子育ての悩み

助産師さん直伝!授乳中にできる乳首の白い塊【白斑】の原因と取り方

授乳中の白斑の治し方

「母乳育児をしていたら、急におっぱいに白い塊ができて痛い!」

授乳をしていたら、突然ニキビのような、水ぶくれのような白い塊が乳首に出現し、おっぱいが詰まりかけて慌てている方も多いと思います。

乳首にできる白い塊の正体は「白斑(はくはん)」です。

白斑ができてしまうと、赤ちゃんの授乳が大変。痛みも伴うこともあり、本当に辛いですよね。

そこで、早く赤ちゃんとの幸せな授乳タイムに戻れるように、助産師さんに「白斑の原因や治し方」を伝授してもらいました。

乳頭に白斑ができてしまった

私自身、長男・次男と完全母乳で育てています。

長男のときは、本当におっぱいをよく飲んでくれる子で、何を食べても、不規則な生活をしても、母乳が詰まることはありませんでした。

母乳工場はフル稼働。授乳でお腹が空いて仕方なかったので、中学生男子のような唐揚げハンバーグエビフライ弁当とかを完食していました。まぁ、長男のときは、20代で若かったということもありますが…。

しかし、次男の母乳育児中、乳頭に白斑ができておっぱいが詰まるという大アクシデントに見舞われました。

生クリームいっぱいのハーフバースデーのケーキ(大人用)を作り油断して食べてしまったことが原因だと思われます。次男の離乳食の回数が1回から2回になり、母乳の回数が減ったタイミングでもありました。

おっぱいがパンパンになり、もうどうしようもない状態で、知り合いの助産師さんに泣きつきました

母乳育児中の白斑の症状は?

白斑とは、乳頭にできる白いニキビや水ぶくれのようなものです。

乳口炎と呼ばれる授乳中のトラブルの一種で、母乳の出口が炎症を起こしている状態や、塞がれて母乳が詰まっている状態のことを言います。

母乳の出口が詰まっているだけで全く痛みもない場合もあれば、炎症を起こして、赤ちゃんに触られたり、吸われたりすると激痛が走る場合もあります。

さらに怖いのは、放っておくと乳腺炎にもつながる可能性があるので、早めに治すことが大事です

乳首に白斑ができる原因は?

乳首に白斑ができる原因は、主に5つです。

  • 母乳の飲み残し
  • 授乳感覚が空きすぎる
  • 食生活
  • 母乳のあげ方
  • ストレスや疲れ

体質によって白斑のできやすさは異なります。また、私のように長男のときはトラブルと無縁だったのに、次男のときはできてしまうこともあります。

母乳の飲み残し

母乳の飲み残しは、授乳中に白斑ができる原因のひとつです。

新生児期の赤ちゃんは、まだ母乳を吸う力が弱く、授乳の途中で寝てしまうも多いですよね。少し成長すると、遊び飲みが始まり、真剣に飲んでくれないことも増えます。

飲み残しが続き、母乳が溜まってしまうことで白斑が発症しやすくなると言われています。脇の下からおっぱいの下側は、特に母乳が溜まりやすいです。

私も、おっぱいの下側あたりに、母乳の飲み残しによる「しこり」ができていました。

授乳間隔が空きすぎる

また、授乳感覚が空きすぎるのも白斑ができる原因です。離乳食を始める時期、卒乳や断乳の時期は、母乳を飲む量が一気に減ってしまうため、注意が必要です。

赤ちゃんだけでなく、ママの体も考慮しながら、徐々に慣らしていくと良いでしょう。

母乳育児中の食生活

ママの体質によっては、食生活は注意した方が良いです。何を食べても、全く母乳が詰まらない人もいれば、気を付けないとガチガチに詰まってしまう人もいます。

食事に関しては、因果関係がはっきりしていませんが、気を付けるに越したことはありません。

助産師さんによっては「おっぱいの詰まりは食事と関係ない」という人もいれば「脂質や糖質を避けた方が良い」という人もいるそうです。っで、結局どちらがいいの?って話ですよね。

