「鉄のフライパンを使ってみたいけど、初心者でも使いこなせるメーカーはどこかな?」
今まで、テフロン加工のT-Falのフライパンを使っていたわが家。ですが、すぐにフッ素コーティングが取れてしまい、3~4年に一度のペースで買い換えていました。
このフッ素コーティングを一緒に食べてしまっていると思ったら、ゾッとしますよね。
また、フッ素樹脂を空炊きすることで、有毒ガスも発生するとも言われています。
健康にも、エコにも、お財布にもよくないので、思い切って「鉄のフライパン」デビューしてみることにしました。
ただ、鉄のフライパンって、油返しだの、焼き込みだの、お手入れ方法が複雑そう。正直、初心者に使いこなせるか不安。
「鉄のフライパンは一生もの」と、よく言われています。
私自身、基本的にズボラなので、せっかく買っても鉄のフライパンをダメにしてしまいそうと、かなり悩みました。
そこで、お手入れが楽で、初心者でも安心な鉄のフライパンを入念に比較リサーチしました。最終的に選んだのが「ビタクラフトのスーパー鉄フライパン」です。
- リバーライト極
- 柳宗理 鉄フライパン
- 南部鉄器
しっかり比較した甲斐あり、満足のいく買い物ができました。
今回のブログ記事では、ビタクラフトのスーパー鉄フライパンを数か月使ってみた、口コミレポをまとめました。
- 鉄のフライパン選びに迷っている!
- ビタクラフトの鉄フライパンの使用感や口コミを知りたい!
という方の参考になれば幸いです。
ビタクラフトとは?
一生つき合える本物、それが世界のベストセラー「ビタクラフト」
(参照:ビタクラフト公式HP)
ビタクラフト社は、1939年にアメリカ・カンザスシティで設立された家庭用調理器具のメーカーです。
中でも人気の商品が、世界で初めて「無水調理」「無油調理」が可能した多才鍋です。
茹でる、煮る、揚げる、蒸す、炊く、炒める、オーブン調理など、鍋一台で、キッチンのさまざまなニーズに応えられるように開発されています。
お鍋の印象が強いビタクラフトですが、実は鉄フライパンも取り扱っています。
ビタクラフトのスーパー鉄フライパンの特徴
鉄のフライパンを販売しているメーカーはたくさんありますが、ビタクラフトのスーパー鉄フライパンの特徴は以下の通りです。
鉄のフライパンなのにお手入れが簡単
① 焼き入れ・油の塗付は必要なし
ビタクラフトのスーパー鉄シリーズは、鉄フライパンが初めての方でも、安心して使うことができます。
通常、鉄のフライパンは、使い始める前に「焼き入れ(空焼き)」をしたり、使用した後に油を塗らないといけなかったりと、テフロン加工のフライパンよりも、手間がかかります。
スーパー鉄シリーズは、使用前の「焼き入れ」や使用後の「油の塗付」は必要ありません。
使用前、十分にフライパンを温めて、キッチンペーパーなどで表面にしっかり油を馴染ませるだけで、こびりつきもほとんどありません。
② 火加減を気にしなくていい
テフロン加工のフライパンは、中火以上で使用すると、コーティングが取れてしまうため、火加減を気にしなくてはいけません。
コーティングが取れてしまうと、全く使いものにならなくなってしまいますよね。
鉄フライパンは、中火以上でも使えるので、調理時間も短縮でき、野菜炒めなんかも短時間でシャキシャキの仕上がりになります。
③ すぐに洗える
鉄フライパンを使用後は、洗剤をつけずに、タワシや竹ササラなどで軽く洗い、水分をサッとふき取るだけで完了です。
テフロン加工のように、洗う前に荒熱を取る必要もなく、調理後すぐに片づけられるため、家事も楽チン!
