「金沢で安くて美味しいお店に行きたい!」
金沢と言えば、海鮮類が美味しいと評判ですが、実はB級グルメも充実しています。ダンナさんは、大学時代を金沢で過ごしているため、この辺りはお手のもの。
今回、連れていってもらったのは、金沢でも人気がある「第7ギョーザ」と「カレーのチャンピオン」というB級グルメのお店です。カロリーは気になるものの、ガッツリ美味しくいただくことができました(笑)
「金沢で何を食べよう?」
「ガッツリ系のメニューを探している。」
と、金沢ソウルフードを検討している方の参考になればと思い、食レポとして、まとめてみました。
第7ギョーザの店のホワイト餃子
第7ギョーザの店とは、金沢の郊外にある餃子のお店です。料亭のような旅館のような大きな建物です。席数も多いはずなのに、休みの日には長蛇の列ができる人気っぷり。
第7ギョーザの人気メニューは「ホワイト餃子」と呼ばれる丸っこい餃子です。実は、ホワイト餃子自体は全国の店舗で販売されている商品。テレビ番組でマツコも「30個食べれる!」と、絶賛しているほど。
本店は、千葉県野田市にあり、関東圏でもホワイト餃子を食べられる店はたくさんあります。
ですが、なぜか金沢のソウルフードとして定着してるんですよね。ということで、金沢の第7ギョーザで、ホワイト餃子を食べてきました。
第7ギョーザの店へのアクセスと駐車場
公共交通機関の場合は、金沢大学行きのバスに乗り、「若松」で下車し、徒歩5分です。
第7ギョーザのシステムが分かりにくい!
人気店であるがゆえ、大勢の人が訪れる第7ギョーザ。ですが、大手チェーン店のようにマニュアル化されていない部分もあり、「えっ??」と、システムが分からず戸惑ることもありました。
実際に行ってみて、注意が必要だったことをまとめてみました。
① 待つ列に注意!1階と2階の席で列が異なる
わが家は、連休中のオープン15分前に到着しましたが、すでに100人以上のお客さんが待っていました。
第7ギョーザでは、待つ列が二手に分かれています。一つ目は、1階のカウンター席。二つ目は、2階の有料個室です。2階の有料個室は1時間300円で利用ができるそうです。
わが家は個室代金をケチって、とりあえず1階のカウンター席側に並んでしまいまししたが、2階の個室席の方がゆっくりできてよかったかもしれません。
1階はカウンターを囲むように列ができるので、食べているときも、何だか落ち着かない雰囲気でした。しかも、待ち時間も、2階の個室席の方が若干早かったような感じでした。
② 休日は2時間待ちも
11時のオープン前に着いたにも関わらず、わが家が食事にありつけたのは、13時頃でした。休日のお昼どきは、2時間待ちになることも少なくないので、注意してください。
わが家は子連れで行ったので、店内に広がる香ばしい匂いで余計にお腹は空くし、兄弟喧嘩は始まるしで、待ち時間は地獄でした…。名前を書く用紙などもないので、基本的に列に並んで待つしかありません。
肉厚なホワイト餃子は、焼き時間が15分もかかります。待ち時間が暇だったので、厨房をずっと見ていましたが、一度焼いて、餃子が浸るほどの水を入れ、最後に油で揚げるという工程でした。
普通の餃子よりも手間がかかっている分、待ち時間も長くなってしまうので、時間に余裕を持って来店してくださいね。
休日に小さい子連れで行く場合は、お昼時は避けた方が良いと思います。(わが家が食べ終わった14時前くらいには、行列が少し緩和されていました。)また、ホームページには「10人以上で予約が可能」と記載があったため、大人数で予約する手もあります。
③ 定食メニューが分かりにくい
ホワイト餃子は、単品または定食セットでの注文ができます。ただ、メニューが分かりにくく、店員さんも日本が片言の外国人が多いので、上手く注文ができませんでした。
何だか海外に来ているみたい(笑)金沢の餃子店でなぜかアジア圏独特の異国情緒を味わってきました。
【 単品 】
- ホワイト餃子(大) → 餃子15個
- ホワイト餃子(中) → 餃子10個
【 定食 】
- ホワイト餃子定食(大) → 餃子10個 + ご飯(大)
- ホワイト餃子定食(中) → 餃子10個 + ご飯(中)
- ホワイト餃子定食(小) → 餃子10個 + ご飯(小)
定食の場合は、基本は餃子10個で、ご飯の量によって値段が変わるようです。そのため、ホワイト餃子をモリモリ食べたい場合は、単品メニューでホワイト餃子(大)とご飯を別で頼んだ方が良いでしょう。
待ちに待ったホワイト餃子!
