところも。
現時点で明らかに必要のないものは別のものに代用できるか、割り引いてもらえるかなど確認しておきましょう。
私は、式場のレストランでは、持ち込み料や保管料が全て無料だったため、ほとんどのアイテムを持ち込みました。
もともと、レストランの支払い費用自体が少なかった(料理やドリンクくらい)ですが、ウエルカムドリンク代は無料にしてもらいました。
契約後の値引き交渉術
結婚式場を本契約したあとは、値引き交渉に応じてくれないケースが多いです。ただ、以下の方法を試してみると、思わぬ割引や特典がもらえるかもしれません。
本契約とは?
結婚式場の契約は、仮契約と本契約の2タイプがあります。仮契約した場合、1週間程度仮予約をしている状態で、キャンセル料金もかかりません。
一方、本契約をした場合、申込金が3~10万円程度が必要です。さらに、時期に応じてキャンセル料がかかります。
随時、キャンペーン特典を確認
結婚式場では、新規顧客向けに様々なキャンペーンを実施しています。
結婚式場のホームページを見ていると、ちょうど私が結婚式をやる時期の特典としてケーキ代が無料と追加されていました。
ケーキ代は一人1,000円で見積もりが出ていたので、これが無料になったらかなり大きい!60人分なので60,000円の割引になります。
ダメ元で相談してみたところ、苦笑いされながらも、ケーキ代も無料にしてくれました。
このように、公になっている特典なら、契約後もつけてくれることもあるので、ぜひ相談してみてくださいね。
持ち込みの相談をする
ドレスや引き出物など、結婚式場内で手配するよりも、外注した方が安く抑えられることが多いです。
結婚式費用の割引は難しくても、持ち込みはOKになるかもしれません。
特に、引き出物に関しては、外注した方が節約になります。
交渉しても、持ち込み料金がかかる、持ち込み自体が不可の場合は、思い切って「引き出物宅配」を利用するのも手です。
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他の式場を引き合いに出す
もし、初回見積もりから大幅に費用がアップした場合は、再度、他の結婚式場もリサーチしてみましょう。
例えば、半年以内の結婚式が割引になる「Hanayume」を利用すれば、100万円以上安く結婚式場もあります。
相見積を持って交渉し、契約中の式場で値引きげ交渉することもできますし、契約中の式場自体をキャンセルし、割引がある他の式場で結婚式を挙げることもできます。
私の知人は、契約後あまりにも金額がアップしたので、申込金は捨てて、割引をしてくれた別の式場で結婚式を挙げました。
キャンペーンを利用すれば、式場見学をするだけで3~4万円分のギフト券をもらうこともできるので、申込金が3万円なら、簡単にペイできちゃう計算になります。
結婚式場・披露宴会場費用の値引き交渉術のまとめ
結婚式は結婚の始まりです。結婚式後は、出産・子育て、マイホーム購入などでまとまったお金が必要になります。
結婚式場・披露宴会場の値引き交渉は、恥ずかしいことではありません。
わが家のダンナさんは、普通に値引き交渉する私を見て、何だか頼もしく見えたそうです。(この時点から、既に夫婦の力関係が確立され始めています…笑)
結婚式の質を下げないためにも、うまく値引き交渉をして、賢く結婚生活を始めてくださいね!