「物が溢れて毎日イライラする!どうすればスッキリ暮らせるのだろう?」
何でも揃う今の時代。つい気を抜くと、いつの間にか家中が物で溢れていたということはありませんか?
収納本やお片付けブログなど、お手本はたくさんあるのに、なぜか上手くいかない。
「何で自分は片づけができないのだろう?主婦として失格だ。」
どうしたら、ストレスなくお片付けをして、快適な暮らしを手に入れることができるのでしょうか。
片付けができないたった一つの理由は?
主人の転勤で、広々としたマイホームからコンパクトに社宅に引っ越したきたわが家。200個近くの段ボールが新居に入るかビクビクしなたら、引越しをしたのを覚えています。
わが家のように広いところから狭いところに引っ越すのは、レアなケースかもしれませんが、改めて「物との付き合い方」について考えさせられる良い機会になりました。
社宅に引っ越してからは「賢い収納方法」「狭いスペースを有効活用する方法」など、どうすれば物が収まるかを、日々研究していました。
収納を見栄え良く改善すると、一時的にスッキリした暮らしになります。ですが、数週間するとすぐにリバウンドで、散らかってしまうのです。
「これは、収納以前の問題だ!」
と、根本的な原因があると考え、少ない物で暮らす「シンプルライフ」に辿り着きました。
片付けができないのは、収納下手だからでなく、単純に物が多すぎるから。物を減らすことを始めてから、少しずつゆとりを持った暮らしを送ることができるようになりました。
私が実践していることをリストアップしてみました。ミニマリストのようなストイックなものではありませんが、これだけでも十分に暮らしの改善ができます!
シンプルライフを送るために実践していること
① 使っていない物を処分
使っていない物を処分するだけで、半分くらいは物の量は減らせます。
結婚式の引き出物でもらったブランド食器、数回しか着ていない余所行きのワンピース、ベビーベッドやバウンサーなどの子育て用品。
わが家にも、使っていない物が本当にいっぱいありました。(いや、まだまだあります…。現在進行形でお片付け中。)
捨てる判断基準が曖昧だと、ついつい先延ばしにしちゃいますよね。
私は処分の基準を「1年間全く使っていないもの」にしました。そうすることで、思考をストップさせることなく物も減らせます。
② 8割収納を心がける
お片付けブロガーさんの記事では、キッチリ整理整頓されたクローゼットをよく目にします。
私は整理収納アドバイザーの知識や資格もないので、こんなにキレイにオーガナイズすることはできません。
でもね、収納上手になることなんて必要ないんです。むしろ、限られたスペースをフル活用するよりも、余白を残しておくくらいが、物の量としてはちょうど良い。
目安としては8割収納にとどめておくと、ゆとりを持った暮らしができます。
③ 物の定位置を決める
「家族みんなが片づけられること!」がわが家のテーマ。
そのためには、全ての物に定位置を決めておかなくてはいけません。収納を8割くらいにしておくと、定位置もストレスなく決めることができます。テプラなんかでラベリングもつけています。
以前は、インテリア雑誌のような見せる収納に憧れていました。ですが、私のような面倒くさがり屋は、小まめに掃除ができず埃を溜めてしまうため、基本的には引き出しや収納スペースの中に仕舞うようにしています。
さらに、物を買う時は、まずは置き場所を考えるようにしています。
④ 収納家具・収納用品は必要最低限に
「物が増えたから収納家具や収納用品を買う。」
一向に物が減らず、これでは負のスパイラルへまっしぐら。(私もこの負のスパイラルにどっぷり使っていた時期あり。)
収納家具は最小限にして、入りきらないものは処分しちゃいましょう!収納スペースが減るとと、むやみに物を増やせなくなるので、余分なお金を使わなくなり節約にもなります。
③ しっかりと考えて物を買う
せっかく物を減らしても、また増えてしまったら意味がありません。
「あると便利かも。」「何となく欲しい。」
今までは、あまり深く考えずに物を買うことが多かったですが、最近は衝動買いはほとんどしなくなりました。
用途、費用帯効果、収納スペースなどを、一通り考えて合格した物のみ、わが家に迎え入れるようにしています。
新しいものを買おうか迷ったときは、今ある物を捨ててまで欲しいか考えるようにしています。新たに増えてもその分処分するので、物の数が保たれます。
断捨離やシンプルライフは、環境に悪そうに見えますが、後々「無駄な物を買わない」「物を大事にする」良い習慣が身に付けられます。
シンプルに考えばお片付けは簡単!
以前は、かなり物が多いわが家でしたが、社宅に引っ越して数年で、家族が増えたにも関わらず、物の量は半分以下になりました。
物が少なければ、片づける必要もないし、部屋も散らかりにくい。定位置が決まっていれば、すぐに元通りです。
「私はお片付けが下手だから、部屋が汚い。」
もし、あなたがそう感じているのであれば、物を減らすことをおすすめします!
きっと収納技術を学ぶよりも、ストレスなく毎日の暮らしを過ごすことができるようになりますよ。ぜひお試しください。
▼ 不要品の処分方法はこちら。