子供たちと地獄絵図の中、待った甲斐がありました(笑)外はカリッとしているけど、生地はモチモチ。普段とは全く違うタイプの餃子で、美味しい!
焼き小籠包のような肉厚の皮に包まれた餃子はボリューム満点でした。
私は、4歳の次男くんとホワイト餃子定食(中)をシェアしましたが、お腹いっぱいでした。これで約700円なので、かなりのコスパ!
金沢のソウルフードとして言われている理由に納得しました。
カレーのチャンピオン
B級グルメ2軒目は、金沢カレーで有名な「カレーのチャンピオン(通称:チャンカレ)です。
カレーのチャンピオンは、創業50年以上の歴史を持つ金沢カレーの元祖です。金沢だけでなく、全国的にも展開してるチェーン店です。(私は愛知県出身なので、ココイチの方が主流…笑)
金沢カレーが食べられるお店は、カレーのチャンピオン以外にも「ゴーゴーカレー」「ゴールドカレー」「ターバンカレー」「カレーの市民 アルバ」「インデアンカレー」なども、あります。
金沢カレーとは
「金沢カレー」が全国に広まり始めたのは、2005年前後と言われています。以下の特徴が挙げられます。
- ステンレスのお皿に盛りつけられている
- カレールーは、ご飯が見えないように全体にかかっている
- ドロッとした濃厚なルー
- カツカレーの上にソースがかかっている
- 先割れスプーンかフォークで食べる
- ワンプレートにキャベツの付け合わせあり
カツがのっているのがデフォルトの状態、しかも濃厚なルーが特徴的なカレーです。
カレーのチャンピオンで一番人気のLカツカレー
チャンカレでは、約7~8割の人が「Lカツカレー」を頼むといわれています。わが家も、もちろん「Lカツカレー」を注文。
辛さは「甘口」に変更してもらうことも可能。私は4歳児とシェアしたので、甘口にしてもらいました。
もはや、カレーなのか、豚カツ定食なのか分からないレイアウト(笑)
コッテリ濃厚だけど、付け合わせのキャベツで調和が取れています。家で作る具沢山カレーとは全く違う部類でした。何というか、洋食屋さんが丹精込めて数時間煮込んだ美味しさです。
他にも、コロッケ・エビフライ・ウインナーなどのトッピングも選ぶことができます。ご飯の量も、ジャンボ(大盛)やミニ(小盛)などがあるので、小食な女性や子供でも安心です。
Lカツカレーのレギュラーサイズで、790円。平日のサービスタイムであれば、100円引きになります。私一人だったら、ミニサイズでも十分お腹は膨れるボリュームです。
また、チャンピオンカレーは持ち帰り(テイクアウト)可能です。わが家が訪れたときも、レジ付近で待っているお客さんが何人かいました。近くに住んでいたら、お持ち帰りも便利ですよね。
金沢でB級グルメを楽しもう
金沢は、安くて美味しいB級グルメも充実しています。
ガッツリ系のメニューが食べたいときは、第7ギョーザのホワイト餃子、カレーのチャンピオンのLカツカレーを選んでみてはいかがでしょうか。
息子のような小学生男子は、泣いて喜ぶメニューでした(笑)
▼ 九谷焼茶碗まつりもオススメ 🙂