錆びにくい
ビタクラフトのフライパンは、独自の「窒化4層加工」をすることで、錆びやすさを克服しています。
お店の人曰く、錆が大敵とされる船舶や航空機に使われる加工技術を応用しているそうです。
鉄だけど、水分に対して、そこまで神経質にならなくても良いのが、ズボラ主婦にとって嬉しいポイントです。
「Made in Japan」クオリティ
ビタクラフトは、アメリカのメーカーです。また、テフロン加工のフライパンに関しては、原産国がベトナムや中国の場合もあります。
鉄フライパンに関しては、本体の成形から窒化加工、表面仕上、部品の取付け、最終検品まで全て一貫して日本国内でおこなっています。
毎日使うものだからこそ、質の安全性にはこだわりたいですよね。
ステンレスハンドルの見た目がオシャレ
ビタクラフトの鉄フライパンは、ハンドルがステンレス製で、見た目がとてもオシャレです。
ここで、鉄のフライパンで有名な南部鉄器とリバーライト極と比較。
南部鉄器の鉄フライパンは、持ち手も鉄でできおり、そのまま持つと熱いです。また、リバーライト極は、木製のハンドルです。
好みにもよりますが、私はビタクラフトのステンレス製のハンドルが一番シックリきました。
安心&安全の鉄フライパン
本体の材料は鉄だけ。テフロン加工などのコーティングとは違い、性能が劣化したり剥がれることがありません。
また、金属製のキッチンツールやヘラもガシガシ使えちゃいます。
ビタクラフトの鉄フライパンは、ガスだけでなく、IHクッキングヒーター(200V)にも対応しているので、もし引っ越し先がIHの場合でも、使い続けることができます。
テフロンは体に有害ですが、鉄フライパンを使用することで、自然と鉄分の補給ができ、貧血予防になるそうですよ。(お店の人曰く…)
豊富なサイズ
ビタクラフトのスーパー鉄シリーズは、商品ラインナップが豊富です。
いずれもIHに対応しています。
商品名 | サイズ |
スーパー鉄フライパン 20cm | 内径20.0cm/深さ4.1cm |
スーパー鉄フライパン 24cm | 内径24.0cm/深さ4.3cm |
スーパー鉄フライパン 26cm | 内径26.0cm/深さ4.3cm |
スーパー鉄フライパン 28cm | 内径28.0cm/深さ5.0cm |
スーパー鉄ウォックパン 22cm | 内径22.0cm/深さ6.5cm |
スーパー鉄ウォックパン 24cm | 内径24.0cm/深さ6.5cm |
スーパー鉄ウォックパン 26cm | 内径26.0cm/深さ7.2cm |
スーパー鉄ウォックパン 28cm | 内径28.0cm/深さ7.0cm |
スーパー鉄ウォックパン 30cm | 内径30.0cm/深さ8.4cm |
スーパー鉄ウォックパン 33cm | 内径33.0cm/深さ8.4cm |
スーパー鉄エッグパン | 縦19.9cm/横15.2cm/深さ4.0cm |
サイズ感を検討し、私が選んだのは、以下の3タイプです。
- スーパー鉄 フライパン 26cm
- スーパー鉄 ウォックパン 28cm
- スーパー鉄 エッグパン
4人家族のわが家としては、鉄のフライパンはもう一つ大きいサイズでも良かったかなという印象です。
ウォックパンよりも、フライパンの方が使用頻度は高め。
ちなみに、わが家は圧力鍋はフィスラーも使っています。
鉄フライパンと合わせて、キッチン用品はかなり良い感じに揃いました。
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蓋は別売り
ビタクラフトのフライパンの欠点を一つ挙げるとしたら、標準で蓋がついていないこと。
餃子や目玉焼きなど、少し蒸したい場合は、蓋があった方が便利ですよね。
私は、T-falのガラス蓋(26㎝)を使っています。取っ手がコンパクトになり、キレイに収納できるのでおすすめです。
ズボラ主婦には鉄フライパンがピッタリ!
鉄のフライパンは、面倒くさがり屋には不向きだと思っていましたが、実際に使ってみるとズボラ主婦にこそオススメしたい(笑)
火加減や食材によっては、焦がしてしまうこともあるけれど、金属ベラでガシガシすれば元通り。
また、冷ます必要がなく、すぐに洗えるのも魅力の一つ。
何より、3~4年の周期でやってくる「フライパン買い替えなきゃ。のストレス」がなくなります。
これで、フライパンを買い替えることは、余程のことがない限り、ありません!時間的にも金銭的にも節約になります。
「テフロン加工のフライパンから卒業したい!」
もし、あなたがそう考えているのであれば、ぜひ鉄フライパンを検討してみてくださいね。