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賃貸の家賃相場と住民の質は比例する?子連れ家族が物価の安い地域に住むデメリット

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「なるべく家賃を安く抑えたい。物価が安い地域に住みたい。」

海外では、治安をお金で買うのは常識ですが、日本は、全体的に治安が良いので、必ずしも物価が安い=危険な地域という訳ではありません。

中には、交通の便が良く、スーパーや病院なども整っている。物価も安く、暮らしに関するコストが抑えられる地域もあります。

ただし、家賃相場=住民の質と呼ばれるように、物価が安い地域にはマイナス面があることも事実です。

今回のブログ記事では、実際に関東圏で物価が安い地域に、子連れで住んで感じたデメリットや、妥協点を見つけながら、快適に暮らすコツをまとめてみました。

  • 生活コストをできるだけ抑えたい。
  • 家賃を上げずに少し広めの物件に引っ越したい。

という方の参考になれば幸いです。

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ブログ記事の内容

賃貸相場が安い地域に住むわが家

地方に建てた注文住宅から神奈川県に引っ越してきたのは、約5年前。安く社宅を借りられるということで、今の住まいを選びました。

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現在住んでいる社宅があるのは、神奈川県内でも、比較的物価が安い地域です。

【 地域の家賃相場 】

  • ワンルーム: 5万円前後
  • 2LDK: 7~8万円
  • 3LDK: 9~10万円

新宿や渋谷へは、電車で1時間以内。自然豊かな公園も多い。大きめのディスカウントスーパーやショッピングモールも近くにある。

周囲の生活レベルは高すぎず、庶民的な雰囲気で住みやすい地域だと思っています。

賃貸相場が安い地域に住むデメリット

実際に住んでみて「家賃相場(地価)や住民の質と比例する」は、あながち間違ってはいないと思いました。

物価が安い地域には、所得が低くて、モラルも低い人が少なからず集まる傾向があります。

運転マナーが悪いドライバーが多い

「名古屋走り」などで有名な愛知県。交通マナーがあまりよくないことでも有名ですが、愛知県出身の私でも、「えっ????」と思うマナー違反によく遭遇します。

例えば、

  • 右折専用矢印がない信号で、赤になっても直進してく車
  • 歩行者が横断歩道で待っているのに、猛スピードで走っていく車
  • ショッピングモールの駐車場で、明らかに邪魔な場所でハザードをたいて待つ車

特に、混雑時の駐車場では、よく嫌な思いをしています。心に余裕がないのか、譲り合いの精神が欠如している人が多すぎる…

私自身、運転が得意な方ではないので、神奈川に引っ越してからは、車よりも徒歩を選ぶことが多くなりました。(←健康的でむしろ良い?!)

公立小学校の教育レベルが低い

長男くんの小学校では、一年生の頃から学級崩壊が騒がれていました。

  • チャイムが鳴っても教室に入らない
  • 他の子供に暴力をふるう
  • 先生の言うことを聞かない など

二年生になり、厳しめの男の先生二人で対応したところ、少しはマシになりましたが、落ち着いて勉強できるレベルではありません。他の小学校と比べて、勉強量は少なめだと思います。

宿題は、音読と算数プリント程度。夏休みの宿題なんかも、低学年のうちは1日で終わっちゃうくらい。

わが家の場合、社宅だったので選択の余地はありませんでしたが、子育て世代にとって区選びは最も重要です。小学校から学級崩壊してしまうような子どもたちが、中学にあがったら…と思うとゾッとしますよね。

ちなみに、学区の公立中学校も荒れているようで、先日は、乱闘騒ぎで窓ガラスが割れたそうです…。

子供を放置する親が多い

私が住んでいる地域は、放置?野放し?にされている小学生が目につきます。

  • 夜7時くらいまで、子供たちだけで遊んでいる
  • 小学1~2年生の子たちが、ヘルメットもかぶらずに自転車で暴走
  • 公園に集まってスマホでTik Tokをやっている
  • 大金を持ってコンビニで自由に買い物をしている

他にも、スマホのオンラインゲームで数万円課金した子の話も聞きました。お金だけ渡して、夜ごはんをコンビニで買っているような子もいるそうです。一体、親は何をしているんだろうと思ってしまいます。

年中~年長くらいの未就学児も、親の付き添いなしでフラフラしているところも見かけて、思わず「何歳?お母さんは?」と聞いてしまったこともあります。お節介なおばちゃん(汗)

ネグレクトや虐待など、どこの地域でも子供に対する問題はあります。ですが、私が住んでいる地域は「子どもに任せている」と、責任転嫁して放置してだけの親が多いように思えます。

幼い頃から親の目が行き届いていないと、トラブルに遭遇する確率も上がります。

高齢者が多い

平日の昼間に出かけると、ほとんどが高齢者です。周辺のアパートも、一人暮らしのお年寄りが多いです。

次男が幼稚園に入る前などは、スーパーで、「僕、何歳?」などと、おばあちゃんによく声をかけられていました。

温かく見守ってくれている反面、高齢者の孤独死やゴミ屋敷なども問題になっています。(←ママ友が不動産会社に勤めていて、色々教えてくれた。)