私が教わった助産師さんは白斑ができやすい、母乳が詰まりやすいという方は、脂質や糖質はできるだけ避けた方が良いとの見解でした。

特に、ケーキやアイスクリームなどの洋菓子、揚げ物、ピザやグラタンなど脂と糖質が一緒に組み合わさったものは危険です。

また、食生活による母乳の詰まりは、乳腺の細い・太いに左右されます。乳腺が太ければ、食生活の影響は少ないとされていますが、乳腺が細い場合は、流れが悪くなったり詰まりやすくなったりします。

私も助産師さんに聞いたところ、母乳が出る乳腺は多いものの、太くはないので、気をつけた方が良いと指摘を受けました。乳腺の太さは、生まれてつき決まっているので、どう頑張っても太くすることはできないそうです。

乳腺が細い場合、基本は和食中心のあっさりしたメニューで対応していくと良いでしょう。

特に、ほうれん草や小松菜などの青菜は、血液をさらさらにする働きもあるそうです。育児が大変でなかなか料理ができない場合は、ケール青汁やグリーンスムージーを取り入れてみても良いですね。

母乳のあげ方

赤ちゃんがおっぱいを吸う時には、乳輪全体を含ませ、アヒルの口のようになっているのが理想的です。

赤ちゃんが母乳を飲む際、つぶし飲みや浅飲みになりおっぱいに無理な負荷がかかっていると白斑を起こす可能性があります。

毎回同じ方向から飲ませたり、添い乳も原因の一つとされています。

ストレスと疲れ

母乳育児の最大の敵はストレスです。ストレスが溜まると、血行が悪くなり、母乳の質が悪化します。

わが家は、ダンナさんが長期出張で家にいなく、一人で、子ども二人を育てています。実家も遠方で、すぐに頼れる親戚はいません。

そのような中、次男の夜泣きが始まり、睡眠も休息も十分にとれていませんでした。さらに、追い打ちをかけるように白斑ができ母乳が詰まりました。

白斑ができてしまうと、本当にストレスがかかります。実際、ストレスに押しつぶさて、大人げなく泣いていました。

日頃からイライラや疲れがたまらないように、時短家事や自分時間の作り方など、対応策を考えておくことを強くおすすめします。(←この頃から、家事の手抜きを覚えました…笑)

自分でできる白斑の治し方

白斑ができてしまったら、助産師さんに相談したり、病院に行って薬を処方してもらったりすることがベストです。ですが、育児中は、外出するのが難しいこともありますよね。

また、自宅で軽いケアをするだけで、乳頭の白斑が取れることもあります。ここでは、助産師さんに教えてもらった自分でできる対処方法をご紹介します。

詰まっている方のおっぱいから飲ませる

母乳の詰まりは、赤ちゃんに飲んでもらうことで、ある程度解消されます。まずは詰まっている方のおっぱいから飲ませるようにしましょう。

テレビやスマホを見ながら授乳すると、赤ちゃんがおっぱいに集中できていないこともあります。しっかり飲んでもらえるように、静かな環境を整えてみると良いですよ。

上の子がいて騒がしい場合は、家でも授乳ケープを活用してみるのもオススメです。

痛みが生じる場合は、事前に乳頭マッサージをし、乳首を柔らかくしてあげると痛みが和らぎます。また乳頭に傷があり辛い場合は、搾乳で対応し、おっぱいを休めてあげましょう。

針でつぶしたらダメ!

母乳に詰まりがあるからと言って、針を使って取り除くことは、本当に危険です。

乳首を傷つけたり、傷口から細菌が入り、炎症を起こしたり、悪化の原因になります。

授乳中の抱き方を変える

常に同じ方向から抱っこしていると、母乳の飲み残しから、母乳が溜まりやすくなっている箇所ができてしまいます。

なるべくまんべんなく吸ってもらうように、抱き方にバリエーションをつけると母乳が詰まりにくくなります

しこりができている場合は、赤ちゃんの顎側が一番吸う力が強いから、吸ってほしい場所をその方向を赤ちゃんの顎がくるような抱き方にします。

私の場合は、左胸に左下だったので、フットボール抱きを勧められました。

(出典:AMOMA公式ホームページ

フットボール抱きは、フットボールを抱えるように、赤ちゃんをママの脇に抱えて授乳する姿勢のことです。

ママの腕で赤ちゃんの体を挟むようにして抱えます。赤ちゃんの足はママの体の後ろ側に持っていきます。この姿勢は、赤ちゃんの顔がよく見えるので、しっかりと飲めているのかも確認できます。

