「難関大学の高い合格率を誇るZ会の通信教育。幼児のうちから始めたら、うちの子も賢くなるかしら?」
今年、幼稚園に入園した年少児、次男くんの自宅学習教材の検討中のわが家。
小学二年生の長男くんは、色々と比較した上で、ベネッセの「チャレンジタッチ」「考える力・プラス講座」のセットで勉強中。
▼ 小学生向けのおすすめ教材!
≫≫ 【口コミレポ】進研ゼミ小学講座「考える力プラス」がすごくいい!Z会を考えている方におすすめ
次男くんにも、ピッタリの教材を見つけようと思い、Z会 幼児コースを試してみました。
Z会とは?
85年以上にわたり、子どもとたちの学びを支えてきたZ会。しっかりと身につく内容の教材は、難関大学の合格にもつながっています。
約3,000人の東京大学合格者のうち、Z会の会員は何と1068人。3人に1人は、Z会の会員だったという計算になります。
[su_note note_color=”#fefed0″]【 Z会のカリキュラム 】
- 年少コース … 「初めて」との出会いに楽しさを発見! → 学ぶことの楽しさを
- 年中コース … 好奇心をぐんぐん伸ばす! → 考える楽しさを知る
- 年長コース … 小学校に向けて確かな自信を! → 入学準備につながる土台を[/su_note]
難関大学合格をするには、ひらがなや計算など、応用が多いプログラムなのかと思っていましたが、実際には先取りはせずに、年齢に合わせたカリキュラム内容になっています。
[su_note note_color=”#fefed0″]【例】 年少さん向け
- ぺあぜっと
- かんがえるちからワーク
- ぺあぜっとi(アイ)
- いっしょにおでかけブック[/su_note]
教材は4種類と、とてもシンプル。短時間で少しずつ取り組める「かんがえるちからワーク」は平日、体験型の「ぺあぜっと」は休日に、と生活パターンの合わせて学習しやすい教材構成になっています。
かんがえるちからワークの特長は、親子で会話しながら解く問題を出題しています。毎月、色々な分野からの問題を出題をしているため飽きることなく「もっと学びたい!」という気持ちにさせてくれます。
ぺあぜっとやいっしょにおでかけブックは、身のまわりにあるものや、普段目にしているものを学びのきっかけにできるようなカリキュラムになっています。
遊びを通じて、数や形に親しんだり、ことば遊びで表現力が豊かになったり、しっかりと身につく教材になっています。
Z会の価格
[su_note note_color=”#fefed0″]【 年少コースの料金 】
- 毎月払い … 2,200円/月
- 6ヶ月分一括払い … 2,090円/月
- 12ヶ月一括払い … 1,870円/月[/su_note]
ワークやぺあぜっとは、薄くて一見少ないように思えますが、実際には内容が濃縮されているため、真面目に取り込むと、ボリュームはかなりあります。
※ 2022年の受講料
Z会のメリット
Z会の幼児コースは以下のメリットがあります。
体験学習が多い
Z会の最大の特長は、体験学習がかなり充実していることです。
難関大学合格の基礎は「自らすすんで学ぶ力」です。知識をただ詰め込むのではなく「なぜ?」「どうして?」が生まれる学びが大事。
優秀な学生や伸びる学生は、好奇心旺盛で、自ら調べ考え試していく力と言われています。これは、勉強すれば身に付く力ではなく、幼児期に「学ぶことが楽しい」という経験によって育まれるそうです。
Z会では、「実体験」と「ワーク」にて、自信・挑戦・発見・創造・対話の5つの経験が得られるようになっています。
体験学習の中には、ご飯を炊いたり、冬野菜の観察をしたりと、食育が多く取り入れられています。
反対に言うと、食育などに普段から家庭内でしっかりできていれば、Z会の教材は必要ないかもしれませんね。私は、大助かりの教材ですが…(笑)
ぺあぜっとシートがある
年中、年長のみになりますが、Z会では月に一度、親子の会話やぺあぜっとの体験をもとに、絵を描いて提出する課題があります。
幼児教材のうちから、課題提出があるのはZ会のみです。
提出した後は、専属の担任指導者から「おへんじシート」が返ってきます。自分が伝えたことにたして、何か反応があるというのは、とても楽しいことですよね。
また、課題を期限内に提出するという良い習慣にもなります。
親の考える力も育める
Z会には、ぺあぜっとiという、保護者のための冊子があります。
ここでは、遊びを学びに変えるヒントがいっぱい。子どもの発見を上手に褒めて、遊びながら学習していくコツや、子どもが主役で学べるような「教え方」や「見守り方」のアドバイスもあります。
子どもだけでなく、親も一緒に成長できるのがZ会の教材の魅力です。
また、ぺあぜっとiで、個人的にいいなと思ったのが「Z会おすすめの絵本紹介」です。ここでは、各体験に関連した絵本、季節のおすすめの絵本が紹介されています。
わが家は、週1回図書館に行っていますが、どうしてもアンパンマンやおさるのジョージなど、選ぶ本に偏りが出てしまいます。
自分では選ばない本に出合えることも、嬉しい発見になります。
Z会のデメリット(他社と比較して)
Z会のデメリットは以下の通りです。
教材が地味
「ドラえもんのぷちドラゼミ」や「しまじろうのこどもちゃれんじ」に比べ、Z会の教材はとても地味です。
かろうじてカラーではあるものの、真面目な印象です。
ですが、実際に次男くんに体験ワークをやらせてみたら、キャラクターがいてもいなくても大差はありませんでした。
ドラえもんやしまじろうと一緒じゃなきゃ嫌だ!ということは、一切なく、むしろキャラクターがいない分、集中してできている感じさえしました。
キャラクターが大事と考えているのは、案外親の方かもしれないですね。
親の負担が多め
Z会の幼児教材は「親子の体験」が最大の特長です。
ですが、共働きだったり、下の子供がいたり、なかなか一緒に体験学習ができない方もいますよね。
Z会は、子供にほぼ付きっきりの学習のため、親の負担はあります。
少し負担を減らすのであれば、DVDや知育玩具がついているこどもちゃれんじの方が良いかもしれません。
Z会は親子で成長できる教材
「日常生活で遊ぶように学習させたい!」
オモチャやゲームなど、次々と新しいものに目移りしてしまう今の時代。ですが、子どもは、身近にあるもので十分楽しめます。
例えば、洗濯バサミを使った体験学習。つなげる位置や向きを変えれば、動物になったり花になったり。
想像力を育みながら、指先も器用に使えるようになります。
Z会は、このようなアイディアがたくさん詰まっている教材です。ぜひ、「親子で学ぶ楽しさ」を体験してみてくださいね。
公式HP ≫≫ Z会 幼児コース
※ このブログ記事に掲載している画像の一部は、Z会公式ホームページより出典しています。