「いつ起きるか分からない首都直下型地震。」
30年以内に70%の確率で起きると言われている首都直下型地震。テレビで特集された映像を見ると、本当に恐ろしくなってしまいます。
神奈川県に住んでいるわが家。大事な子供たちに何かあったら、とパパやママの不安は倍増するのではないでしょうか。
「地震が怖いから、関東圏から引っ越したい。」
そう思う日々もありましたが、今まで、ノーマークだった場所でも次々と発生していて、絶対に安全という場所は、もはや日本には存在しません。
日本に暮らすからには、地震をはじめ多くの災害と付き合っていかなくてはいけません。今、私たちにできることは、普段からの防災対策です。
防災グッズちゃんと使える?
「防災対策グッズを準備したから大丈夫。」
3.11・東日本大震災が起きてから、防災に対する意識が高まった方も多いはず。わが家も、すぐに防災グッズをセットで揃えました。
ですが不覚にも、揃えたことで満足してしまって、入っているもののチェック、使い方の確認など、ほとんどしていませんでした。
もし何も知らないまま、大きな地震がきていたかと思うとゾッとします。せっかく用意してあっても、使えなきゃ宝の持ち腐れです。
今回、備蓄食料の入れ替え時期になり、改めて防災グッズを見直してみました。
非常用持ち出し袋(リュック)の中身
東日本大震災後、災害などに備える防災グッズとして、まず用意したのが非常用持ち出し袋。
非常用持ち出し袋は、一次持ち出し品(一次防災対策)などとも呼ばれており、災突然の災害時に避難時に最低限必要なものをまとまっています。
防災対策には主に2つの種類があります。
- 一次防災対策: 非常用持ち出し袋 (すぐに持ち出すことができるもの)
- 二次防災対策: 備蓄ストック(ライフラインが途絶えた時の備蓄)
一次防災対策の「非常用持ち出し袋」は、自分で一から揃えるのが大変だったので、すでに揃っているセットを購入しました。
このリュックを基本に、わが家に必要そうなものを追加しました。
【 追加したもの 】
- サランラップ
- 割りばし・スプーン
- タオル
- ブランケット
- 使っていない眼鏡
- iPhoneの充電ケーブル
もしもの時のために、貴重品一式もまとめておきました。
- 家族全員の保険証、免許証のコピー
- 主要銀行のキャッシュカードのコピー
- 現金(7万円分)
- メモ
- ペン
現金は、もう少しあった方が良いかもしれません。お金は、自販機で使えるように千円や小銭なども用意しておくと安心です。
非常食・備蓄食料
続いて、二次防災対策の備蓄食料。ピリエに入れて、玄関すぐ横の収納にしまってあります。
鉄筋コンクリートのマンションなので、基本的には家で過ごすことを前提に考えていますが、もしも、自宅から避難する場合も、すぐに持って行けるように一個所に食料をまとめています。
(一人で持ち運びできる大きさ&重さですが、実際に持って行くとなったら、ボストンバッグのようなものが必要になりそうです。ここは要検討ですね…。)
非常食は、賞味期限が切れてしまったので買い替え。
以前購入したのは、カンパンや保存水などがまとまったセットでした。ですが、カンパンはあまり好きじゃないし、保存水はミネラルウォーター2Lをローリングストックしているので必要ありません。
ということで、今回は家族が好きそうな物を単品購入しました。
全てまとめて楽天市場のあんしんの殿堂防災館で購入しました。発送も早くて丁寧でした。
尾西=おにし。私はずっと、びさいだと思っていました(笑)
尾西のコンプリートボックスには、5年間と長期間保存可能なアルファ米が12セット入っています。全種類違うフレーバー。非常食だけど、毎日何を食べようか楽しみになりますよね。
お湯15~20分、水(常温)60分で調理が完了。スプーン付です。
実際に食べてみましたが、炊飯器で炊いたご飯と遜色ないくらい。普通に美味しいです。
その他、特別な非常食ではありませんが、キッチン以外の場所に、無洗米5キロ、ミネラルウォーター12本前後、カップラーメン、ガスコンロは常備しています。
キッチンには、パスタやうどん乾麺、ソース類などもあり、1週間くらいなら困らないくらいの食料があります。
ガスコンロ&圧力鍋があれば、お米は炊けるので、必要以上に非常食はいらないかなと思っています。
非常用トイレ
「もし避難することになったら、自宅で下水道が使えなくなったら…。」
子供がいるとトイレ問題が切実ですよね。わが家は社宅マンションのすぐそばに公園があるし、男の子二人なので、その辺りでこっそりさせてもらう手もあります。
ですが、やはり準備はしておいた方がいいと思い、非常用トイレキットを用意しています。
汚物袋を洋式のトイレやバケツにセットし、使用後は凝固剤を入れるだけなので、とても簡単。未開封状態での保存期間は7~10年が目安です。
非常用トイレは、ダンボールのままだと嵩があるので、ジプロックに入れて二次防災対策のセットに入れています。
再検討が必要なもののまとめ
実際に、全ての防災グッズに目を通してみて、いくつか検討が必要なものが出てきました。地震がきたときに慌てないためにも、早急に対応したいと思います。
スマホの充電源
非常用持ち出し袋の中には、充電可能な手回し&ソーラーLEDライトが入っていたので安心していました。
ですが、実際に手持ちのiPhoneを充電しようとすると、スマホに「使用可能なアクセサリではありません。」という表示が出てしまいました。
ということで、別途モバイル充電は必要そうです。
二次防災グッズの持ち運び方法
非常食、備蓄食料など二次防災グッズは、社宅マンション内で被災生活を送ることを前提に準備しています。ピリエは持ち手つきですが、持ち運びにはあまり向いていません。
最悪、マンションが火災や倒壊などで避難の必要がある場合も、避難所の小学校も徒歩2分くらいなので、何とかなるさと軽視していました。
ですが、子連れでパニックになってしまわないためにも、念には念で用意しておこうと思います。
防災ポーチを作る
一次防災対策、二次防災対策に加え、日常生活でも簡単な防災グッズを持ち歩く「0次防災対策」が推奨されています。
私自身、家にいる時に地震が起きた場合は、比較的準備をしていますが、外出時はノータッチです。特に、都内など人が多いところに遊びに行った時に、被災してしまったら大変です。
最近は百円ショップなどでも、防災グッズが揃っているので、手軽に持ち運びができる防災ポーチを作っておきたいと思います。
子供たちを守れるのは自分だけ!
ある日突然やってきて、一気に日常生活を奪ってしまう大災害。
いつやってくるか分からない地震など自然災害に対して、皆さんはどんな対策をとっていますか?
子供を守るのはあなたです。
安心して毎日を過ごすためにも、もし何も対策をしていないのであれば、今すぐ準備してください。