一見難しそうに見えますが、クッションなどを使うと比較的バランスが取りやすいです。

乳首に痛みがあるならピュアレーン

もし、乳首に痛みがある場合は、ピュアレーンを使う良いです。

ピュアレーンは、新生児期に乳首が切れてしまったときにも、産婦人科で進められて使っていました。薬をつけたあと、おっぱいを飲ませることが心配でしたが、天然の成分でできているため、赤ちゃんが舐めても問題ないそうです。

おっぱいが切れてしまったら、ピュアレーンを乳首に塗り、上からラップでパック。こうすることで乳首が柔らかくなり、傷も保護されます。授乳時の痛みもだいぶ緩和されます。

授乳中でも服用できる葛根湯

葛根湯は授乳中でも飲むことができる漢方です。体の冷えや血流の改善に効果があります。

葛根湯は自然由来の成分でできているので、母乳から赤ちゃんに移行しても害になることはまずありません。母乳トラブル以外にも風邪の引きはじめなどにも使えるため、わが家の薬箱には常備しています。

おっぱいが張り過ぎて痛いときも、葛根湯を飲むと軽減されます

葛根湯は、ドラッグストアなどでも購入できます。ですが、服用が少しでも心配な場合は、病院で処方してもらうと安心です。

ミルクスルーハーブティー

白斑のできやすさは体質によって異なります。一度できてしまった場合、油断すると再発してしまう可能性が高いです。

おっぱいが詰まって辛い思いをするのはもう嫌。

そんな私がお守り代わりに常備していたのは、AMOMAミルクスルーブレンドです。授乳中はストックを絶やさないようにしていました。

AMOMAミルクスルーブレンドは、たまごクラブなどの雑誌メディアでも頻繁に紹介されている、母乳のスムーズな流れをサポートするハーブティーです。

6種類のオーガニックハーブをブレンドしており、授乳中でも安心なノンカフェインドリンク。授乳ケアの専門家と、英国ハーバリストが共同開発しています。

育児によるストレスで、ついつい甘いものを食べたくなるときってありますよね。

私は、ケーキなど甘いものを食べるとき、コーヒーの代わりにミルクスルーブレンドのハーブティーと一緒に飲むようにしていました

味もアッサリしているのでとても飲みやすく、洋菓子だけでなく和菓子にも合います。ハーブティーが苦手でなければ、美味しく飲めます。

一袋30個入りで約1,700円。1杯辺り50円ちょっとで、比較的お手頃価格だったので、無理なく続けることができました。定期便は送料無料、いつでも解約可能です。

母乳の出が良すぎる時、卒乳時に活用できる「ミルクセーブブレンド(卒乳ブレンド)」もあり、悩みに応じて選ぶことができます。

≫≫ AMOMA公式ホームページを見てみる

白斑は早めに治そう

白斑を治すには

白斑は母乳の詰まりの初期症状です。

今回ご紹介した「自宅でできる白斑の治し方」は実際にやってみて、効果が高かったものをまとめてみました。

ですが、この治し方を実践しても、改善されない場合は早めに病院や助産院を受診した方が良いでしょう

私の場合は、知り合いの助産師さんに早めに相談し、軽く母乳マッサージをしてもらえたので、その後の自宅ケアで何とか乗り越えられました。

急な体調の変化で慌てないよう、母乳の詰まりを予防しつつ、もしものときの場合に母乳外来を実施している機関を探しておくと良いですよ。

赤ちゃんとの生活、大変なことも多いと思いますが、どうか無理をせずにお過ごしくださいね。

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