「結婚式に、妊婦の友達を呼びたい。」
「食事やサービスなど、配慮することはあるかな?」
友人や親戚で妊婦のゲストがいることは少なくありません。
私の結婚式でも、お腹の大きい友人が参列してくれました。また、私自身も妊娠発覚後、結婚式にお呼ばれし、結婚式に出席したことがあります。
妊娠は病気ではありませんが、体調が優れなかったり、入院が必要だったりすることだってあります。
人によって、症状が全く違うので、配慮が必要です。
今回のブログでは、妊婦のゲストに対する「配慮ポイント」をまとめました。
結婚式や披露宴で、マタニティゲストを呼ぶ予定の方の参考になれば幸いです。
マタニティゲストへの配慮ポイント
妊娠、出産は実際に経験したことがないと、どう配慮して良いのか分かりませんよね。
私も自分の結婚式で妊婦さんに配慮していなかったことが多々ありました。
その反省点を踏まえてリストアップしてみました。
食事やドリンクの内容
結婚式の食事で特に注意が必要なのが、安定期に入る前の悪阻の時期です。
悪阻の症状は、人によって全く異なります。普段通りの生活をできる人もいれば、ちょっとした匂いで吐いてしまう人もいます。
私は、ご飯が炊けるニオイがどうしてもダメでした…。
安定期前の時期は、まだ周りに「妊娠の報告」をしていないこともありますが、もし事前情報がある場合は、悪阻中に食べられないものを聞いておくと安心です。
悪阻で食べられる食べられないに加え、妊婦が食べてはいけないと言われている食材もあります。
【妊婦のNG食材】
- 生魚(お刺身など火が通ってないもの)
- 生肉(生ハムなど)
- アルコール
- カフェイン(コーヒー、紅茶、烏龍茶、緑茶など)
生ものは、妊娠中に食中毒を起こすと、下痢や嘔吐の症状が出たり、胎児に影響を与える可能性があるため、避ける方が多いです。
また、アルコールやカフェインも胎児の発達や成長を阻害することもあるため、過剰に摂取することを控えます。
加えて、妊婦さんだけでなく、授乳中(子どもが1歳前後になるまで)のママも、アルコールを飲まないことが多いです。
妊婦や授乳中の女性が多い結婚式では、ソフトドリンクを充実されることも嬉しい配慮の一つになります。
出欠のタイミング
何が起きるか分からないのが妊娠です。前日まで体調が良くても、急に出血して切迫早産で入院ということも十分あり得ます。
新郎新婦としては、なるべく「直前のキャンセル」は避けたいですが、結婚式の出席、欠席のタイミングは、ギリギリにならないと分かりません。
妊婦を招待する場合は、キャンセルになっても仕方ないという気持ちでいることが大事です。
臨月で出産直前の場合は、病院から1時間以内の外出を控えるように言われるため、欠席することがほとんどだと思います。
体に負担がない進行
お腹が大きくなると、腰に負担が出てきたり、すぐに疲れてしまったりと、妊娠前と同じように動くことはできません。
なるべく、立ったり座ったりが少ない進行を心がける良いでしょう。
もちろん、結婚式場内は禁煙です。
披露宴会場内でタバコを吸うなんて、一昔前までだと思っていましたが、新郎新婦の意向によっては、喫煙する場合も、いまだにあるようです。
会場内は禁煙で、タバコを吸う場合は、喫煙ルームを利用するように、司会者に伝えてもらいましょう。
会場スタッフへの事前伝達
会場スタッフへ伝達しておくことで、食事やドリンクなどの対応がスムーズにいきます。また、休憩が必要な場合なども、配慮してもらえます。
私自身、自分の結婚式では妊娠経験がなかったので、妊婦さんに対して、あまり配慮ができていませんでした。
ですが、結婚式のスタッフさんが気を利かせて、事前にクッションやひざ掛けを用意してくれました。
お腹が大きいと、長時間同じ体制で座っているのも大変なので、背中にクッションが一つあるだけでも楽です。
また、体温調節に便利なひざ掛けもとても便利です。
引き出物は宅配便にする
「箸より重いものはもたない。」
初産の場合は、重い荷物に対して特に気を付けている妊婦さんはとても多いです。二人目になると、一人目を抱っこしたりと、気にしていられないけど…(汗)
妊婦さんの引き出物は、重くないカタログギフトやタオルなどにすると良いでしょう。間違っても重い食器セットにはしないでくださいね。
もし、食器セットなど、重いものを贈る場合は、引き出物宅配で自宅まで直送することをおすすめします。
今、人気の「引き出物宅配」はご存じですか?
大幅割引がある上、ゲスト宅まで郵送してくれるという画期的なサービス。 例えば、大手ショップのGIFT NAVI(ギフトナビ)では、4,000円以上で送料無料&人気ブランドの引き出物が最大20%割引になります。
妊婦さん、高齢者、遠方からのゲストなど、幅広い世代に嬉しい配慮です。
妊婦さんと素敵な結婚式を!
「妊娠中、何かあったら迷惑をかけてしまうかもしれない。」
自分が妊婦で結婚式に参列した時は、行くかどうか迷いました。
「ドタキャンになってもいいから、体調が大丈夫ならぜひ出席して。」
という、友人の言葉がとても嬉しかったことをよく覚えています。その友人も、あれから間もなく出産して、今では心強いママ友です!
ぜひ、妊婦さんに優しい素敵な結婚式を実現してくださいね。
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