
「パソロブレスでおすすめの観光は?」
「ワイナリー巡りはできるの?」
カリフォルニアワインと言えば、ナパやソノマを思い浮かべる方が多いですが、パソロブレスも優秀なワインの産地です。
ナパやソノマ同様、数々のワイナリーが点在し、ワインテイスティングを楽しむことができます。
さらに、パソロブレスには、クラフトビールで有名なFirestone Walker Brewing Company(ファイヤーストーンブリューイングカンパニー)というビール醸造所もあります。
まさに、お酒好きにはたまらない素敵な街。
今回のブログ記事では、パソロブレス観光で「ワイナリー&ブリュワリー巡り」をしてきたときの様子をご紹介します。
先に言っておくと、ワインは好きですが、ワイン通ではありません。
トレジョの10ドルくらいのワインでも十分美味しくいただけるタイプ。

かなり庶民派視点のレビューになります!
パソロブレスでワイナリー巡り

温暖な気候と豊かな土壌でワイン造りに適していいるパソロブレス。
何と、200以上のワイナリーがあると言われており、選ぶのがムチャクチャ大変です。
パソロブレスでは、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、ジンファンデル、ピノ・ノワール、シャルドネ、ヴィオニエ、ローズなど、多様な品種が栽培されています。
最近、私がハマっているのが「カベルネ・ソーヴィニヨン」という少し渋みの強い品種。
アメリカではCab(キャブ)と略します。(←テメキュラで覚えたばかり。)
ということで、今回の旅ではキャブが美味しいと言われるワイナリーを中心に探しました。
DAOU

まずは、超有名どころのDAOU。トレジョをはじめ、ローカルスーパーで目にする銘柄。
DAOUは、カベルネやシラーなどの赤ワインがメイン商品。
かなり人気のため、予約必須です。私はここで失敗。
ワインテイスティングが一人50ドルくらいかかり、ちょっと躊躇。
その結果、満席…。
仕方がないので、当日ウォークインでチャレンジしてみましたが、やはりダメ。

とりあえず、敷地内だけ見学させてもらいました。
この絶景ロケーションでテイスティングなら50ドルでも納得。

残念すぎたので、旅行から戻ったあとコストコで買いました。
お値段ボトルで約20ドル。やっぱり美味しかった。
Riboli Family

DAOUに行けず、少し時間が空いてしまったため、ウォークインですぐに入れるところを急きょ探しました。
たまたま見つけたのが、Riboli Family。
Riboli Familyも名の知れたワイナリー。
どこのスーパーでも置いてあるリーズナブルなワイン「Stella Rosa」を作っています。
アメリカカリフォルニア州に拠点を置いており、パソロブレスの他、ロサンゼルスやオンタリオにもテイスティングルームがあります。

ワインフライトは、4種類で22ドル~。赤ワイン、白ワイン、ミックス、スイートセレクトなど、バリエーション豊富。

外のテラスでゆったりと飲むことができます。シェアするためのワイングラスも別でもらえました。

幹線道路沿いでアクセスもしやすく、カジュアルにワインテイスティングを楽しみたい方にオススメの場所です。
Eberle Winery

Eberle Wineryは、上2つほど有名ではありませんが、個人的にとても気に入ったワイナリー。
ワイン専門誌Wine Enthusiast Magazineが主催する「WINE STAR AWARD」で受賞もしています。

Eberleワイナリーでは、地下にワイン保管用の洞窟があり、ワインテイスティング+洞窟ツアー(90分)が開催されています。
こちらを事前に予約しておきました。ピナクルズ国立公園に引き続き洞窟尽くしの旅。
私たちが行ったときは、嬉しいことにこのツアーは、Complimentary!つまり無料サービスでした。

ツアーはかなり興味深く、ワイン樽が並ぶ洞窟は圧巻。

ワインもすごく美味しい。カベルネ・ソーヴィニヨンやシラー、ジンファンデルなどの赤ワインが人気。
有料のテイスティングほど量は多くないけど、十分でした。外のテラス席が用意されています。

