サッカークラブ中に起きた長男くんの骨折事件。
参考 二人目出産のベストタイミングはいつ?4歳以上離れてよかったわが家の体験談
全治3週間と判断され、しばらく固定具を付けて生活していました。最終的には1ヶ月半ほどで完全に回復し、無事通院も終わりました。
子供も親も動けないことにストレスが溜まった骨折期間でしたが、頑張ったご褒美の如く、加入している任意保険の全国共済から嬉しい振込がありました。その額何と64000円!!
今回は、任意医療保険の必要性について考えてみました。
公的保障は充実しているのに、子供の医療保険の必要?
厚生労働省の調査では子供の入院は0歳は1%、1~24歳は0.1~0.2%と確率的にはかなり低いと言われています。
さらに、子供の医療費は、各市区町村が子育て支援のための助成制度を設けています。乳幼児が病気やケガで通院した場合、窓口で支払いがないことがほととんどです。また入院したとしても、以下の公的保証制度が充実しているため、そこまで大きな負担にはなりません。
- 健康保険 … 自己負担は小学校就学前であれば2割、小学校就学から70歳未満であれば3割の負担
- 乳幼児医療費助成制度 … 自己負担分(2割または3割)も全額または一部を助成してくれる制度
- 義務教育就学時医療費助成制度 … 助成額や助成条件などは自治体によっても異なりますが、15歳(中学卒業)まで保障される場合もあり
日本の公的保障は充実しているので、医療保障は任意保険に入る必要がないくらい十分だと言えます。それでもわが家の息子2人は全国共済の任意保険に入っています。
子供の医療保険に入った方が良い理由
子供はよく怪我をする
子供は本当によく怪我をします。擦り傷だったり、頭を打ったり、骨折したり(←わが家だけ?)うちの長男くん5歳は、既に2回も共済のお世話になっています。
前回の申請はこちら
参考 全国共済(都道府県民共済)の支払いはスピーディ!共済金請求の申請方法と振込までの流れ
他にも1~2歳の頃、出血騒ぎや打撲で病院に駆け込んだことがありました。医療費がかからなかったので、申請するのをすっかり忘れてしまっていたものもあります…一応過去3年分までは請求できるようですが医療明細も記録も全く残っていなかったので断念しました。せっかく共済に加入していたのに、本当にもったいないことをしていました。
確かに入院することは稀かも知れませんが、元気な子であるほどケガで通院する確率大。通院でも1回に付き2,000円も支払われるので助かります。
骨折したときは通院とみなされる
医療診断書の提出は必要になりますが、全国共済では骨折してギプスやシーネ(ギプスの簡易タイプ)で固定している期間は病院に通院していなくても、通院していると見なされるそうです。例えば、ギプスを20日間していたら、20日x2,000円=40,000円も支払われます。
「骨折なんてそう滅多にするもんじゃない」と思っていたのは私の中の常識。男の子は本当に良くケガをします。動きが激しい男の子のママからは遊んでて打撲や骨折したという話は結構聞きますよ。
これから部活やクラブなどでスポーツをやる機会が増えたら尚更です。保険に入っておけば安心です。
入院の際、医療費以外の補てんができる
医療費は乳児医療の助成により、全額または一部を助成してもらえます。ただ、それ以外にも入院時の出費はあります。
- 個室代 … 子供が小さいと、周りに迷惑をかけないためにも個室を選ぶ保護者が多いよう。部屋のグレードによっては1万円以上かかってしまうこともあります。
- 付き添い用ベッド代 … 子供の付き添いをする場合、ベッドや布団をレンタルする必要があります。1日500円~1,000円ほどが相場。
- 食事代 … 子供が入院した時の食事代は医療費で保障されない自治体もあります。また付き添う場合は親のお弁当代などが必要になります。
- 交通費 … 病院へ行くための交通費(タクシー代など)がかかる場合があります。
任意保険に入ると得か損か?計算してみた
長男くんが1歳過ぎてから、全国共済(都道県民共済)に加入しました。
参考 子供の医療保険は都道府県民共済がオススメ!少ない掛け金で手厚い保障が受けられる
掛け金は月々1,000円。長男の場合、約4年加入しているので1,000円x12ヶ月x4年=48,000円ほど支払った計算になります。さらに割戻金として約2割は返金されます。(昨年は2,600円ほどの割戻金がありました。)
と言うことで、実際に支払った額は48,000円から2割分引いた約40,000円です。
今回の骨折だけでも、振り込まれた金額は64,000円。共済はちょっとしたケガなど支払いの幅がとても広いため比較的元が取りやすい保険なのではないでしょうか。
もちろんもしもの時の保険なので使わないに越したことはありません。
ですが、ケガが多い子供。入院までしないにせよ、病院への通院は子供も親も労力を使います。そのようなときに、頑張ったご褒美のような振込この上なく嬉しいものでした。
子どもの医療保険選びのポイントは
子どもの医療保険は公的保障がとても充実しています。そのため高い医療保険に入る必要はないと思います。オススメは共済です。
共済は、民間の保険会社と違い、営利目的で運営をしていません。1年間の運用で余ったお金は割戻金として返金されます。保障内容は、シンプルでとても分かりやすい掛け捨てタイプ。
4大共済の種類は
- 全国生協連 … 県民共済・都民共済・道民共済・府民共済・全国共済から成り立つ共済。わが家もこちらの共済に加入しています。
- JA共済 … 農業協同組合法にもとづく農業協同組合(JA)の共済。主な組合員は農家や地域住民です
- 全労済 … 「全国労働者共済生活協同組合連合会」と呼ばれ消費生活協同組合法(生協法)に基づき、厚生労働省の認可を受けて設立され、補償の生協です。
- コープ共済 … 生協の宅配「コープデリ」・「おうちコープ」や生協の宅配パルシステムなどの全国約150の生協取り扱っている共済。
ライフスタイルや入りやすさに応じて、選んでみてはどうでしょうか。
また、民間の保険も併せて検討したい場合は、保険マンモスなどに専任のファイナンシャルプランナーに相談すると時間も費用も節約できます。
参考 生命保険の見直しで100万円以上の節約に!保険マンモスで無料相談した口コミレポート
保険の無料相談では、共済との比較もしながら、民間の保険のメリット・デメリットも教えてもらえたのでとても参考になりました。(何度も相談・比較した結果、共済に入ってしまって申し訳なかったですが…)
子供の医療保険に入っておけば、もしものときも安心です。この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
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