近くのアパートにも、ベランダにゴミが溢れているところもあります。

また、運転の問題もあります。近頃ニュースで報道されている高齢者ドライバーの事故は、他人事ではありません。

私も、高齢ドライバーが一時停止を無視したり、ラインをはみ出したりして、事故に合いそうになったことは何度もあります。

もし、子供たちの通学団の列に突進されたらと思うと、恐怖。

住民のモラルが低い

今の住まいに引っ越して、モラルが低い住民の多さにビックリしました。

  • 歩きタバコをする
  • ポイ捨てをする
  • 犬のフンを始末しない
  • ゴミの管理が甘い

こういったことは、日常的に目にします。特に、タバコに関するモラルは、かなり低いです。小学校の敷地内で、タバコを吸っている保護者を目撃したこともあります

私が住んでいる地域では、学校の敷地内と周辺は、基本的に禁煙です。看板も出ています。こういった小さなルールも守れない大人が多いのは、子供の教育上心配です。

モラルの低い人が多い地域で快適に暮らすには

マイナス面ばかり書いてきましたが、実際に物価が安い地域に住んでみると、メリットもあります。

  • 家賃が抑えられる
  • 暮らしのコストが抑えられる
  • セレブを気取った人が少ない

家賃はもちろんのこと、安い八百屋や肉屋やディスカウントスーパーがあるので、暮らしのコストはかなり抑えられています。

数年間、この地域に暮らして、仲の良い友達もできました。見栄の張り合いも少ないので、カジュアルな付き合いができています。

どこの地域に行っても、仲良くできる人もいれば、どうしても無理な人もいますよね。どこに行っても、変な人に遭遇することはありますし、全てを排除することは難しいです。

なので、物価の安い地域でコスパ良く暮らすというメリットを活かしつつ、妥協点を見出すことが大事です。

無理な人付き合いをしない

子育てをする上で、頼れるママ友がいると心強いです。ですが、これは必須ではありません。生活習慣や価値観が理解できない人と無理に付き合うと、過度なストレスがかかってしまいます。

ほどよい距離感を取ることで、人間関係でイヤな思いをする確率を減らせます。また、時間をかけけて距離を縮めていくことで、本当に信頼できる人だけと親密な関係になれます。

混雑時の駐車場を避ける

混雑時の駐車場では、モラルの低さが目につきます。ショッピングセンターの駐車場だけでなく、幼稚園の駐車場も無法地帯になっていて、度々嫌な思いをしています。

人が多いところは、なるべく車を使わない。わが家の場合は、運転が上手い夫に乗せてもらうなど、トラブルを避けるようにしています。

子育ては口出しせずに環境を作る

小学校に入ると、周囲の子供の影響を大きく受けるようになります。

問題行動が多い友達との付き合いに対して、親としては口出ししたくなります。トラブルに巻き込まれてほしくないという親心の表れですが、口出しをすると子供は反発する傾向があります。

この時期、親として子供にしてあげられるのは、環境作りくらい。

友達と遊ぶことを制限するのではなく、安心できる場所で遊ばせる。例えば、学校の放課後教室、コミュニティーセンターや児童館など、大人の目の届くところを提案するようにしています。

中学受験を視野に入れる

どこの地域に住んでも、学区の当たりはずれはあります。公立小学校のレベルがあまりにも低い場合は、中学受験を視野に入れてみるのも手です。

都内に住む友達でも、近くの公立中学のレベルが低いから中学受験をさせる予定だと言っていました。数千万円の住宅ローンもあり、私立の学費を支払うことになったら、家計は火の車だそうです。もちろん、フルタイム共働きです。

物価が安い地域であれば、住居費や生活コストが抑えられるので、教育にかけられる費用は少し余裕があるかもしれません。

ただし、住んでいる地域の教育レベルは高くはないため、自宅学習で補う必要は出てきます。

▼ 長男くんは、進研ゼミの考える力プラスを受講しています。

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家の中を快適にする

わが家が住んでいるのは、築30年の古くて汚いマンションです。窓のサッシはボロボロで、隙間風も吹いているような部屋(笑)その分、家賃は安いです。

少しでも快適に過ごす方法を模索しました。

  • セルフリノベーションやDIYで好みのインテリアに変更
  • モノを減らしてスッキリ暮らす

この2つの方法を試してみると、古くて汚いマンションでも、かなり過ごしやすくなりました。長男くんの友達が遊びに来たときには「オシャレな家だね~♪」と、褒めてもらえることもあります。

近年、子育て世代でもゴミ屋敷は問題になっていると言われています。汚部屋で育った子供は「ゴミをゴミ箱に捨てる」「あった場所に戻す」といった基本的な生活習慣ができません。

そういった観点からも、家族にとって住みやすい空間を作ることは、大切です

自分の価値観に合ったお金の使い方を考えよう

わが家は、物価が安い地域で暮らすことで、無理なく貯金ができるようになりました。

もし、家賃で倍以上払っていたら、大好きな旅行の頻度も抑えなくてはいかなかったし、お金について頭を悩ませることが多かったかもしれません。

ぜひ、住まいとともに、自分の価値観に合ったお金の使い方を考えてみてくださいね。

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