光熱費・通信費の節約術

格安スマホ・格安SIMで得する人は?節約主婦目線でメリットとデメリットを徹底検証

今月は、auの2年契約の更新月です。またネット回線も2年契約が切れます。わが家の通信費見直し月間となっています。

最近よく耳にする格安スマホや格安SIM。ドコモ、AU、ソフトバンクの3大キャリアからMVNOにMNPした知り合いもチラホラ出てきています。
ただ、格安スマホや格安SIMについて詳しく知っている人って意外と少ない。普及したとは言え、リアルな店舗が少ないため、なかなか情報収集ができないのが現状です。

そこで、格安スマホ&格安SIMのメリットやデメリット、実際に節約になるのか、どこのMVNOがオススメかを主婦目線で比較&検証しました。

そもそもMVNOって何?SIMフリーとは?

まず、よく出てくるMVNOというワード。あまり聞きなれない言葉ですよね。MVNO(エムブイエヌオー)は、自社の携帯電話などの無線通信インフラを持たずに、他社のインフラを借りて音声通信やデータ通信のサービスを提供する事業者のことを言います。通信設備を自社で用意していないため、低コストで通信事業を展開できます。

MVNOとともに耳にするSIMフリーのスマホ。私たちが使っているスマホにはSIMカードと呼ばれる情報が詰まったカードが入っています。SIMフリーのスマホでは、他社製のSIMカードを自由に入れ替えて使うことができます。MVNOが提供するSIMカードを一般的に格安SIMと呼んでおり、その格安SIMカードをSIMフリーのスマホに入れて使います。

格安スマホのメリット

格安SIMならキャリアの半額以下になる

格安SIMの最大のメリットは何と言っても月額料金の安さです。格安SIMを使えば、大手キャリアと比較して、毎月の基本料金が半額以下になるケースも珍しくありません。

例えばDocomoの場合、基本プラン2700円(かけ放題プラン)+パケット料3800円(2GB/月)=6500円ほどの月額料金がかかります。一方格安SIM、IIJmioの場合、音声通話プランが1600円(3GB/月)+使用した通話料金が加算される形です。全く通話しなければ1600円でスマホが持てることになります。単純に見て、月額料金が半額以下になります。

料金プランがシンプル

格安スマホや格安SIMって何だか難しそうなイメージですが、料金プラン自体は非常にシンプルです。
データSIMか音声通話対応SIMのどちらかとデータ容量を選ぶだけ。必要に応じて留守番電話やキャッチホンなどのオプションも追加することができます。端末に関しても、パソコンなどを買うのと同じように、SIMフリーのスマホの本体を購入。一括払いにすれば、3大キャリアのような分割システムもありません。

格安SIMは縛りがゆるい

ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアの場合は2年毎に契約が更新されます。更新月以外に解約したりMNPしたりすると、違約金が1万円程度かかるケースがほとんどです。また、契約から2年を経過すると、もろもろあった割引などがなくなり、月額使用料が値上がりしてしまうこともあります。

iPhoneなどの最新機種は、毎月の割引などで実質タダで手に入る計算になりますが、分割途中で解約したりMNPで他社に乗り換えたりすると、残りを一括(分割も可)で支払わないといけません。

一方、格安SIMでは、1年以内に解約した場合、違約金が発生することもありますが契約から1年を超えれば、解約やMNPで他社へ移行しても、違約金はかからないことが多いです

機種に関しても、一括で購入しておけば分割の心配する必要もありません。

格安スマホ・格安SIMのデメリット

スマホを購入を購入する必要がある

大手キャリアで契約する場合は、スマホなどの端末代金が毎月の料金に含まれていますが、格安SIMの場合は、自分でスマホを用意する必要があります。価格帯は2~3万円が多く、機能を重視しなければ1万円で購入することも可能ですが、一括支払いのため初期費用がかかります。(楽天モバイルなど一部MVNOでは、分割も可能)

ただし、ドコモやauのスマホを持っている場合は、心配ありません。今使っているスマホをそのまま格安SIMで使うことができますよ!

通話料がかかる

大手キャリアは、定額料金の使い放題プランが主流ですが、格安SIMにはありません。

格安スマホはかけ放題や家族間通話無料などのプランはほとんどありません。音声通話対応のSIMはほぼ一律で20円/30秒に設定されています。LINEやSkypeの無料通話やIP電話で代用することも可能ですが、ビジネスシーンなどで無料電話を使えない場合もあります。長く話す方は格安スマホは適していません。

目安として、通話時間が月に約80分以内なら格安SIMの方が安くなります。

キャリアメールが使えない

@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなどのキャリアメールが使えなくなります。格安SIMのスマホではフリーメールのアドレスを取得する必要があり、メールの初期設定等も自分でやる必要があります。

Gmailのアプリを使えばキャリアメールと変わらず、スマホの連絡先データを使ってメール送信できます。その他、YahooやHotmailなどもあります。

キャリア独自のサービスが使えない

格安SIMには、大手キャリアが独自で提供している乗り換え割引やファミリー割引などはほとんどありません。また、キャリアが提供するWi-Fiサービスも利用できません。一部おさいふケータイやテザリングに対応していないこともあるので、注意が必要です。