と言うことで、母のお土産用にテイスティングした「CÔTES-DU-RÔBLES ROUGE」をお買い上げ。
バランスが取れたブレンドワインで、値段は40ドル弱。
無料サービスは心苦しかったので、ツアーをしてくれた方にはチップで10ドルだけお渡ししました。
【その他】パソロブレス定番のワイナリー
その他、パソロブレスにワイナリーがある有名どころのワインブランド。
- JUSTIN … DAOUと並ぶ人気のワイナリー。レストランや宿泊施設を併設しています。
- J.LOHR … パソロブレス・モントレーにあるワイナリー。スーパーでよく見かける定番ワイン。
パソロブレスで大人気のブリュワリー
今回のワイナリー巡りでは夫がハンドルキーパー。
アメリカでも飲酒運転の取り締まりが厳しくなってきて、飲酒運転でつかまりビザ停止になった話さえ聞きます。
(海外赴任中にビザ停止になったら、会社に大打撃。本当に洒落にならない。)
日本のように1滴もダメという訳ではないので、味見程度はできますが、それでは可哀想…。
ということで、夫が心置きなく飲めるように、ブリュワリーも行くことに。
ホテルから徒歩圏内にあるFirestone Walker Brewing(ファイヤーストーンウォーカーブリューイング)に行きました。
Firestone Walker Brewingとは

ファイヤーストーンウォーカーブリューイングは、私たち夫婦が愛してやまないクラフトビール「805」を製造しているブリュワリー。
1996年にアダム・ファイアストンとデヴィッド・ウォーカーによって創設され、人気のIPAをはじめ、数多くのビール賞を受賞している醸造所です。
パソロブレスに本社があると分かり、旅の計画に入れ込みました。
夫はワイナリーよりも、こちらの方が楽しみだったみたい。

広い敷地内には、オフィスや醸造所だけでなく、ビジターセンター、お土産ショップ、レストランがあります。
工場見学ができるビジターセンター

ファイヤーストーンウォーカーでは、ビール醸造の工場見学ができます。
ガラス越しにビールの瓶詰作業が見られます。
ビール試飲付きの有料ツアーもあります。(子連れで行くことができませんでしたが、大人だけだったら絶対に参加していた。)
センス良いお土産が買えるショップ

Brewery Emporiumでは、センスの良いお土産を購入することができます。
夫は805 Loverなので、Tシャツを2枚買っていました。

恐らく広告費も兼ねているので、値段もそんなに高くないです。
クラフトビールの飲み比べができるレストラン

Firestone Walker Taproomは、クラフトビールの飲み比べができるレストラン。
Firestone Walker Classics(定番5杯のセット)だけでなく、好きな銘柄を組み合せてオリジナルのフライトセットを作ることができます。(3ozグラス:2~4.5ドル)

小さいグラスですが、全部で15杯飲みました。←え?飲みすぎ?
色々な銘柄を飲んで分かったことは、結局805が一番美味しい(笑)
食事は、ピザやバッファローウイングなどのアメリカンなメニューがメインです。
クラフトビール飲み比べ、本当に楽しかった。
ホテルまで徒歩15分ほど。酔い覚ましのお散歩に丁度良い距離でした。
パソロブレスおすすめホテル

パソロブレスでは、ブリュワリーありきでホテルを予約。
ヒルトン系列のHampton Inn & Suites Paso Roblesにしました。
スイートタイプの部屋にしたら、とても広かった。ミニキッチン付。

施設自体は新しくはないですが、清潔でゆったりと過ごすことができました。
朝食も美味しい。ワッフルマシーン発見。

一昔前までは、アメリカのコンチネンタルブレックファストと言えば、ドーナツやデニッシュ、シリアルなど冷めたものばかり。
最近はかなり進化している気がします。
チェーン店系であれば、卵やベーコンなど暖かいおかずもあるし、わが家的には十分。
パソロブレス観光を楽しもう

ワイナリーといえば「ナパ」というイメージが強いですが、パソロブレスも負けていない。
高級ワインテイスティングのDAOUから、無料で試飲できるEberle Wineryまで本当にバリエーション豊か。
ファイヤーストーンウォーカーブリュワリーもあり、ワインだけでなくビール好きにもオススメの観光地。
私の中では、ベストオブワイナリー巡りでした。また行きたい。DAOUも行きたい。
あなたもぜひ、パソロブレスで美味しいワインとビールを嗜んでみてはいかがでしょうか。
▼ この記事で紹介した場所 ▼
▼ 旅行記まとめ ▼

※ この記事は2023年4月の情報を元に作成しています。随時更新を心がけていますが、最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。