「食費を3万円以内に節約しよう!」「献立をアレンジしたりリメイクしよう!」
サンキュや素敵な奥さんなどの主婦雑誌。年間100万円節約する方法、1000万円貯めた主婦などで、出てくる節約術に「食費の節約術」があります。
あなたも一度は、食費の節約を試みたことがあるのではないでしょうか。
でも、食費を減らすことは、節約初心者にとって、とてもハードルの高いものなのです。
食費の節約術が難しい理由
手間と時間がかかる
「主婦だから料理ができる。主婦だから料理が好き。」
世の中の風潮的に、主婦だったら誰でも料理が好きと思われていませんか?もうすぐ主婦歴10年の私は、料理は苦手です。
節約レシピを考えたり、安い食材をかさ増しアレンジしたりするには、それなりに手間と時間がかかります。
料理好きであれば、手間と時間をかけるのも苦じゃありませんが、私のようなタイプには向いていません。
食の安全性
「中国産よりも、国産の新鮮な野菜やお肉を使いたい。」
農協などの産直野菜を購入したり、家庭菜園で自分で育てられれば良いですが、都心に住むとなかなかそういう訳にもいきません。
有機野菜や無農薬野菜などを中心に購入しようと思うと、どうしても食費はかさんでしまいます。
わが家は、野菜類は生協の宅配を利用しているので、ディスカウントスーパーで購入するよりは割高です。
▼ 生協は離乳食にも便利!
参考 おうちコープ商品で離乳食作りを楽に!安全・安心・便利な生協の宅配を利用しよう
直接口にするもので、産地が分からないものはあまり使いたくありません。また、フルーツ類をなくせば、大幅な節約につながりますが、デザートの楽しみまで削るのはなかなか難しいです。
思ったより節約効果が低い
毎日外食をしている方が自炊を始めたら、月10万円が6万円くらいに抑えられるかもしれません。そのような場合は、かなり節約効果は高いです。
ですが、子供がいる家庭でしたら、既に自炊していることがほとんど。
「フルーツは高いから食べない。」「こんにゃくやもやしでかさ増し。」
頑張って節約したとしても、月に1万円程度。しかも、料理が苦手だと相当なストレスがかかっているので、他でストレス発散してしまう可能性もあります。
主婦雑誌はあまり参考にならない
「月に3万円に抑えました!」
節約雑誌に掲載されている家庭も、食費が3万円代という家庭が多いですね。何となく、食費を月3万円に抑えたら優秀というイメージ、ありませんか?
でも、実際のところは、実家からお米を送ってもらっていたり、近所の農家から野菜を頂いたりしているかもしれません。
また、夫の晩酌ビール代や、子供が遊びに行くときに持たせるオヤツ代などは含まれていないかもしれません。
わが家も、関東に引っ越す前、富山に住んでいた時は、ご近所さんが畑をやっていたので、野菜類のお裾分けは多かったです。
職場でも大根やサツマイモをいただいたこともありました。トマト、きゅうり、なすは、スーパーで買ったことがありませんでした。
さらに、ダンナさんの実家が近かったので、お米やお菓子を持たせてもらうこともありました。
富山は、古くから共働き家庭が多いので、お惣菜文化も発達しています。コロッケ5個で100円とか、から揚げ100g68円とか、衝撃のプライスでした。
当時は、夫婦二人と幼児の三人家族で、何も苦労せずに3万円に抑えられていました。でも、今では、5~6万円はかかっています。何も考えないと、あっという間に7~8万円です。
やはり、環境の違いは大きいと思います。
自分に合った節約方法を探してみよう!
今の暮らしでは、食費の節約は難しいので、ストレスなくできる範囲にとどめています。代わりに別のことで節約しています。
私の場合は、一度の見直しで節約効果が長続きする固定費の節約の方が得意です。調べたり、比較したりするのに、時間がかかりますが、数年に一度のペースだけでOK。
- 住宅ローンは払い過ぎていないか?
- 通信費、スマホ代金を節約するの方法はないか?
- 保険料の見直しは定期的にしているか?
このように、一つ一つ固定費を見直し。食費の節約よりも、よっぽどストレスなくお金が貯められるようになりました。
「主婦だから、食費を節約しよう。」
食事は毎日のことです。よっぽどの料理好きで、時間がある方でしか、なかなか食費の節約は難しいです。
節約はダイエットと同じように無理をするとリバウンドをしてしまいます。長く続けられる、自分に合った節約方法を見つけていくことが大切です。
ぜひ、自分に合った方法で、ストレスなく節約をしてみてください。
▼ 100万円以上の節約効果あり!
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