格安スマホの始め方

格安スマホや格安SIMは家電量販店などの実店舗かインターネット通販で購入できます。インターネットの場合は、開通まで2~3日かかる場合がありますが、店頭購入なら料金プランの説明を受けることもでき、その日のうちに開通もできます。インターネットで完結するのが不安な場合は、一度店舗で説明だけでも聞いてみると分かりやすと思います。

それでは、格安スマホ開通までの道のりをご説明します。

①スマホの利用状況を確認しよう

まずは毎月の通話時間や通信料の確認をしましょう。

また通信料も、容量を選ぶときの目安になるので確認しておいた方が良いです。3GB以上通信するユーザーは意外と少ないと言われていますが、移動中などWiFi環境が整ってない場合は必要になることもあるので、現状を把握しておいた方が安心です。

②自分に合ったMVNOと格安SIMを見つけよう

格安SIMには、データ通信専用と音声通話ができるタイプの2種類があります。データ通信のみの場合、LINEやSkypeなどを音声通話は可能ですが、電話の音質が下がったり、今までの電話番号を引き継げないというデメリットがあります。音声通話付きプランはデータ通信のみに比べ月々600円~800円上がってしまいますが、基本的には音声通話付きプランを選んだ方が安心です。

さらに、自分に合ったMVNOを選びますが、このステップが一番大変。基本的には、どこも似たり寄ったりなので、選ぶときのポイントを絞るといいです。

ポイント1 どこの回線を使いたいのか

MVNOは大手キャリアの通信回線を使っています。例えば、BIC SIMのIIJmio、楽天モバイル、OCN モバイル ONEなどの提供回線はDocomoです。UQ MobileはAu。mineoはDocomoとAuのどちらからを選択可能です。

手持ちのスマホに合わせて回線を選ぶと端末購入する必要がありません。

ポイント2 オプションで選ぶ

例えば、楽天モバイルでは、通話5分し放題と言うようなオプションプランが出ていたり、OCNモバイルONEでは、OCN光サービスとセット利用で通信料金が毎月200円割引になります。

また自分がよく使うポイントサービスとの連携も視野に入れると良いです。例えば、楽天でショッピングすることが多ければ、楽天モバイルの楽天ポイント、オンラインゲームや動画配信を楽しみたいならDMM mobileのDMMポイントなど。

ポイント3 シェア率で決める

結局どこも似たりよったりで分かりにくい!と言うときは、単純にシェア率で決めてしまってもいいと思います。現在のランキングは、以下の通りです。

1位 OCN モバイル ONE (国内MVNOシェア率22.6%)

2位 IIJ mio (国内MVNOシェア率16.4%)

3位 BIGLOBE (国内MVNOシェア率7.1%)

CMでマツコ・デラックスが言ってるように、老舗のOCNが圧倒的に強いですね。ビッグカメラのIIJmioも人気です。

③乗り換えの準備をしよう

さて、MVNOと料金プランも無事決まったと言うことで、いよいよ乗り換えの準備をします。現在契約しているキャリアでMNPの予約番号を発行してもらいましょう。現在使っている電話番号を引き継ぐためには予約番号が必要で、解約前に申し込まないといけません。予約番号は電話やウェブで即日発行することができます。予約番号を使わない場合は自然に15日で失効します。

格安SIMへ乗り換える際の手数料は、キャリアに支払う2000円、MVNOに支払う3000円、合計5000円。また端末代の分割が残っていたり、違約金が発生する場合は、最後の引き落とし時に一括で徴収されます。場合によっては4~5万円になる可能性もあるので注意が必要です。

④格安スマホを購入しよう

格安SIMがそのまま使える端末は、SIMフリーのスマホとキャリア(ドコモまたはau)のスマホです。auのスマホが使える格安SIMは、UQ mobileとmineoのauプラン。ドコモのスマホが使える格安SIMはUQ mobileとmineo(auプラン)以外です。スマホを持っていない場合は、MVNOでセット申し込みするか、Amazonなどでも購入することができます。

≫≫ AmazonでSimフリースマホを探す

5 格安SIMを購入しよう

格安SIMを購入する際に決めることは、①SIMの種類(通話SIMかデータSIM)、②データ量、③SIMのサイズ(標準SIM・マイクロSIM・nanoSIM)の3つです。

契約に必要なものは、本人確認書とクレジットカード。本人確認書類は、運転免許証、健康保険、パスポート等をスマホで写真を撮ってアップロードし、オンライン上で完結できます。

格安SIMの申し込みには本人名義のクレジットカードが必要です。クレジットカードがない場合は、銀行振替やデビッドカードを受け付けているMVNOもありますが選択肢は限られます。

格安SIMは申し込みをしてから、3日~1週間程度で届きます。新規契約の場合は問題ありませんが、MNPの場合は注意が必要です。格安スマホにMNPする場合、SIMカードの発行と同時に回線も切り替えられてしまいます。回線が切り替わると、元のSIMカードは使えなくなります。転入したMVNOのSIMカードが届くまでの間は、電話を掛けたり受けたりすることができません。Wi-Fiがあれば、インターネットやラインなどの通信は可能です。

