愛知に帰省中の夏休み、子どもと楽しめるお得なスポット巡りをしているKiraです。
前回は、愛知ヤクルト工場。無料で試飲があったり、お土産を頂けたりと、楽しく美味しく学べる工場見学にはまってしまいました。
参考 ヤクルト工場見学は子供も大人も無料で楽しめる!試飲もできてお土産付きのお得スポット
地元食材の知識を深めよう!
愛知の名物料理に使われている「赤味噌」。味噌煮込みうどん、味噌カツ、味噌おでんなど、本当に愛知県民は赤味噌が好きです。県外にお嫁に行ってからも、もちろん「赤味噌」は常備しています。
ただ、意外と知らないことが多いです。そこで今回は、愛知のソウルフードの原点を探るべく、岡崎市のカクキュー「八丁味噌の郷」へ工場見学しに行ってきました。
カクキューの味噌工場見学、受付や予約方法は?
カクキューでは、土日30分置き・平日1時間置きに味噌工場の見学ツアーを開催しています。私たちは2時10分くらいに到着したため、3時からの案内になりました。ふと思い立って行ったので予約は特にせず受付できましたが、そこそこ人は待っていました。
見学開始までの待ち時間は、売店の中を見たり、流行りのポケモンGOをやったり(ポケストップがカクキュー周辺に3~4箇所あり、息子とモンスターボールの荒稼ぎをしていました 笑)のんびり過ごしていました。次男くんがベビーカーでお昼寝タイムに突入してくれたので、ゆっくり工場見学まで楽しめました。
味噌製造工程の見学
工場の窓越しに味噌の2つの味噌の製造工程を見学しました。
カクキューで最も有名なのが「八丁味噌」。続いて「赤だし味噌」です。
皆さんはこの二つの味噌の違いをご存じですか?
八丁味噌とは
八丁味噌の原料は大豆と塩と水。大豆に麹かびをつけた豆工事に塩と水を加えて木の樽で仕込みます。天然醸造で二夏二冬熟成させて出来上がる独特の深い赤みのかかった豆味噌です。また、添加物や加熱殺菌は全く行なっていない完全無添加の生のお味噌です。
八丁味噌を作っているのは全国でわずか2軒。旧東海道を挟んで向かい合ったカクキューとまるやのみ。岡崎城から西へ八丁(約840m)の距離にある岡崎市八帖町、旧・八丁村が名前の由来です。
赤だし味噌は
赤だし味噌は、豆味噌に米味噌を加えた調合(あわせ)味噌です。こうじの原料により豆味噌、米味噌、麦味噌に分けられます。豆味噌は大豆に麹、米味噌はお米に麹、麦味噌は麦に麹を付けて仕込みます。
お店の人の説明では、八丁味噌に米味噌を加えている分、まろやかで飲みやすいお味噌汁ができるそうです。
資料館の見学
続いてカクキューの歴史や八丁味噌の作り方の説明を資料館で聞きました。ここは冷房が効いててとても涼しかったです。
味噌工場を見学
実際に味噌を仕込んでいる熟成蔵を見学。約6トンのお味噌に対して、3トン川石を山のように積み上げて重石をします。天然醸造で二夏二冬以上の間熟成させ、八丁味噌が出来上がります。
お楽しみに試飲&試食タイム
最後にカクキューの2種類のお味噌を使ったお味噌汁とこんにゃくの田楽を試飲&試食させてもらえました。私は三河人なのでやっぱり八丁味噌が好き。コクがあって深い味わいです。赤だし味噌は、少し甘めで飲みやすい感じです。
見た目は味が濃そうな八丁味噌ですが、実は白味噌よりも塩分少なめでヘルシーなお味噌です。
売店でお土産選び
カクキューのお味噌はラインアップが豊富。どれにするか迷いましたが、オーソドックスな八丁味噌と赤だし味噌を買ってきました。工場見学終了後は、赤だし味噌100gもお土産でもらえます。これで美味しいお味噌汁が作れそうです。
カクキュー八丁味噌の郷・工場見学の基本情報
施設名 | カクキュー八丁味噌の郷 |
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電話番号 | 0564-21-1355 |
住所 | 〒444-0923 愛知県岡崎市八帖町字往還通69番地 |
アクセス | ■ 電車 名古屋鉄道名古屋本線岡崎公園前・愛知環状鉄道線中岡崎駅より徒歩5分 ■ 車 東名岡崎IC、豊田東ICより車で15分 |
駐車場 | 車 約25台(無料) |
工場見学 実施日時 |
■ 平日 見学受付時間 10:00~16:00まで 毎時00分開始 所要時間30分 ■ 土日祝日 見学受付時間 9:30~16:00まで 毎時00分、30分開始(12:30の回はお休み) |
予約方法 | 店頭受付にて申し込み |
HP | http://www.kakukyu.jp/ |