「まだ使えるモノは、もったいなくて捨てられない。」
「人にもらったモノを処分したら罰が当たりそう。」
海外赴任に向けて、モノを処分中のわが家。シンプルライフを心がけていたとは言え、現時点でダンボール箱25個分減らさなくてはいけない状態です。
私たちの引っ越しは、まだまだ先の来年3月ですが、夫だけ8月末に一足先に渡米する予定なので、男手があるうちに前倒しで荷物の整理をしています。
モノを処分するには、労力と時間が必要。精神的な負担も大きいですよね。
そこで、少しでも楽に片付けが進められるように、7つの基準を決めて、システマティックに進めていくことにしました。
モノを減らす!後悔なく捨てるために7つの基準
まだまだ使えるモノ、思い出の品などを処分するのは、心が痛いですよね。
わが家でも、捨てるハードルが低いモノからスタートし、徐々に難易度の高いモノに移行していくことにしました。
① 明らかなゴミ
もちろん、定期的にゴミは出しています。可燃ゴミ、不燃ゴミ、リサイクルゴミなど。
でも、ゴミなんて家にない!と思っていたら、意外と多いんですよね。あっという間に、ゴミ袋いっぱいになってしまいました。
【例】
- DM類
- 期限が切れたクーポン
- ショップの袋
- ゴミ箱に溜まったゴミ
- トランクルームに溜まったゴミ
- 工作用に保管している空き箱
- 子供が拾ってきた木の棒や石(自然に返す)
- ダンボール(リサイクルゴミの日に出す)
- ペットボトル
- 空き缶
- 賞味期限が切れた食品
- 使用期限が切れた常備薬
- 雑巾にしようと思った古びたタオル
- 使用済みの銀行通帳
- 使っていないショップのカード
- 2年以上前の給料明細
子供の工作用に、空き箱類を大量に保管していましたが、夏休みの宿題用を除いて処分しました。
小まめにチェックしてると思っていたのに、賞味期限や使用期限が切れたモノも多数発見!中には、3年くらい前のモノもありました…。恐ろしい。
② 壊れているもの
次に、壊れているのに、そのままになっているモノも発掘しました。
【例】
- 部品がかけている子供のオモチャ
- ボキボキに折れたクレパス
- かすれてしまうマーカー
- 錆びたカッターナイフ
- 穴があいた服
- 放電しているスマホの充電ケーブル
- 骨が折れている傘
- 片方しかないイヤリング
- シミが付いた洋服
- 壊れたタブレット
- 動きが遅すぎるパソコン
タブレットやパソコンなどの小型家電、それに付随するコード類は、処分がしづらく放置しているものが多かったです。
思い切って、近くの家電量販店に持っていったところ、約15,000円分のポイントで買い取ってもらえました。
思わぬ臨時収入が入り、ラッキーでした。
③ 1回も使っていないもの
「必要になるかもしれない」と思って残したけど、一回も使っていないモノは潔く処分。
【例】
- 引き出物でもらった食器類
- タグ付きのワンピース
- 着る機会なくサイズアウトした子供服
- 内祝いでもらったタオル
未使用品は、リサイクルショップでも引き取ってもらいやすいので、一番スッキリと手放すことができました。
④ 1年以上使っていないもの
季節ものなどを考慮して、1年間使っていないものは、今後も使うことはまずありません。子育てグッズも、大きくなるにつれ、使わなくなるものも多いので、定期的な見直しが必要です。
【例】
- 洋服
- カバン
- 靴
- ロングブーツ
- サンダル
- 食器
- スノーシューズ
- デザイン重視で買った加湿器
- アロマキャンドル
- お菓子の型
- トランクルームにしまい込んだカー用品
- タダでもらったノベルティ
- 健康器具
- 年齢に合っていない知育玩具
- ディズニー英語システムのセット
知育玩具や教材などは、オークションやフリマアプリで処分。
夫へのプレゼントとして購入したSIX PADもジェルシートなどメンテナンス費が思った以上にかかるため、手放すことにしました。結局、中国の単身赴任期間中、一回も使ってなかったし。
⑤ 大型家具・収納用品
なるべく住空間を広くとるため、子供の成長に合わせて、少しずつ大型家具を手放していました。
さらに、海外へは大きな家具は持っていけない、トランクルームで保管するスペースもないので、ほとんど処分することになりました。
- 一人で持ち運べない大型のテレビボード
- 冬用のスタッドレスタイヤ
- トランクルームのメタルラック
- オモチャ収納に使っていたIKEAトロファスト
- スペースが邪魔になるソファ(1年前に処分)
- 本棚(1年前に処分)
- ガラス張りの飾り棚(1年前に処分)
大型家具の処分は、主にリサイクルショップ。運び出しが難しいものは、出張買取にお願いしました。
最後まで使う冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機などは、引っ越し直前に処分する予定です。
⑥ ダブっているもの・似たようなもの
粗品でもらうようなボールペンやメモ帳なども、気を抜くと増えてしまいがち。文具、キッチン用品、日用雑貨で、数が多すぎるものは厳選しました。
【例】
- ハサミ
- カッターナイフ
- 爪切り
- ボールペン
- キッチン用品
- バッグ
- メモ帳や付箋
- シール
- 同じような形・色の服
- パーティドレス
- ヒールの靴
メモ帳やシール類は、子供のお絵描きグッズに忍ばせて、潔く使ってもらうことにしました。
⑦ データ化できるもの・レンタルできるもの
ひと昔前までは、CDやDVD、コミックは購入するのが主流でした。
ですが、今はストリーミングサービスが充実しています。音楽聞き放題、動画見放題など、定額料金で利用できるものもあります。
【例】
- コミック
- 雑誌
- お気に入り以外の書籍
- DVD
わが家は、アマゾンプライム会員なので、ほとんどのものは年会費内で楽しむことができます。小学生の息子は、GEOのレンタルコミックで十分。
渡米したら、日本の番組が見られるように、VPNを使ってNetFlixやHuluを契約するかもしれません。
捨てる基準を決めるとスムーズに片付けられる
今回、7つの基準を決めて、片付けを進めてみました。これだけでも、45リットルのゴミ袋10袋、リサイクルショップ行きが5箱分くらいになりました。
買うときよりも処分するときの方が、何倍も大変です。
モノが溢れる世の中。気が抜くと、どんどんモノが家に入ってきてしまいます。これからは、モノを選ぶときはもっと慎重に、不要なものはタダでも持ち込まないように徹底していきたいと思います。