楽天モバイルでは、ローソンおよびナチュラルローソンの一部店舗(東京都渋谷区および世田谷区内の18店舗)で受け取ることができる「楽天モバイル コンビニ受け取り」サービスを開始しています。申し込み手続完了後最短3時間での商品の受け取ることができます。

またMineoでは、SIMが届いてから、自分でMNP切替することができわずか1時間程度で利用できます。

⑥スマホに格安SIMの利用設定をしよう

格安SIMが届いたら、格安スマホにSIMカードを挿入して、手順に従って設定すれば完了です。格安スマホと格安SIMをセットで購入した場合は、設定されていることが多いので、そのままSIMを差し込むだけです。格安SIMと一緒に届いた用紙に従って設定してあげれば、スマホが使えるようになります。

格安SIMと格安スマホをセットに申し込んだ場合は、格安SIMと格安スマホが一緒に届きます。すでに設定されている場合がほとんどなので、格安SIMカードを格安スマホに挿入するだけで使えるようになりますが、MNPの場合は、回線切り替えの手続きが必要な場合もあります。

格安スマホ・格安SIMで節約につながる人

かなり意気込んで調べた格安スマホ&格安SIM。今回リサーチをしてみて、以下のような人は格安SIMを利用することで大幅な節約が期待できます。

  • ほとんど通話をしない
  • 格安SIMが使えるスマホを持っている
  • 端末にこだわりがない
  • 家族割を利用していない
  • ドコモ光・au光・ソフトバンク光などのネット割引を利用していない
  • 毎月8000円以上スマホ代金を支払っている

このような条件に当てはまる人は、格安SIMの検討をしてみると良いでしょう。

通信費の見直しは結構労力がいるもの。大手キャリアだけでもややこしかったのに、格安スマホまで考えると、頭の中が本当にゴチャゴチャになりますよね。私もまさしくその状態でした。

ただ、通信費など毎月支払う固定費は一度見直せば、節約効果が持続します。年間にすると数万単位での節約が見込めます。家族でディズニー旅行ができるくらいの差額が出ることだってあり得ます。だから、重い腰を上げて頑張ってみましょう!

主婦におススメな格安SIM

最後に、これまで調べたことを踏まえて、節約主婦目線でオススメな格安SIMを3つご紹介します。

楽天モバイル


楽天モバイルは、「楽天市場」でおなじみの楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズの格安SIMです。通話SIM・データSIMの両方があり、4種類のプランから選ぶことができます。また月額850円で楽天でんわ5分かけ放題オプションもあるのも魅力の一つ。

そして楽天ユーザーには嬉しい「楽天スーパーポイント」がザクザク貯まる仕組みも!端末の申込み、端末の売却、楽天でんわの利用など、ポイントを大量にゲットするチャンスがたくさん。契約期間中は楽天市場でのポイントが2倍に!さらに、格安スマホがキャンペーン中半額になったり、大幅値引きになったりと、格安スマホとSIMのセット申し込みは他社に比べてお得感満載です。

公式サイト ≫≫ 【楽天モバイル】

OCN モバイル ONE


OCN モバイル ONEは、MVNO業界でトップシェアを誇るのがNTTコミュニケーションズが提供する格安SIMです。料金プランが5種類と比較的多め。光サービスの「OCN 光」やIP電話の「050 plus」との組み合わせることもできます。

またOCN モバイル ONEユーザーを対象とした無料のWi-FiスポットもTULLY’SやLAWSONなど有名チェーンの導入も進んでいます。

NTTグループだけあってサービスや品質は安心。ネット上の評判も良く、初めて持つにはオススメの格安SIMです。

公式サイト ≫≫ OCN モバイル ONE

TONE

TONE(トーンモバイル)は、レンタルDVDのTSUTAYAが展開する格安スマホです。

TONEの魅力は何といっても月々1,000円で通信料・基本通話料込みという安さです。LINEやFACEBOOKなどのアプリ、インターネットやメールなどの通信も追加料金なしで使うことができます。また、格安スマホとは思えないほど無料のアフターサポートが充実。店頭でのサポート、電話サポート、遠隔サポートなど、初心者でも安心の充実したアフターサービスを行っています。

子供に持たせるならTONE!と言っても過言でないほど安心のスマホです。子供が安全にスマホを使えるように、親がインストールするアプリを決めたり、使う時間を制限することができます。さらに、現在地情報も分かるので、子供の位置の確認にも便利です。

公式サイト ≫≫ 月額1000円で使えるTSUTAYAのスマホ 【TONE】

 

格安スマホや格安SIMの知識がほとんどないMVNO初心者の主婦でしたが、一通り調べてかなり詳しくなりました。まとめてみて、少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

かなりの長文になってしまいましたが、最後までお付き合いありがとうございました!ちなみに、子供が寝静まって、夜な夜なこの記事書くのに3日かかりました(笑)

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