
「ホースシューベンドで転落死があったと聞いて心配!」
「子連れで行っても大丈夫かな?」
グランドサークルの見どころの一つでもあるホースシューベンド。
馬のひづめのような蛇行した形が名前の由来で、私のバイブル、地球の歩き方「アメリカ国立公園」の表紙にもなっています。
ただ、高さ300メートルもあり、転落死も度々起きていた場所です。
そんなホースシューベンドに子連れでいくときのポイントをまとめました。
子連れホースシューベンド観光で注意すること

まず、安心してください。
ホーシューベンドでは、2018年に転落死が起きた場所に手すりが付きました。
展望デッキになっているので、よっぽど悪ふざけをしない限り、転落することはなさそうです。ただし、注意すべき点はいくつかあります。
子供から目を離さない
柵が付いたのは、転落死が多発した区間のみ。断崖すべてが囲まれている訳ではありません。
何でも自己責任のアメリカ。
小さい子どもと訪れる場合は、必ず手をつないで、崖に近づかないようにしてくださいね。
暑さ・紫外線対策は万全に
転落死以上に怖いのが、熱中症です。
自己責任のアメリカにも関わらず、暑さに関しての警告文をかなり目にしました。
駐車場ゲートでも係員に、必ず水を持参するように言われました。
わが家が訪れたのは、9月の終わりころ。朝10時くらいでも、太陽の日差しは強かったです。
駐車場からの道のりは、ほぼ影がないため、真夏のシーズンだったら、かなりキツかったと思います。
動きやすい恰好で
駐車場からホースシューベンドの展望スポットまでトレイルは、ゆっくり歩いて15分ほど。
ほぼ平坦な道ですが、滑りやすい岩もあるため、ほぼ平坦な道ですが、滑りやすい岩もあるため、サンダルやヒールは避け、最低限スニーカーは履いていった方が良いでしょう。
時間帯も考慮する
ホースシューベンドは年中無休。日の出から日没までです。
影がかからず、ホースシューベンドがキレイに見えるのは、太陽が高い位置にある時間帯です。
夏の正午付近がベストという口コミを見ましたが、とても暑いので、しっかりと対策を取って行ってくださいね。
トイレは簡易トイレのみ
ホースシューベンドのトイレは駐車場後方にある簡易トイレのみ。
土地柄、水洗トイレを作るのは難しそうです。水洗のトイレが良い場合は、近くにウォルマートがあります。
ホースシューベンドの基本情報

主要観光地からホースシューベンドへのアクセスは以下の通りです。
- アリゾナ州ペイジ: 車で約10分
- アリゾナ州アンテロープキャニオン: 車で約10分
- アリゾナ州グランドキャニオン: 車で約2時間
- ネバダ州ラスベガス: 車で約4時間半
わが家は、グランドキャニオンで2泊した後、ホースシューベンドに向かいました。
ホースシューベンドの料金は?
ホースシューベンドは、以下の駐車場代がかかります。
- 車:$10/台
- バイク:$5/台
国立公園ではないため、国立公園の年間パスは使えません。
ホースシューベンドの所要時間は?
ホースシューベンド観光の所要時間は、1時間程度。
ホースシューベンドの展望スポットまでのトレイルは片道15分程度。暑さの兼ね合いもあり、現地に30分もいれば十分だと思います。
ホースシューベンドを子連れで楽しもう

ダイナミックな風景を間近で味わえるホースシューベンド。
トレイル自体は、緩やかで歩きやすいので、暑さ・紫外線対策さえ行なえば、子供でも楽しく観光できる場所です。
高いところが得意でない方も、柵が付いたおかげで、比較的安心して過ごせるようになり、ますます賑わいそう。
ぜひ、グランドキャニオンやアンテロープキャニオンの併せて訪れてみてくださいね。
※このブログ記事は、2021年9月の旅行記です。最新情報については、必ず公式ホームページにてご確認ください。